世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ワンちゃん

2013年09月29日 23時38分42秒 | Weblog
母ヨーコたんがスーパーで目撃したワンちゃん。

飼い主の帰りを自転車の籠の中で、ひたすら待っていたらしい。
視線は常にドア。

「まだかな~」





その表情が何とも言えない。

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芸術の秋を堪能

2013年09月29日 22時15分38秒 | Weblog
東京国立博物館へ。
平成25年度 秋の特別公開を見てきた。
東京国立博物館は先日読んだ「症例A」に出てきた博物館「首都国立博物館」のモデルは恐らくここだ。


今日は秋晴れだったので人もたくさん。
秋の公園は気持ちが良い。

門をくぐり、入場。
ずっしりとした建物だ。作中でも描かれていたが、やはりお城っぽい。





中に入り、ロビーから階段を見上げる。
重厚な石造りの空間が広がる。

石でできた手すりがひんやりとしていて気持ちが良い。


室内は基本的に撮影可能。但しできないものもある。
吉熊と仏像の2ショット。


今日のお目当て。
重要文化財 夏秋草図屏風
酒井抱一筆 江戸時代・19世紀


驟雨に見舞われた夏草と、強風に靡く秋草を描いた抱一の最高傑作。
夏草図には急な雨による水の流れを、秋草図には宙に舞う蔦の紅葉を描き添える。
俵屋宗達の風神雷神図を模写した光琳の屏風の裏面に描いたもの。
雷神の裏は、夏草の図。
風神の裏は、風になびく秋草の図。
見事に呼応した表裏。
「美の巨人たち」でも取り上げられた。

隣の展示では60枚の扇が一枚の絵に収まった屏風があった。
その扇の一つに猿が描かれていたのだが、これが超可愛いかった!!モンキー。





そして本日の目玉2。
酒井抱一の四季花鳥図巻である。
季節感にあふれた図巻。




じっくり見入る。








このカマキリなんて生きているみたいだった。


でも朝顔は省略しすぎじゃね?



酒井抱一、最高!!!!!!



江戸時代の漆器。
鮮烈な赤がジャパニーズビューティーっぽい。
描かれている花々も可憐。


江戸時代の陶器。
斬新なデザイン。



江戸時代の櫛。
どんな女性が使用していたんだろう。想像してしまう。お洒落な人だったんだろうなあ。



仏像のコーナーへ。


よく見るとファンキーである。イェイ。


千手観音の手がリアルな件。



蒔絵、好き。



蟹琴蒔絵硯箱
これも斬新なデザイン。


牛の香炉。
キュっと結んだ口元、萌え。
視線とか可愛い。



ゾウの香炉はブサ可愛い…!憎めない。




薩摩の文房具。
何に使ったのかはよく分からないのだが、色合いが素敵。


通路兼休憩所。
設置されている黒電話が馴染んでいる。



江戸時代に書かれたカッパの絵。
これ…超笑ってしまった。シュールすぎ。


江戸時代のボダニカルアート。
精緻な筆遣いに見入ってしまった。




明治10年の上野動物園。




今日は空いていた。
国立博物館の本館のこのレトロな雰囲気、好き。






どの作品も趣深く、3時間ほど滞在。
600円の入場料以上に満足。
吉熊も楽しめたようだ。






隣の慶明館へ。ここも「症例A」に出ていた。
淡いグリーンのドームが素敵な建物。


中に入り、天井を仰ぎ見る。
ドームの部分。


ドームの中心で吉熊が叫ぶ。


外に出ると、既に秋の夕暮れ。


そのままアメ横へ。
果物店の切り売りされていたメロンが大変瑞々しくて美味しそうだったので、買ってその場で食べた。
メロン大好き。



あまちゃん「アメ横女学園」で一服。



あまちゃんならぬ、くまちゃん。

じぇじぇじぇ('jjj')


秋晴れの休日。
良い散歩になった。
芸術の秋を堪能し、パワーチャージ。

毎週思うが、平日の二日間はあんなに長いのに、休日の二日間の時の流れは本当にあっという間だ。
明日から新しい一週間が始まる。
月末月初の業務、歯医者と心療内科デーなどあって超多忙になる予感。
頑張ろう。

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