私が映画情報をGETするもののひとつに、「SHOWBIZ COUNTDOWN」というテレビ番組があります。
そこで惹かれたのが、数日前に「観る」と予告した「幸せのちから」。
今や20時半や21時には寝てしまうほど疲れてる旦那。
誘いましたが、やはりあまり行く気がしなかったので、今回は一人で観に行ってきました。
ウィル・スミスと実の子供が演じる、実話に基づく映画。
大量に買い取った医療機器はなかなか売れず、家賃などを滞納する日々を送るガードナー一家。何とか収入を助けていたのは妻だが、それも我慢の限界がきて、彼女は息子を連れて家を出て行ってしまいます。
それでも何とか息子だけは取り戻したものの、家賃の滞納で家を追い出され、駅のホームのトイレで夜を明かしたり、協会で泊まったり、自分の血液を売ったり…と何とかその日を過ごしていきます。
そんな彼らが仕事を得て「幸せ」の入り口に立つまでの話なんですが、「ワーキング・ガール」とか「摩天楼はバラ色に」のような、いかにもアメリカンドリーム的な映画ではありません。
アメリカンドリーム的な映画は、実際には有り得ない、あるいは無理だろ…と思うような事をしていきます(その会社の社員じゃないのに、偽社員として入り込んだり、色んな策を講じたり…)。
そりゃ無理だろ…と思うような事をやってしまうところが、観てて楽しかったり、観終わったあとの爽快感などがあるんですが、「幸せのちから」に関して言うと、この映画はとてもリアルなものを感じますね。
ジェットコースターのような部分も、コメディの部分もなく、いつまで経っても報われない話です。
でも、彼に起こる「不運」は、私たちが生きていても経験するようなことばかり。
急いでいる時に限って上司から用事を言いつけられたり、向かった先が渋滞だったり、お金がないのに運悪く財布を忘れた上司に出合ってタクシー代を立て替えたり、自分だけ上司に頼みごとをされたり…などなど。
どうしてこうもタイミングが悪いのさっ…と思うような事が次から次へと起こるんですよね。
けれど、そんなどん底の生活でもガードナーは息子の手を決して離しません。
女性と子供なら泊まる事ができる場所でも、「じゃぁ、息子だけお願いします」とは言わないんですよ。
子供だけでも…と思う気持ちは間違いじゃないですけど、多分、どんなに貧乏でも子供にとっては親と一緒にいてくれるほうがいいんですよね。
住むところがトイレでも、親と一緒にいれる方がどんなにか安心して眠れるんです。
そんな、親子に必要な絆を教えてくれる映画です。
最後の最後は、両手を挙げて声を大にして叫ぶ…というよりは、静かに、だけどとても熱く強いガッツポーズを心の中でしたくなるような、そんな気持ちになります。
サクセスストーリーというよりは、親子の絆とか諦めない気持ちとか、そういうのを感じる映画です。
是非映画館に観に行ってください、とまでは言いませんが、この世の中に欠けたものを教えてくれる話なので、是非、DVDでもなんでもいいので多くの人に観てもらいたいなぁと思います。
評価は(3.5)です。
最近、お邪魔するようになったサイト様で、懐かしいタイトルを目にしました。
それが、今日のタイトル「雲のように風のように」です。
絵を見てジブリの宮崎さんが描いてるものだと思い、ビデオに撮って観たのが最初でした。
でもまさか、あれから15年も経っているとは…かなり驚きましたが、同時に15年も経って再び出会えるとは“縁”を感じましたよ。
ストーリーはとても分かりやすく、
『現皇帝が亡くなり、次期皇帝の花嫁を募集。そこに“三食昼寝つき”に惹かれた主人公“銀河”が応募し、花嫁候補として育成されるのですが、次期皇帝は命を狙われていることを育成中に知る。そこにならず者の反乱軍が押し寄せてくるのだが、さて次期皇帝や銀河達はどうするのか──』
──みたいな話です。
切ない話で、1度観ただけでかなり心に残ったものでした。
主人公の声と主題歌を佐野量子が担当しています。
そして、「トトロ」や「魔女宅」のキャラを担当した人が、このアニメ映画も担当していたことを初めて知りました。
もう一度観たいなぁ…というのと、持っていても損はないか…と思ったので、早速、DVDを購入しました。
改めて観てみてショックだったのは、自分の“心”が15年前に比べて純粋でなくなったことですね…
以前は泣けたのに、今回は泣けなかった…。
次期皇帝の結論が、今では“それはないんじゃない~?”って思ってしまったんですよね。
これは、純粋な時期に観るのがベストのようです
でもね、だからって手放す気はないですョ(笑)
大事なコレクションのひとつとしてちゃんと手元に置いて、子供ができたら観せようと思います
いつも行く映画館をチェックしたら、な、なな、なんと…
1回/日の上映しかないやん
しかも、レイトショーのみ
いや、行くとしたらレイトショーばかりなのでそれはいいんですが、1日1回の上映って…それだけ人気がないって事ですかっ?
気になって調べてみましたよ。
“センチネル 評価”で検索かけたら60~70点。
う、う~ん…こ、これは観に行くべきかどうなのか…。
とりあえず、もうひとつ気になっていた映画の評価を調べてみたら、そっちはそっちで40点台とかとかなり低く、仕方なく(?)、センチネルを観に行きました(だったら観に行かなければいいじゃん、と言われそうですが、映画が観たい、映画が観たい…という禁断症状があったので(笑))。
──で、感想ですが。
そうですね…。
108分という短めの映画にも拘らずとても長く感じたのは私だけじゃないようで…テレビで放映されるとしたら、我が家のランキングでB級映画が放送される木曜日に決定、という感じです。
何か手直しする所あがあるとすれば、2点。
ファースト・レディとの浮気は最初から見せてはいけません。
そして、FBIの裏切り者はもっとクローズアップされるべきでしょう。
とりあえず、評価はひいき目に見ても(2.5)ですかね。
このうち、木曜日の映画はあまり期待していない。
その理由は、私たち夫婦の好みからいくと、殆どがB級映画だからです。
だからね、昨日の「デッド・コースター」が木曜日っていうのが、珍しいなぁ~とは思ったんです。
そしたらやっぱりでしたね…。
肝心な所、カットされてるじゃん…
そりゃまぁ、一番グロイ部分ではあるけどね…あそこをカットされたら、なんかこう…不完全燃焼っていうか、“想像にお任せ”で終わってしまうので、いまいち…っていう感じでしょう?
ある意味、木曜の映画として取り上げられたわけだ…とも思うんですが、100円レンタルになってるときでもいいので、全容を観たい方はビデオを借りていてくださいませ
──っつーか、始めっからそう勧めときゃよかったよ=
このブログを観て、テレビを観た方、ごめんなさい~
そして、楽しみにしていた「ファイナル・デッドコースター」の公開が9日に迫りつつあるものの、私たちがいつも観に行く劇場では公開されないことを知り、ダブルで落ち込んだ昨日でした…
いやいや…相変わらず面白いです
内容は言いませんが、最初はウィルとエリザベスの結婚直前から始まります。──が、そこはほら、うまいこと行かないのが「パイレーツ…」ってか、製作ジェリー・ブラッカイマーの映画(笑)。
「1」に続き、馴染み顔がたくさん出てくるので、すぐに映画の世界に入っていけますよ。
まず、観に行くなら2つの事を注意してください。
そのいち、“次回作(パート3)があるという事を頭に入れて観に行く事”
そのに、“エンドロールは最後の最後まで観る事”
──この2つを守れば、守ってよかったと思えるでしょう
評価は…もちろん、です。
ちなみに、「パイレーツ…3」は来年の5月26日ロードショーです。
それと、恒例ながら上映前の宣伝で惹かれた映画は…。
2年先の世界を生きる彼女と2年前の世界を生きる彼とのラブストーリー、「イルマーレ」です。
9.11テロ事件の映画はニコラス・ケイジ主演の「ワールド・トレード・センター」と「ユナイテッド93」の2つがありますが、予告編の映像と曲で泣けてきたのは、「ワールド・トレード・センター」の方です。
それから、「1」「2」を観ている「X-MEN ファイナルディシジョン」です。
さてさて、また観に行くぞぉ~
半年振りに映画館に行きました。
上映前のスクリーンで諸注意の映像を流しているのですが、それがニューバージョンになっていて月日の流れを感じました。
ファーストデーということで、お一人様1000円で観てきた「ダヴィンチ・コード」。
話題が話題を呼んで、期待しすぎたのか「思ったより…」というのが正直な感想です。
歴史的背景とか宗教の言葉などが沢山出てくるので、それを知ってないとちょっと難しいかな…とか、原作を読んでから観に行くと「う~ん…」と唸っちゃう…とか、宗教に疎い日本人だから、他国に比べたら純粋にフィクションとして楽しめる、などなど…結構賛否両論のようです。
字幕を追いかけて、その言葉を理解しながら映画を観て行くには、かなり集中力がいりました。歴史が苦手で宗教にはトンと疎い私ですから、それはもう、必死です(笑)
ただ、ダヴィンチの謎解きは無理でも、誰が味方で誰が敵か…というのはそこそこ早い段階で分かっちゃったり、こういう展開になるだろう…という推測が当たってしまったので、面白さがちょっと減っちゃったんですよね
いろんな驚きもあるでしょうが、最後がやっぱり、「あぁ~、そこかぁ…」という驚きが強かったかなぁ。
ただ、驚く場面は音楽に助けられている感じがありましたね。
驚く所はココだぞ…的な感じが。
でもまぁ、一番面白かったのは、隣の隣に座っていた女性が「ひゃっ…」「はっ…」「やだ…」と、感受性豊かに表現していた事ですかね(笑)
評価はにしておきます。
さぁ、来月は「パイレーツ…」ですっ
