世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

お留守番

2011年12月22日 | Weblog
「で、明日から君は何すんの?」
と言われた。
吉熊上司に。

明日から私以外の同僚たちは歳末商戦の販売応援に行く。
この時期は、当社というか、この業界で一番のかき入れ時だ。
今年はみんな泊まりがけの遠隔地へ行く。奈良、大阪、静岡、福島、宮城…。

そんな中、私は本社に鎮座して、社長とお留守番。
販売は死ぬほど苦手なので非常に嬉しい。

で、上記のことを言われた。
「第三四半期決算短信の文言(定性的情報の部分)を考えたり、経費の締め業務をしたり、色々です…」
と返答。

ニヤニヤする吉熊上司。
きっと彼は明日からの出張が楽しみで仕方ないんである。
「あと、10分に一度、ロビーが閉まっているか確認に行けよな」
と笑いながら言った。
もー、何ですか?、その自宅警備な仕事は。


明日、明後日出勤すれば25日は休み。
もう少しだ、自分。頑張れ。

クリスマスイヴはクマたちとケーキ食べて、クマたちとクリスマスソングを熱唱する予定。
クマクマクリスマス。


帰りがけ、商店街で見かけた洋服店のディスプレイ。
クマさんが三人連なっている。可愛い!



人間は孤独だ。だから、だからこそ・・・

2011年12月21日 | Weblog
「今日、会社が終わった後、お時間ありますか?」
と、隣の席の後輩女子Cちゃんに言われた。
夕方。
稟議書の受付を終えた後に。
特に用事はないので
「ないよ。どうした?」
と言うと、
「つけ麺食べに行きませんか」
とのお誘いだった。

私たちの利用する駅は駅ナカが充実している。
お菓子屋さん、雑貨屋さん、カフェ、洋服屋さん…etc。
その中でいつも長蛇の列ができているつけ麺屋さんがあって、我々は気になっていたのである。

定時に会社を上がり、電車に乗ってそのつけ麺屋さんへ。
今日もやっぱり長蛇の列。
しかし、回転が早いので10分ぐらいで席に着くことができた。
カウンターの中の店員さんが吉熊上司に似ていて、二人でこっそり爆笑。
「明日、吉熊さんに報告しましょう。『昨日、つけ麺作ってませんでしたか?』って」
とCちゃん。
そうだね。
報告・連絡・相談は基本だものね。

ワクワク、ぐーぐー(腹の音)で待っている我々の前に出てきたのは、
「特製つけ麺」


こってりなのにあっさり。
なるほど。
これはくせになる味である。
魚っぽい味がした。
麺は、ツルっとした食感で若干柔らかめ。

「期待を裏切らなかったね~」
「行列ができるのも分かりますね」
と二人で幸せな気分のまま、駅ナカを散策。

輸入雑貨店で怪しい食品を見てはキャーキャー笑い、
フレグランス店で色々な香りを嗅いで、変な香りに「げー」と気持ち悪くなったり。
ちょっとした女子的時間を体感した。

続いて駅の改札を出て、喫茶店へ。
私の行き付けの店だ。
柱時計が優しく時を刻む、昭和のレトロ感を売りにしたこの喫茶店。
Cちゃんはその雰囲気に興奮。

Cちゃんはプリン。
私はコーヒーゼリー。



いつも会社で喋ってるのに、気付けば1時間半も喋っていた。
社内の噂話&妄想話で爆笑。

あと、最近読んでいる「孤独を生ききる」(瀬戸内寂聴)。
その中で
「本当の愛は無償。見返りを求めてはならない」
というくだりがある。
Cちゃんにそのことを言うと、
「え…求めちゃいますが?ん?駄目なんですか?」
と、しれっと返答。
やっぱそうだよね。
「我々はまだ若いんだ。だから(見返りを求めても)仕方がないんだ!!うん。きっとそうなのだ」
という結論に漂着。
でも私は知っている。
彼女が旦那さんから、すっげー愛されていることを。



秋葉原にある写真館で、アゲ嬢のコスプレができる店がある。
そのことを話したら
「一緒に行きましょう!」
と、ノリノリなCちゃん。
私は擦れているからいいが、Cちゃんは純真な子である。
大丈夫かな…。旦那さんに怒られないかな…。
「旦那さんは、だいじ?(栃木弁で大丈夫?)」
と言うと、
「全然だいじですよ!」
と。
アゲ嬢コスプレ…楽しみがまた一つ増えた。

アルコール抜きの忘年会みたいな女子会。
気軽に誘ってくれるCちゃんに感謝。

瀬戸内先生が仰るように、人間は孤独だ。
だけど、だからこそ、こういうひと時が華やかに幸せに感じられるのではないだろうか。
一つ一つの出来事に感謝していきたい。


我が家のイケメン三人組

2011年12月21日 | Weblog
我が家のイケメン三人組。
仲良し☆

一番右が、先日、銀座のテディベア展で購入したキャメルくん。
真ん中が、今年、母ヨーコたんがロンドンのウェストミンスター大寺院で購入してきてくれたウィリーくん。
一番左が、心療内科の受付にいるクマと同じクマ・クマ先生。


嗚呼、無情な無常

2011年12月20日 | Weblog
午前中は超マッハに時が流れた。
朝一番に吉熊上司から依頼があり、その対応を優先。
その後、自分の朝のルーチンおよび休んでいるパートさんの仕事をした。

同じ時間なのに、早く感じる時とそうでない時があるのはなぜだろう。
十余年の会社員生活を送る中で、いまだもってこの謎は解けないままだ。

瀬戸内寂聴先生の「孤独を生ききる」を読んでいる。
繰り返し、「無常」について書かれてある。
今のこの瞬間はすぐになくなる。
「常」というものは無いのだ、と。

その言葉を信じるならば、同じような毎日も二度と触れられないかけがえのないものなんだな、と気づかされる。

私の目尻はこの冬の乾燥で「無情」にもカサカサと粉が噴いている。
昨日、他部署の姐さんに泣きついたら、今日、CHANELのパック(エクストレム コレクシオン ファーミングアイ)の試供品をくださった。なんて良い人なんだべ。

これで肌における、無情な無常を阻止したい。



今週の会社の花はチューリップ。



春を夢見ているような優しい色合い。

嗚呼、今年、私を「チューリップみたいですね」とメールで寄越してきた殿方がいたっけな。
無情にもその後音沙汰がないけどな!

コメント (2)

師走ならぬ熊走

2011年12月19日 | Weblog
12月19日は、他部署の先輩の誕生日である。42歳。私が本社に来たとき、彼女はまだ31歳だった。当時の彼女の年齢を私は越えてしまった。
本社に異動してきたばかりの私は裏・歓迎会の席で彼女に初めて遭遇した。アルコールを含んだ笑い声が溢れる居酒屋の隅の方で彼女は一人でタバコの煙を「ふぅ…」と吐き出していた。嗚呼、なんて色っぽい人なんかしら、…まだヒヨッコだった私は感動をしたもんだ。
あれから喧嘩もしたし、怒られたりもしたが、彼女は懲りずに私を可愛がってくれる。「亮子さんってば…」と笑いながら。

プレゼントは、悩んだ挙げ句、クマとシュタイフのチョコレートにした。彼女は最初猫好きだったのだが、いつの間にかクマ好きになっていた。てか、私が洗脳した。チョコレートは彼女の大好物。昨日のイベント会場で買った。千歳空港のシュタイフの限定商品である。
午後、仕事で書類を渡しに行くついでにプレゼントを贈呈した。
とろけるような笑顔で、彼女は
「ありがとう!」
と喜んでくれた。嬉しかった。
ちなみに贈呈したクマは昨日私が自分に買ったものとお揃いである。

これを期に、毎年私は忙しくなる。クリスマスカードを書いたり、年賀状のラストスパート、帰省時の土産購入など。
今日はクリスマスカードを書いた。




そう言えば、昼過ぎに金正日の死亡を知った。
早速、父にメールをしたためた。
そしたらすぐに返信があった。
吉熊上司や後輩女子Cちゃんにその旨を報告。
その迅速なやり取りから、
「君ん家は北朝鮮から亡命してきたのか?」
と吉熊上司。
「ええ。私は喜び組でした!」
と言うと、吉熊上司もCちゃんも爆笑。

今日も一日よく働いた。よく笑った。

「もうこんなに働かせやがって」

と日曜日までプンスカしていたが、昨日の瀬戸内寂聴先生の話で、一日穏やかに過ごせた。

明日も頑張ろう。


髪マフラー

2011年12月19日 | Weblog
私の髪は多い。美容師さんが驚くぐらいに。
先日、縮毛矯正してからは、ダウンスタイルにしている。
多いので首回りが温かい。まるで毛皮の要領。
思わぬ産物である。
たまに寒さで指先が悴んだときは、頭に10本の指先を突っ込んで暖を取っているのは、ここだけの秘密。
周囲から見たら、「あの子、すげー絶望してる。頭抱えてるよ…」と勘違いされそうな雰囲気である。

今日会社の喫煙所で遭遇した殿方。
散髪したてで、後頭部が超短くなっていた。
「頭、寒くないのですか?」
と尋ねたら、
「寒いさ。君は温かそうだね」
と。

まあね。
天然の防寒具さ。


先日美容室で買ったハホニコの十六油のトリートメント、使用心地が良い。
艶が違う!




ちなみにシャンプーは「レヴール(モイスト&グロス)」というノンシリコンのものを使用。

こんなに手入れが必要な防寒具ってあるんかね。


和顔施

2011年12月18日 | Weblog
昼下がり、瀬戸内寂聴先生の青空説法をテレビで見た。
で、じわっときてしまった。

東北の被災地を巡り、説法をする瀬戸内先生。たしか、3月には寝たきりだった。
今ちょうど、「孤独を生ききる」という彼女の本を読んでいる。グッドタイミング。



「この世は無常なのよ」
彼女は、今のこの瞬間のこの状態は続かないという。
だからこそ、人生の「今この時」を大切に精いっぱい生きなければならないと言っていた。なるほど。


あと印象的だったのは、被災地でラジオ番組のボランティアをしている二人の女子高生に向けた瀬戸内先生の言葉。
「二人とも笑顔がかわいい」。
その後、「和顔施(わがんせ)」について話していた。
仏教では、人に笑顔を与えることを「和顔施」という。
なんか良い言葉だ、和顔施。ビヨンセみたいな響き。


「不幸は泣き顔が好き
 幸せは笑顔が好き
 苦しい時や辛い時、悲しい時にあえて
 無理してでも笑顔で笑って生活すると
 次第に乗り越え幸せがやってくる」

とのこと。

来年も笑顔いっぱいで過ごせますように。
人を笑顔にできますよに。

とりあえず、明日も仕事なわけだが、笑顔で頑張れますように。

テディと夢見るクリスマス The 110th Anniversary My friend Teddy bear展

2011年12月18日 | Weblog
銀座へ。
人がいっぱい。いよいよ歳末商戦って感じだ。



銀座松屋で開催されている「テディと夢見るクリスマス The 110th Anniversary My friend Teddy bear展」に行ってきた。


出入り口付近にいたクマたち。


シュタイフのクマのこの上品さが好き。


限定ベア「ゆき」



巨大ベア。


その指先にもクマ。


せっせと労働する小さなクマ。



足元にはサン・アロー社のクマ。



シュタイフのクマが主に飾られていた。どの子もかわいい。
那須のテディベアミュージアムにいたエディさんと久々に対面。


感動したのはテディガール。

以下、サン・アローのHPより

ボブ・ヘンダーソン大佐とテディガール
テディガールは生まれてからその多くの時間を、ボブ・ヘンダーソン英国陸軍大佐と過ごしてきました。 テディガールは元々はヘンダーソン大佐の兄に贈られたテディベアでしたが、ヘンダーソン大佐が非常に可愛がったので、直に彼のものとなりました。彼はどこに行くにもテディガールを連れていったということです。それは、彼が成長してからも変わらぬことで、陸軍に入隊し、第二次世界大戦におけるノルマンディ上陸作戦に参加した折にも、彼はテディガールを同行させました。ヘンダーソン大佐は、多くのテディベア・ファンと同じように、喜怒哀楽を共にする親友としてテディガールを大切にしたのでした。
その後、陸軍を退役した彼は、『こころの支えを必要としている人々にテディベアを贈る運動 =Good Bear of the World』に共鳴し、その英国支部を設立、 また「テディベアの日=グッドベア・デー」(10月27日)の制定を推進しました。そして、恵まれない人々にテディベアを贈る運動を実践し、多数の人々がテディベアのぬくもりによってこころを癒されたということです。
このような活動を続けるヘンダーソン大佐の傍らに、いつもテディガールがいたことは言うまでもありません。伊豆テディベア・ミュージアムでは開館にあたり、日本にあたたかいテディベア文化が芽吹き、育まれることを願い、テディガールをそのシンボルとして招いたのです。今では、ヘンダーソン大佐の意志を継いだ伊豆テディベア・ミュージアムのグッドベア活動に、彼女は欠かすことのできない存在となっています。

テディガールのその後


2000万円のテディベア


私もいつも吉熊と一緒。
ボブ・ヘンダーソン英国陸軍大佐にシンパシィを感じてしまう。


そういえば、イギリスのビジネスマンは出張時にもテディベアを同行させるという。
それだけイギリスという国はテディベアと密接なんである。


たくさんのクマたちをじっくり見て、超ご満悦。うはうは。
でも、うちの吉熊が一番可愛いと思ってしまう。親バカというか同居人バカというか…。


1階のスタージュエリーのクマツリー。むっは~。



買い物がてら、スゴい人混みの銀座を徘徊。




ミキモトへ。
クリスマスツリー前では人がごった返していた。


ツリーの根元にあしらわれた電飾が可愛かった。



ミキモトホールで開催されている「貴婦人を彩った扇の美展」。ロココ時代に愛用されていた扇を見ながら悦に浸る。象牙細工をあしらったものなど、贅を尽くしたものが多かった。扇に描かれている絵もロココ満載で素敵。







震災の日、私は銀座にいた。どこの店も臨時閉店してしまっていたが、幸い22:30まで開いていた喫茶店があった…その名は「ルノアール」。あの日以来、初めて行ってみた。ここで、駅前でもらった号外を読んだんだっけなあ。あれから9ヶ月。色々と考えてしまう。
東北復興メニュー・アップルパイを食す。



有楽町駅前もイルミネーションの光に包まれていた。


最後に念願だった有楽町ルミネを徘徊。
私の好みの洋服店はなかったが、雑貨店は面白かった。


我が家に新しいクマがやってきた。
正統派な佇まい。
名前は「キャメルちゃん」
よろしくね。



14時間睡眠の果てに

2011年12月18日 | Weblog
昨夜は帰宅後、セブンイレブンで買ったおでんを食べながら寝てしまった。
土曜出勤の疲れ+風邪薬の副作用で、昏々と寝続け、先程起きた。

風邪は、節電中のオフィス環境が原因だと思う。
私の背後にあるエアコンの吹き出し口からは、今年は冷風しか出てこない(設定温度が低いため)。
その風に当たっていたらゾクゾクきて、くしゃみの連続。
最悪。

6日連続出勤。
昔のサラリーマンは、これを普通にこなしていたんだもんなあ。
偉いなあ。


14時間寝て、すっきり。
さて、朝風呂浴びて、お出かけしましょ。

コメント (2)

平日デート

2011年12月16日 | Weblog
最近吉熊をかまってあげていない。そのうちグレて、暴走族「孤愚魔(こぐま)連合」なんぞに入会し、「おい、こら、金出せよ、クソババアぁ~」と私にせがむ子になったらどうしょう。
そんなの嫌だわ。

今日は平日だが、吉熊とデートをすることにした。
仕事中は勿論、私の鞄の中でお留守番。

昼休み、早めにご飯を済ませて会社隣の公園へ吉熊を連れていった。初冬の日差しの中、駆け回る吉熊とスーツ&ハイヒールの私。
ふと、非常階段から視線を感じる。喫煙中の他部署の先輩だった。彼女も公園にやってきて、私のデジカメに収まった。「無駄にアイドルショットを撮りましょう」というテーマで。

久々に太陽を浴びた吉熊は、本当に楽しそうだった。






ロビーにて。


「この子、誰?」
鏡に映ったあなただよ。



定時後、大宮の宇宙劇場へ。ここでは、毎月第3金曜日にレイトショーがある。19:30~の上映で、会社帰りの人でも間に合う。


展示物のクマ写真に驚く吉熊。
「こわいよー」



客は私を含めて8人。カップル2組、男性1人、女性3人。
ほぼ貸しきり状態。
ナレーションは今日は男性。耳触りの良い声だった。

今月はクリスマスがある月なので、星空解説もクリスマス仕様。ツリーの上で輝く星は「ベツレヘム」という。それはキリストの誕生したときにその上で輝いていた星で、キリスト生誕の絵画ではよくでてくるんだそうだ。





でもその星がなんなのかは色んな説があってまだよく分かっていない。

・超新星説
・彗星説
・金星説
・水星と土星の会合説

今日はプラネタリウムではあまり上映しない、2000年前の「水星と土星の会合」を1年に凝縮させた動きを見せていただいた。二つの惑星が不思議な軌跡を描きながら夜空をランデブー。見てると吸い込まれていく錯覚に陥った。


あと、オリオン座の隣にクリスマスツリー星団があることを今日知った。
そして、その近くにある馬頭星雲。馬頭星雲の黒い色は多量の塵を含んでいることによるらしい。ホント、馬の頭の形だ。


西の空には夏の星座がまだしぶとく残っているのが見える。白鳥座だ。その形から、南十字星に対抗して、北十字星と呼ばれているらしい。
そして最後、明け方近くに北に見える星座は、大熊座。クマー!クマクマー!静かに興奮する我々。

BGMはクリスマスにちなんだ曲。これ、カップルにはたまらない演出なんじゃないだろうか。まあ人生ソロ活動(過激派)Withクマの私にもたまらない演出なんだが。

夕御飯は、大宮に来たときには必ず寄るファーストキッチンで。ポテトが好きなんだが、21時近くに油っぽいものを食べる勇気はなく…サラダにした。



続いて、さいたま新都心へ。


駅前はイルミネーション真っ盛り!吉熊も私も思わず見とれてしまった。さっきプラネタリウムで見た星たちが、さいたま新都心駅前に集合したみたいな輝きっぷり。







うっとり。


ひたすら、うっとり。



吉熊には、いつもお世話になっている。辛いとき、悔しいとき、いつも私の言葉を黙って聞いてくれる。もう、私には吉熊しかいない。彼の喜ぶ顔が私の生きる意欲になっている。だから、今日のデートを発案した。久々に二人っきりの時間を楽しめた。私にとっては、なくてはならない時間である。

吉熊、今日は付き合ってくれて、ありがとう。
君の笑顔が大好きです。



さて、明日も仕事だー。
明日が終わったら休み。頑張れ、私。

コメント (4)

ボーナス支給日

2011年12月15日 | Weblog
ボーナス支給日。

全体朝礼あり。会長から「ボーナスやっから、ちゃんと働けよな」的お言葉をいただく。
今年は震災による特需があったが、来年はこうもいかないのでは?…という不穏な言葉を残し、朝礼終了。

でもボーナスをいただけたことは、素直に嬉しい。
半年間の私の仕事の対価が、ストレスが、お金になってここに集結!っていう感じだ。


ボーナス支給日の夜は一人で飲むのが定番なのだが、如何せん、明日も明後日も出勤日なので今日は辞退。
代わりに大好物の山菜と納豆のサラダスパゲティをご褒美にした。うまー。



夕方。
会社隣の公園で、子供たちが騒いでいた。
役所の人が枯れ葉を一ヶ所に集めるために、ホースで風を散布していた。
舞い上がる枯れ葉に10人ぐらいの子供たちがキャキャしながら突入していた。楽しそうだった。

「『おばさんも混ぜて~』って、言いたかったですよ」
と、吉熊上司と後輩女子Cちゃんに報告したら、
「あ、自分をおばさんと言うようになったか。偉いぞ」
と吉熊上司に誉められた。
「はい。来年の目標は『謙虚に』にしようかと」
と思ってもいないことを口任せに言ったら、吉熊上司は爆笑していた。

ボーナスもらって懐がうはうはだったので、自分をおばさんに卑下することも苦痛ではなかった。

来年、どうしてもイギリスに行きたいので、とりあえず貯金かな。



今日は一日、会社四季報(2012年新春号)をまとめて終了。

さて、明日も頑張るか。

コメント (1)

NHKスペシャル「震災遺児1500人」

2011年12月15日 | Weblog
昨晩は、再放送のNHKスペシャル「震災遺児1500人」を観た。

2人の震災遺児が取り上げられていた。

一人は両親と姉を津波で失って祖父母と暮らす海音(かのん)ちゃん、8歳。
もう一人はやはり津波で祖父母と弟と母親を失った雄貴君、11歳。

海音ちゃんは、いつも笑顔を絶やさない子だ。おばあちゃんの話によると、お母さんの遺骨を見て「お母さん、お母さん」と泣いた時から、人前で涙を見せなくなった。津波の話をすると落ち着きがなくなり、話題を変えようとする。海音ちゃんのお父さんは仕事で津波に飲まれ、お母さんとお姉ちゃんは車で海音ちゃんを探している中、津波に飲まれてしまった。その事実と共に生きる海音ちゃんの苦悩はいくばかりか。想像もできない。

