野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ
里芋ご飯
① さといも120g皮をむき5mmの厚さの銀杏切りにして10分程水に浸けアク抜きしてとり置く。
② 2合を洗い分量の水・塩小さじ2/3(こぶ茶)・みりん小匙2を入れ混ぜて、その上に①の里芋を乗せて、炊く。
③ 皿に盛り付け、緑の野菜や胡麻を天盛り。
*干しエビ・もち米を入れたり、昆布5gを乗せるのも良い。
*上記要領で栗・グリンピース等も美味しい。
里芋の田楽
カラスウリの花
友達からの便り、早朝ウオーキングをしていると雑木林でカラスウリの花が咲いています。カラスウリはご存じのように秋に赤い大きな実をつけます。しかし花は下記の様に日中しぼむのであまり見かけない花です。
4月~6月にかけて塊根から発芽、あるいは実生する。花期は夏で、7月~9月にかけての日没後から開花する。雄花の花芽は一ヶ所から複数つき、数日間連続して開花する。対して雌花の花芽は、おおむね単独でつくが、固体によっては複数つく場合もある。花弁は白色で主に5弁(4弁、6弁もある)で、やや後部に反り返り、縁部が無数の白く細い紐状になって伸び、直径7~10cm程度の網あるいはレース状に広がる。花は翌朝、日の出前には萎む。
カラスウリはウリ科の多年草。根は紡錘状、茎はつる性となり、巻きひげで他物に絡んで伸びる。全体に粗い毛がある。葉は長さ、幅とも6~10cm、掌状で浅く3~5裂する。花は単性で雌雄異株。花期は7~9月。裂片の先はレースの糸状に細く裂けて房状に垂れる。雄花は短い総状となり、雌花は単生で花序をつくらない。果実は長楕円(ちょうだえん)形、長さ5~7cmで赤く熟す。種子は黒褐色で帯のお太鼓結び状をしており、また結文(むすびぶみ)に似ているのでタマズサ(玉章)の名もある。山野に多く、北海道南部以南の日本全土、アジア東部に分布する。別種にキカラスウリがある。
漢方では根を土瓜根・果実を土瓜実・種子を土瓜仁と称して使用する。根は通経、利尿、排膿(はいのう)剤として用い、果肉は、やけど・しもやけに用いる。種子はキカラスウリの種子(括楼仁(かろにん))と同様に去痰(きょたん)、鎮咳(ちんがい)、鎮痛、消炎剤として用いる。これを用いた小陥胸湯(しょうかんきょうとう)という処方は湿性肋膜炎を治すので有名である。キカラスウリの根を括楼根といい、解熱、止渇、利尿、催乳剤として用いるほか、その純白できめの細かいデンプンを天瓜粉(天花粉)といい、皮膚に振りかけて汗止めとする。これが、いわゆる「汗知らず」である。
昨年のブログ
*椎茸とトウガンの合わせソテー
*椎茸(直径26cm重さ500g)とトウガンが同時に、収穫があり、ソテーにしてみました、トウガンに椎茸の味がしみ込み大変調和のとれた上品な味でした。
① 椎茸をバターで炒める。
② トウガンの皮をむいて一口大に切ったのを①と合わせて塩・胡椒で炒め最後に醤油を振る。
*トウガンは新鮮なのでそのまま使いましたが、茹でてアク抜きしたものでも良い。