世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

聖母たちのララバイ状態

2013年09月05日 21時59分11秒 | Weblog
会議前15分に、会長の携帯電話に電話をする。
「経営管理室の○○(私)でございます。お疲れ様でございます。会長、○○会議のお時間15分前でございます。よろしくお願い致します」って。

先日の会議。
会長の電話に何度も電話をしたのだが出ない。
昔、「リダイヤルの今井さん」っていたが、あのようにリダイヤルをした。
会議開始5分前、やっと通じて上記のように連絡をした。

そのことを根に持っていたのだろうか。
今日は自ら会議20分前に会議室に鎮座をしていたそうだ。
その場に吉熊上司もいた。

そんなことをつゆ知らず、15分前、私は今日も会長に電話をした。


会長「あ~、今、神奈川県に居るんです~。うぐぐ」
私 「え?」
会長「嘘です。うぐぐ。今日はね、もうね、会議室にいます。大丈夫です。うぐ」
私 「そうでしたか。驚いてしまいました」
会長「電話、ありがとう」
私 「いいえ」
という会話を展開。


実は、その数分前、会長は吉熊上司に
「○○さん(私)はちゃんと15分前に電話をしてくるだろうか」
と話していたらしい。
先日の会議の際、遅れていったことが余程恥ずかしかったらしい。

会長は先日の会議の前、仕入れ中で、ちょうど値引き交渉で白熱していたらしい。
で、私の着信に気付かなかったそうだ。
「でもそういうときは、私のことを探して、仕入れ室の固定電話に電話をしてきてほしい。仕事なのだから」
と吉熊上司に言ったとのこと。

吉熊上司は
「○○さん(私)はちゃんと会長を探して会長のご自宅まで電話をしていますよ」
とフォローをしてくれたそうだが、会長はまだ根に持っているらしい。

「仕入れ中も、何度でも会長に電話をしていいのですね」
と吉熊上司は会長に確認したら
「何度でも電話してください」
と…。


なんだか悔しい。
私は会長への電話を忘れないように朝のうちからタイマーを設定している(設定時に大きな音が鳴るのでトイレで行っている)。
何度も何度も携帯電話に連絡を入れているのに、なんだか仕事をしていないと思われているようで悔しい。

必死にフォローしてくださった吉熊上司にも申し訳なくて泣けてくる。


じゃあ分かったよ。
もっとストーカーになるさ!!喧嘩上等(!?)。
何が何でも会議15分前にあなたを見つけ出しますよ。
社内隠れんぼ大会になるが覚悟は良いかい?
てか会議の時間ぐらい自分で管理してくれよ。

と、ご立腹の半面、少し嬉しかった。

嗚呼、会長は私に期待してくれているのだなって。
前、「頼れるのは○○部長(以前いた女性のおばちゃん秘書)と○○さん(私)しかいません」と仰ってくれていたことを思い出した。

会社を一代で大きくした会長。
奉公に出され、職人肌で物作りしかできない不器用な人。
大きく変化する社内外。…彼はきっと何かに甘えたいのだろう。

そう思うことにした。

先日合格した秘書検定1級のテキストや問題に出てくる秘書A子だって色々耐えているではないか。

聖母たちのララバイ状態を極めるぞ。


そんなことを考えていたら急に歌いたくなった。
一人カラオケ決行。

通されたのはパーティルーム。落ち着かない…。


2時間飲んで歌いまくった。

すっきり。

明日は成人病検診で有給を取った。
早く寝よう。