以下、海音ちゃんの作文。

もうダメ、はしれないとおもいました。
そんなとき、こんな声がしました。
「がんばれかのん。」ママの声です。
「そうそう、うちの分までがんばれよ。」おねーちゃんの声です。
「がんばれかのん、つなみにまけないおまえが、まけるわけがない。おれたちの分までがんばれ。」パパの声がしました。
そのときわたしはこころの中でおもいました。
「うち、がんばっているからおうえんおねがいね。」
楽しかったけど、ちょっといまひとりになったことがくやしいです。


あんなにまだ小さいのに、ちゃんと前へ歩き出す海音ちゃんが健気でいじらしかった。


もう一人の雄貴君はお父さんと一緒に仮設住宅に住んでいる。震災当日は学校にいたため、無事だった。お父さんは他の家族を守れなかった自分を泣きながら責める日を送っている。亡くなった下の息子・一世くんはまだ1歳だった。
他の子の泣き声を聞いて「一世か?」と見回す視線、途端に曇るお父さんの顔色が、なんともいたたまれなかった。雄貴くんは、そんなお父さんをなんとか励まそうと勉強などを頑張っていた。しかし、プレッシャーになっていたのだろう。担任の「頑張らなくてもいいんだよ」の言葉で号泣したそうだ。


子供は大人が思っている以上に、繊細で敏感なのだと、初めて知った。

建物や道路はいずれ時が経過すれば復興する。
しかし、人の命だけはどうしても再現できない。
残された人たちは、「(亡くなった人は)心の中で生きている」という考えの下、現実の世界で、前に進むしかできない。
そんな現実が果てしなく狂おしいほど残酷に思えた。


震災から9ヶ月。
震災で親を失った子供たち、1500人。
彼らが、少しでも希望を持てるようにするためには、私は何ができるのだろう。
眠る前に考えてしまった。

コメント (2)

幸せの笑いジワ

2011年12月14日 | Weblog
午前中は経費分析を、午後は稟議書の処理をした。

稟議書の受付をしていたとき、某課の人の稟議書に目が止まった。
「下記のとおり、トラックをレンタカー致しましたので、…」

レンタカーは動詞なのか!?
そうなのか!?
レンタカーしちゃうの!?
11年、稟議書を受け付けてきたが、こんなにインパクトのあるものは初めてで、みんなで回しながら爆笑してしまった。


課長職以上が出席する早朝会議。
その会議で使用するマイクをもう一つあった方がいいのでは?と副社長が提案した。
既存のマイクと同じものがネットでなかなか見つからない。
「もうこうなったら、真ん中にマイクを吊り下げて、みんなで奪い合うってどうか?」
と総務室長。
「イントロクイズみたいじゃないですか」
と吉熊上司。
これにも爆笑!



夕方からは後輩女子Cちゃんの仕事のチェックをして差し上げた。
やる前に、吉熊上司に、
「私にもできる簡単なチェックですかね?大丈夫ですかね?」
と尋ねたところ、
「うーん。ちょっと難しいかもな」
とのこと。

チェック作業で残業突入。
最後はCちゃんに助けてもらった。
助けたのに、助けられるって、どうよ?


「さてと。私はクマたちに『森の木の実のスープ』を作ってあげなくっちゃ。帰ろうっと」
とメルヘンな独り言を言う私にCちゃんは
「ふふふ。一緒に帰りましょう」
と。

私たちは共に栃木出身。縁あって同じ部署で働いている。今日は高校時代のことなどを話した。年代もやや近いので、流行していたものや地域色豊かな文化についてを語り、爆笑。

本当、気づけばいつも我々は笑っている。
笑いシワが増えちゃうぐらいに。
「幸せ」って、文字通り、みんなの笑いジワが合わさってできるものなのかもしれない。


今週の会社の花はブルーのガーベラ。
Cちゃんの結婚式のお色直しのドレスと同じ色だ。




『森の木の実のスープ』が出来上がるまで、吉熊とマックはお喋り。
『森の木の実のスープ』って、実はクノールのカップスープなんだがな。




さて明日はボーナス支給日。
わくわく。


コメント (1)

駆け引き?

