おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室No.1408 会席料理と懐石料理について

2013年11月14日 | 日記

野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ 

                        会席料理と懐石料理について 

和食が食事文化遺産として登録されましたが、懐石料理と会席の違いを皆さん分かりますか? 

会席料理(お酒に合わせた料理) 

  昔は戦勝祝いや、仲間と膝を合わせて楽しむ酒宴に合わせた料理。 

  料理内容 

 1. 八寸(八寸角の杉の板に盛り合わせてた料理)旬の素材を生かした乾杯 の為の最初の料理で一例を述べてみます。 

   ◎食前酒・・・梅酒・梅ジュース等 

   ◎カボチャを笠の形に煮て楊枝を突き刺し傘の形1切れ 

   ◎茄子の田楽 1切れ 

   ◎魚を使った寿司2切れ・・うなぎ等 

   ◎ローストビーフ2切れ 

   ◎ゼリーで固め中にオクラ・菊の花等 

 2. 八寸の次には出す物は、順番に決まりがないが下記の様な料理。 

   ◎お造り・酢の物・炊き合わせ・天ぷら・焼き魚 

懐石料理(お茶に合わせた料理) 

 禅宗の厳しい修行から来た言葉で、水も飲まず、睡眠も取らず座禅の寒さ飢えに耐える為に、座禅に入る前に懐にカイロ代わりに石を入れて、座禅に臨んだとか。 

今では、茶会席に入る前の空腹を適度に満たす料理とされている 

食べ方のマナー・・八寸を戴く場合に迷い橋は駄目・料理は紙で受けるかお椀の蓋に乗せていただく。椀の蓋の開け方は自分の方に明け、香りを楽しみ・盛り付けを楽しみ・口を付けるのは汁から、次に中身をほぐしながら味う。 

  料理の出し方 

  季節により器や料理道具・料理が2つの季節により変える。 

  道具・・炉は冬場、風炉・・夏場、器も季節により変わる・・一期一会の 

  心でもてなす料理。 

  料理内容 

 1. 一汁三菜 

  汁・・・春は白味噌から夏に向けて赤味噌加えながら色を濃くする。 

  ご飯・・一文字・丸める等むこうづけ・・魚の昆布絞め 

 2.煮物椀・大ぶりの椀で具がたっぷり、香りと出汁味を楽しむメインの料理 

 3. 焼き魚・・一つの器に盛りとりわけする、照り焼き等 

  昨年の昨日のブログ

           *丁字麩のからし酢味噌和え

   

①   丁子麩を水に戻し、柔らかくなれば水を絞る。

②   きゅうりや人参をスライスして塩でもみ水を絞。

③   ①②をからし酢味噌で和えて出来上がり。

*野菜は季節の野菜で良い。

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする