12月19日は、他部署の先輩の誕生日である。42歳。私が本社に来たとき、彼女はまだ31歳だった。当時の彼女の年齢を私は越えてしまった。
本社に異動してきたばかりの私は裏・歓迎会の席で彼女に初めて遭遇した。アルコールを含んだ笑い声が溢れる居酒屋の隅の方で彼女は一人でタバコの煙を「ふぅ…」と吐き出していた。嗚呼、なんて色っぽい人なんかしら、…まだヒヨッコだった私は感動をしたもんだ。
あれから喧嘩もしたし、怒られたりもしたが、彼女は懲りずに私を可愛がってくれる。「亮子さんってば…」と笑いながら。
プレゼントは、悩んだ挙げ句、クマとシュタイフのチョコレートにした。彼女は最初猫好きだったのだが、いつの間にかクマ好きになっていた。てか、私が洗脳した。チョコレートは彼女の大好物。昨日のイベント会場で買った。千歳空港のシュタイフの限定商品である。
午後、仕事で書類を渡しに行くついでにプレゼントを贈呈した。
とろけるような笑顔で、彼女は
「ありがとう!」
と喜んでくれた。嬉しかった。
ちなみに贈呈したクマは昨日私が自分に買ったものとお揃いである。
これを期に、毎年私は忙しくなる。クリスマスカードを書いたり、年賀状のラストスパート、帰省時の土産購入など。
今日はクリスマスカードを書いた。

そう言えば、昼過ぎに金正日の死亡を知った。
早速、父にメールをしたためた。
そしたらすぐに返信があった。
吉熊上司や後輩女子Cちゃんにその旨を報告。
その迅速なやり取りから、
「君ん家は北朝鮮から亡命してきたのか?」
と吉熊上司。
「ええ。私は喜び組でした!」
と言うと、吉熊上司もCちゃんも爆笑。
今日も一日よく働いた。よく笑った。
「もうこんなに働かせやがって」
と日曜日までプンスカしていたが、昨日の瀬戸内寂聴先生の話で、一日穏やかに過ごせた。
明日も頑張ろう。

本社に異動してきたばかりの私は裏・歓迎会の席で彼女に初めて遭遇した。アルコールを含んだ笑い声が溢れる居酒屋の隅の方で彼女は一人でタバコの煙を「ふぅ…」と吐き出していた。嗚呼、なんて色っぽい人なんかしら、…まだヒヨッコだった私は感動をしたもんだ。
あれから喧嘩もしたし、怒られたりもしたが、彼女は懲りずに私を可愛がってくれる。「亮子さんってば…」と笑いながら。
プレゼントは、悩んだ挙げ句、クマとシュタイフのチョコレートにした。彼女は最初猫好きだったのだが、いつの間にかクマ好きになっていた。てか、私が洗脳した。チョコレートは彼女の大好物。昨日のイベント会場で買った。千歳空港のシュタイフの限定商品である。
午後、仕事で書類を渡しに行くついでにプレゼントを贈呈した。
とろけるような笑顔で、彼女は
「ありがとう!」
と喜んでくれた。嬉しかった。
ちなみに贈呈したクマは昨日私が自分に買ったものとお揃いである。
これを期に、毎年私は忙しくなる。クリスマスカードを書いたり、年賀状のラストスパート、帰省時の土産購入など。
今日はクリスマスカードを書いた。

そう言えば、昼過ぎに金正日の死亡を知った。
早速、父にメールをしたためた。
そしたらすぐに返信があった。
吉熊上司や後輩女子Cちゃんにその旨を報告。
その迅速なやり取りから、
「君ん家は北朝鮮から亡命してきたのか?」
と吉熊上司。
「ええ。私は喜び組でした!」
と言うと、吉熊上司もCちゃんも爆笑。
今日も一日よく働いた。よく笑った。
「もうこんなに働かせやがって」
と日曜日までプンスカしていたが、昨日の瀬戸内寂聴先生の話で、一日穏やかに過ごせた。
明日も頑張ろう。

