香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ターミナル起終点駅

2015-03-27 22:53:56 | 本のこと
桜木紫乃さんの
ターミナル起終点駅』



 鷲田完治が道東の釧路で法律事務所を開いてから
30年が経った。国選の弁護だけを引き受ける鷲田
にとって、釧路地方裁判所刑事法廷、椎名敦子30歳の
覚せい剤使用事件は、9月に入って最初の仕事だった
(表題作「起終点駅」)。
 久保田千鶴子は札幌駅からバスで5時間揺られ、
故郷の手塩に辿り着いた。弟の正次はかつてこの町で
強盗殺人を犯し、交流二日目に自殺した。正次の死後、
町を出ていくよう千鶴子を説得したのは、母の友人である
星野たみ子だった(「潮風の家」)。
 北海道各地を舞台に、現代人の孤独とその先にある光を
書いた短編集を、映画かと同時に文庫化!


桜木さんの小説を読むたびに
貧しさとかやるせなさを感じて、
暗い気持ちになってしまうこともあるんだけど
それでも、引き込まれる文章は力強くて
最後まで読むと、希望ややさしさを感じる
音楽だと、なんとなくブルースを聞いている感じ
北海道が舞台というのもあり、
親しみやすく、読みやすいというのもあり
桜木さんの小説は、わたしにとってハズレなし

この本も、ちょっと前に読み終わっていたのだけど
なんだか、バタバタとした毎日で
週末を控えてやっとアップする気持ちになれた感じ
昨日は、もうヘトヘトで家に帰ってきて
なんと、10時に寝てしまった
ぐっすりと寝たので、今朝は早起きして朝ラン
もう、冬靴じゃないし、そんなに厚着じゃないので
わたしなりのインターバル走8km
すごく気持ち良く走り終えたよ~
仕事では、珍しくDiskワークが少なくて
現場を歩き回ったり、役所へ行ったりで
今日の歩数計は29,000歩近くになっていました
今日もグッスリと眠れそう