久々にサティを聴く。
雑多な部屋に、「ジムノペディ」は少々不釣り合いかもしれない。
「ジムノペディ」はピアノ版と管弦楽版があるが、私は専らピアノ版が好きだ。
ピアノ版の方が、あの曲の神秘性が活かされてるから。
ジャスミンティーの湯気を浴びながら、気持ちを安らぎへと誘う。
優しい音楽とお茶は、殺伐とした日常を忘れさせてくれる。
サティの曲を集めたCD。
ある曲を聴き、題名を確かめずにはいられなかった。
その名も「お前が欲しい」。
聴きながら「これってバイナリィランドの曲じゃん」と思う。
バイナリィランドとは、ファミリーコンピューターのカセットだ。
一人のプレイヤーが迷路内にいる想思想相の二匹のペンギン(グリンとマロン)を操り、二匹を同時にゴールさせないとならないゲームだったと記憶している。
ソフトピンクのカセットの色あいといい、ゴールしたときにペンギンがキスをする可愛さといい、小学生の私は心を奪われたのだった。
左右対称の動きをするペンギンを操るのは難しく、カセットの見た目の可愛さや軽快な音楽に裏切られた私は、17面で挫折した。
三拍子の懐かしいワルツは、高尚で、かつ壮大さを秘めていて、小学生の自分を思い返せるぐらいの心の余裕を与えてくれた。
明日から三連休。
殺伐モードから解き放たれる準備、完了。
雑多な部屋に、「ジムノペディ」は少々不釣り合いかもしれない。
「ジムノペディ」はピアノ版と管弦楽版があるが、私は専らピアノ版が好きだ。
ピアノ版の方が、あの曲の神秘性が活かされてるから。
ジャスミンティーの湯気を浴びながら、気持ちを安らぎへと誘う。
優しい音楽とお茶は、殺伐とした日常を忘れさせてくれる。
サティの曲を集めたCD。
ある曲を聴き、題名を確かめずにはいられなかった。
その名も「お前が欲しい」。
聴きながら「これってバイナリィランドの曲じゃん」と思う。
バイナリィランドとは、ファミリーコンピューターのカセットだ。
一人のプレイヤーが迷路内にいる想思想相の二匹のペンギン(グリンとマロン)を操り、二匹を同時にゴールさせないとならないゲームだったと記憶している。
ソフトピンクのカセットの色あいといい、ゴールしたときにペンギンがキスをする可愛さといい、小学生の私は心を奪われたのだった。
左右対称の動きをするペンギンを操るのは難しく、カセットの見た目の可愛さや軽快な音楽に裏切られた私は、17面で挫折した。
三拍子の懐かしいワルツは、高尚で、かつ壮大さを秘めていて、小学生の自分を思い返せるぐらいの心の余裕を与えてくれた。
明日から三連休。
殺伐モードから解き放たれる準備、完了。