2011年12月13日 | Weblog
心療内科デー。

定時になった瞬間にタイムカードを押し、駅まで競歩ばりに闊歩。私の通う心療内科はけっこうシビアで、受付時間を過ぎると施錠してしまう。電話も、最近では、受付時間以降は録音テープを流して対応してくれない。時間を過ぎて入る場合は、非常口に回り、そのドアをノックして入れてもらわなければならない。以前、ノックしたにも関わらず、気づいてもらえなかったことがあった。あのときの切なさといったら…。それが嫌で、今日もダッシュ。「間に合わないかも」という強迫観念に急かされる、スリリングな退社である。

今日の待ち時間は2時間。これでもけっこう短め。

角田光代の「森に眠る魚」を読み進めた。
仲良しのお受験ママたちに亀裂が生じていく様子は軽くホラーである。てか、私が幼稚園生の時、私立小学校や国立小学校に行く子なんていなかった。もし子供ができたら、私もこんな風になるのだろうか。でも私の子だったら、きっとトロそうだから無理だろうなあ。昔、横浜駅で見た、お母さんとお母さんの手を握る私立小っぽい制服を着た息子の幸せそうな様子を、端から見ていいなあと思ったことなど、久々に思い出した。

読書しながら、途中30分ほど転た寝。
ブーフのようにイビキをかいでいたかもしれない。
転た寝って気持ち良い。


さて、診察。
ここ最近の私について訊かれる。

4日に検定試験を終え、今はゆっくりと過ごしていることを報告。
仕事も激務っつーほどでもなく、人間関係も特に問題なし。

「店舗への販売応援は行かなくてもよいんですよね?」
と問われた。

「売上が良ければ行くかもしれません」
と答えると、クマ医師、爆笑。
「会社にとってはいいことなんでしょうが、あなたにとってはアレなんですね」
と。

あー、ホント、行きたくないなー。
販売苦手だし、行っても売れないし、スタッフに気を遣って疲れるんだもの。
売れる人に行ってもらった方が良いに決まっている。


前回言われた通り、健康診断の結果を提示した。クマ医師、もらった本人よりも熟読。今回の健康診断、実は、不安な結果が出てしまった。そのことにもきちんと相談に乗ってくれた。とりあえず、心配しなくても良いっぽい。

試験が終わったら考えましょうと言われていたパキシルの減薬については、何も言われなかった。忘れてるのかな。はたまた私から言うのを待っているのだろうか。まさか、駆け引き?

冬は日照時間が少なくてセロトニンが不足する。今、パキシルを減らされても困惑してしまうから、ま、いっか。

薬を手にし、また2週間は安穏と生きていけることに安心。



診察後、受付にて次回の予約をした。
今年も残すところ、あと1回の診察。

受付のところにあったフラワーアレンジメント。
患者さんからのもらったらしい。
可愛かったので激写。
いつも受付に鎮座しているクマさんが隠れてしまっている。



処方変更なし
パキシル、マイスリー、防風通聖散、ラベプラゾール


コメント (2)

思わず爆笑

2011年12月13日 | Weblog
日曜日。
池袋から帰る際に乗った電車にて。
けっこう満員で、私は直立不動で立ちながら最寄り駅まで耐えていた。
右側の女性二人の話が耳に入ってくる。

テーマは最近見た夢について。
以下、片方の女性の話。


幼馴染み2人と実家(建て直す前の)で遊んでいたのね。
昔、おもちゃのペンダントがおまけで付いてくるお菓子があって。
筒状の箱を開封するまでどんなペンダントだか分からないやつ、知ってる?知らない?まあ私の小さい頃は流行っていたわけ。
幼馴染み二人と順番に箱を開けていって、最後に私が開けることになったのさ。
で、何が出てきたかっつーと、カツラだったの。カツラだよ?しかもコントの、おやじヘアみたいなやつ。私のだけお菓子の箱じゃなくて竹の筒だったから、その時点でおかしいなとは思ったんだけどね。


ぷぎゃー!
思わず爆笑してしまった。
彼女たち二人を見たら
「くだらない話を大声でしてすいませ~ん」
と恐縮していた。

いやー、面白かった。
周囲の人も苦笑していたし、笑いは人を和やかにさせるんだなと思った次第。


話の中に出てきたお菓子はカバヤのロングセラー商品「セボンスター
まだ販売しているもよう。


コメント (2)