世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ビジネス文書検定を受けた理由について

2011年12月23日 | Weblog
0時、ビジネス文書検定の合格発表がネットにてあった。
受験票片手にドキドキしながら合否確認。
結果、先の日記に記したように合格していた。


この検定を受けようと思ったのはずっと前。
数字関係は苦手。
それならば文章の検定ってないのかな?と見つけたのがビジネス文書検定だった。

社長交代で、当社は今、大きく変わろうとしている。
自分にスキルを着けなければいずれリストラされるんじゃ…という危惧がいつしか自分の中に芽生えていた。


あと、私は、前の前の部長に駄目だしをされていて、ずっと耐えてきた。
人情があって悪い人ではなかったのだが、「私」という人間に烙印を押し続けていた。
別に生意気なことをした覚えもない。
愚鈍な私を彼は明らかにバカにしていた。
「お前なんかなにもできないくせに」
と、6年前、書類を投げつけられたことは一生忘れない。一生許せない。一生…。

毎年、今でもしれっと年賀状を送付してくる彼だが、彼の年賀状を見る度に吐き気がする。
「今年こそ、良い報告を待っています」
という失礼極まりない文字を見ると、年始から怒りで震える。もう寄越さないでほしい。忘れたい。


パワハラまがいの彼に耐えて耐えて、変に爆発して。
外出する前、ドアの施錠やコンセントの抜き忘れ、煙草の火の始末が気になって物事が手に付かなくなった。
あとから、強迫性障害だと診断された。
気付いたら、精神科通院歴6年。
パキシル服用歴5年。
夜が怖くてマイスリーなしでは眠れない、そんな自分になっていた。

周囲の環境が少しずつ変っていった。
同時に、
自分、それでいいんか?
という感情も芽生えてきた。
そして社長交代。
変らなければ、と思い始めた。

勉強を始めたのは昨年の10月だ。
まずは3級から。
けっこう簡単だった。
さすが合格率80%。

今年の夏、2級を受けた。
3月に東日本大震災があり、図書館で勉強しているとたまに携帯の緊急地震速報がプルップルップルッ…と鳴る中での勉強だった。

そして12月。1級受験。
合格率は2級よりグッと下がって28%ぐらい。
漢字や言い回しも知らないものが多く、苦戦。

図書館へは毎日通った。
19時から21時まで。
それから喫茶店で夕飯を食べ、ブログを書いて、寝る生活を送っていた。
勉強を始める前、自分に課したことがある。
「睡眠時間を削らないこと」
寝不足で仕事に影響を及ぼしたらもともこうもない。
仕事あっての自分の生活だから。

通勤時間、昼休みの喫煙タイムは常にクマの単語帳と過ごした。
あいさつ文(「略儀ながら書面にてお祝い申し上げます」など)や時候の挨拶(陽春の候など)、漢字、を繰り返し覚えた。
何度やっても覚えられない文言は半泣きになりながら覚えた。

試験問題は1問目から分からなかった。
出鼻をくじかれた!!

Ⅰ表記技能
1.次の漢字を常用漢字で書きなさい。
(1)「尖」鋭的な考え

…。
思考停止。

これって「尖閣諸島」の「尖」だよね?
読めるよ。でも「尖」の常用漢字って何だべ?
出だしからフリーズ。

答えは「先」らしい。知らなかった。

あとは、Ⅲ 実務技能で、株主総会の決議通知を書かせる問題が出た。
「第3号議案 監査役2名選任の件」とか。
一応、昔、決議通知や招集通知のチェックをしていたので、なんとなくできた。ラッキー。

そんなこんなで合格発表まではけっこう気がかりだった。
なので、昨日の合格発表はけっこう嬉しかった。

これを機に、私は変れたのだろうか?
分からない。
でもちょっと自信が付いて、「やればできるんだ」と思えるようになったのは確かだ。
今は少しだらっとしている。
今秋のエキセントリックな退社後の図書館タイムが懐かしい。
来年もまた何か勉強をしたい。
そして更なる自信を付けたいと思う。





藤井隆_ナンダカンダ


勉強中、この歌に励まされた。
しかも泣きながら聴いていた。

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ビジネス文書検定1級 合格発表

2011年12月23日 | Weblog
ビジネス文書検定1級の結果が、先程、ネットで発表になった。
ドキドキしながら、受験番号などを入力。

結果は…


合格しました!!




応援してくださった皆様、本当にありがとうございます!!!!!!!





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