世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

7年間のプライド

2007年05月22日 23時30分23秒 | Weblog
帰り際、吉熊上司に今日一日の業務をホウレンソウをした。
一日中慌ただしい彼に話かけるタイミングが最近掴めない。
目の前に座っている彼にメールにてホウレンソウすることも度々ある。
「ではお先に失礼します」
と言おうとした瞬間、吉熊上司からちょっと待ったコールが…!

新たな仕事をよろしくね、ということらしい。
しかも、終りのない、今後ずっと永久的に続いていくような仕事…。その基礎作りもけっこう大変そうだ。

「仕事なんてお給料分やればいいんじゃん」とは、最近私が耳にした言葉だ。
それについて、私は否定も肯定もしない。人それぞれの価値観であるから。

今後、今抱えている仕事を続けつつ、新しい仕事をしたとて、私のお給料が急激に上昇するとは考えにくい。
しかし、せっかく私にその仕事をやらせようと言ってくれる人がいるならば、私はやる。
できるだけ期待に添いたいし、私に任せて良かったと言わせたい。
そのパワーは、どこから湧き出てくるのか?
私は考えた。

おそらくプライドだと思う。

この世に生まれて29年。
入社して7年。

小さい頃からいつも自信がなくて、入社してもオドオドしていてペコペコしていて、社長には「気の弱い子」と陰で囁かれている私に、そんな仰々しいものがあったとは自分でも驚きだ。
でも、今の私の原動力はこの7年という月日に支えられたプライドしかない。そう思うのだ。

そうは言っても…

できるかな。
不安だな。
こあいな。
勉強が足りないな。
他の業務がおろそかにはならないだろうか。
雑念入り混じる帰りの電車の中。

車窓に映る私の不安顔は、闇の向こうに広がるネオンと重なり、今にも消えそうだ。

でも、寸でのところで立ち踏ん張る!
そうやって今までやってきたじゃない。大丈夫。

最近めっきり放置されていたと思い込んでいたが、実はしっかり見ていてくれている吉熊上司のために、頑張ろう。
頼れる上司の頼れる存在になることぐらい、部下冥利に尽きることはない。
分からないことがあったら、忙しい彼の邪魔にならぬよう、工夫して質問しよう。

よし!
明日からもファイト一発だ~!


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