世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

8/10 5.町並み

2007年08月10日 | Weblog
河原町付近を散策。
よーじやで買い物をし、十三やで柘植櫛を見る。
風情ある町並みが素敵だった。
打水が涼しそう。

ホテルにチェックインし、ドラマ「はだしのゲン」を観た。
原作は小学5年生のときに読んだ。学級文庫にあったからだ。
被爆者の凄まじい描写は、「もし自分が被爆していたら」という想像を冷静にできなかったほどだった。

ゲンの父親役である中井貴一、…原作よりやや線が細かった気はするが、なかなか威厳があって良かった。

ふと、疑問がよぎった。
言論を抑制されたり、いつも空腹をせざるを得ない、あんな不自由な時代にうつ病患者はいなかったんだろうか?という疑問だ。
「あの当時は、あれが当たり前だった」と言われればそれまでだけど。

じゃあ「当たり前」ってなんだろう?

今、私の前にある「当たり前」は何なんだろうか…そんなことを考えながら、夜酒をした。

8/10 4.恋は遠い日の花火ではない

2007年08月10日 | Weblog
舞妓コスプレに興じた。

化粧と着付けを施され、いざ野外へ。
厚底みたいな下駄を履くのだが、慣れないので大層怖い…。


イケメン殿方カメラマンに導かれるがままポーズを決める。
この殿方カメラマン、私がよろけようものなら、すかさず手を差しのべてくれる、なかなかのジェントルマンだ。
殿方の手を触るという、なんとも今世紀最大級の素晴らしい体験に、私の心は高揚!
話をする内に、彼と私は同年齢ということが判明。
mixiや仕事の話になり、打ち解けた。
あの数十分、私は舞妓体験だけでなく、疑似恋愛体験をもしていた…たしかに。

彼は「次の仕事があるので」と言い残し、去っていった。
その眩しい笑顔は、旅の思い出になった。

さて、一人だ…。

ねねの道とか、一人で歩く。

外国人観光客や日本人観光客に珍しがられた。
写真に一緒に収まってくれ、という要望に応えて笑顔を振り撒く。
外国人観光客は、私が素人だということには気付いていないもよう。
騙してしまった…。

まぁいいか。

あの殿方カメラマンが私に思い出を与えたように、私も外国人観光客に夢を与えた…ということで。


8/10 3.三十三間堂

2007年08月10日 | Weblog
10時33分、京都着。
…暑い…。
ホームに着いて、すぐにそう感じた。
京都の夏は暑いとは聞いていたものの、予想を遥かに越えた暑さであった。

荷物をホテルに預け、三十三間堂へ。

京都の中で一番好きなお寺だ。
1001人の仏像さんたちの、念仏を唱える声が聞こえてきそう。

私は、この裏手にある長い回廊が特に好きだ。
仄かに漂うお香。
薄暗くて、歩く度にキシキシ音がする廊下。
窓から入る風。

中学3年の修学旅行で初めてここに来たとき、この雰囲気に圧倒された。

長い長い廊下を振返ると、
制服姿の私が見えたような気がした。

夏の日の、
遠い遠い記憶は、
霞んで、
そして消えていった。

8/10 2.駅弁

2007年08月10日 | Weblog
浜松駅を過ぎた辺りで、駅弁を食べ始める。
「21世紀 出陣弁当」
毎年、東京駅ではこれを選択する。
お弁当箱が竹の皮でできていて、食欲をそそるのである。
でも、中身はかなりシンプル。

美味しかった。

8/10 1.さぁ出発だ!

2007年08月10日 | Weblog
東京駅 8時。
快晴。

さぁ、出発だ!

新幹線に夢と希望を乗せて…!