ジャック・バウアーという男を働かせるにはリスクが大きいが、“国家の為”に動く人間としては、絶対的な信頼を寄せる事ができ、尚且つ国家に必要な人間である。
頭もよければ度胸もあるし、いつだって命を懸けられる覚悟がある。
大統領から政府は関与できないから、独断で行動したことにしてくれと言われても、“国家の為”と“失ってはならないターゲットを得る為”ならば、心の動揺ひとつ見せず、承諾する。
それが原因で逮捕される事になっても動じない。
そう宣告せざるを得ない大統領相手に、「なんとかしてくれ、助けてくれ」とあたふたして困らせるような事をしないなんて、大統領にとっても心強く、ありがたい男だろう。
──あぁ、なんて男なんだ。
カッコよすぎるじゃないか。
でも、普通の人間には、仕事中の姿は見せてはいけない。
間違いなく……引く。
私も、旦那の仕事中の姿は決して見ないようにしている。
なぜなら、一緒に働いていたら絶対に好きにならない人種だから(笑)
この映画でグッとくるのは、「踊る大捜査線」のような青島刑事と室井さんの関係。
ジャックと大統領の関係は絶対に必要な要素ですね。
「24 ─シーズンⅣ─」を観終わった直後、
私 「シーズンⅤはないよね~」
旦那 「ないだろー。ってか、無理?」
──なんて話をしてました。
……が。
今朝、「24 ─シーズンⅤ─」の映像が目覚ましテレビで流れていた…。
様々な偶然が重なってモーテルに集まる事になった10人の男女。
泊まった部屋の番号がカウントダウンされていくように、次から次へと人が殺されていきます。
でもある時フッと、その遺体が消えてしまうんです。
それがなぜなのか、そして、モーテルに集まった10人の共通点が明かされると、このミステリーの謎が徐々に解けていきます。
これ以上言うと、驚きがなくなっちゃうので言えませんが、冒頭に流れるシーン、言葉などがラストに繋がるのかな…と思います。
評価としては…(2.5)です。
面白くないとは言いませんが、特別面白いというわけでもなかったので…
放送されるとしたら木曜日の洋画かな(笑)
去年の11月から映画館に行ってません…。
映画館に観に行きたいと思うような映画がなくて、故に、レンタルされるビデオも惹かれるものがないんですよね…。
あぁ…“観たい=惹かれる”と思う映画が観たいなぁ~。
──とりあえず、“1本無料券”が4枚残っているので、借りに行ってきました。
前回がよかったので、「ソウ2」を借りてきましたが、“無料券”を使うためにはもう1本借りなければなりません。
その1本を選ぶのに悩みましたよ…
コメディで思いっきり笑いたかったけど、結局、そのもう1本もホラーになっちゃいました。
さてさて、その「ソウ2」でしたが…。
相変わらず、“生きること”を考えさせられるグロテクスなホラー映画です。
──が、やっぱ、驚きや衝撃は前回の方がいいですね。きっと、何も知らなかったからなんでしょうけど。
ただ、観てて“痛い”と思う殺戮シーンはさすがかな。
使用済み注射器(針付き)の山の中に放り投げられるシーンは、ほんと、なんとも言えぬ痛みが……。
評価は…です。
32歳のブリジット(レニー・ゼルウィガー)は、デブでドジな独身女性。
今年こそは…と、ダイエット・減煙・減酒をし、素敵な男性をゲットするべく日記をつけ始めます。
実家に帰れば、「ラブ・ライフはどうか?」と、独身女性が嫌がる質問をする“オジ”と、独身男性を呼ぶ母親にウンザリ。
今回呼ばれたのは、小さな頃に裸で一緒に水遊びをしたことのあるバツイチのマーク。昔の事で顔は覚えておらず、容姿から、今度ばかりは理想の男性かも…と話してみたら、これがとんでもなく失礼でダサイ男。大人になってからの第一印象は最悪だった。
会社に来た新しい上司からは、勤務時間内に突然のメールが飛び込んでくる。対応していくうちに、お互いが惹かれあっていく。
そんな時、マークと上司が知り合いだった事を聞かされた。その過去は、婚約者をマークに奪われた、とのこと。
マークに対する印象は更に悪化。
──ところが、上司と別れたブリジットに、突然、マークから告白され、事態は徐々に変わっていきます。
さて、彼女の恋はどちらの男性と成就するのか…。
──という、ラブ・コメですね。
上司役──役名を忘れました──は、「ノッティングヒルの恋人」でジュリア・ロバーツノの恋人役だったヒュー・グラントです。
30代で恋人もいない未婚女性の等身大の姿──毎晩酒を飲み、タバコを吸い、恥ずかしげもなくシモネタを言う──を描いてます。
なかなか共感すると共に、客観的に見れば、そりゃモテないだろう…と実感するでしょうね
私は酒もタバコもしませんが、職業柄というのもあるのか、年齢を重ねるごとにシモネタも平気だったもんなぁ~と、改めて振り返ってみたり(笑)
ただ、レニー・ゼルウィガーは可愛いです。
「アイ・アム・サム」に出てきたピアノを弾く中年女性の女優さんのように、微笑んだ時のとても優しい目(家庭的な印象)が、好きですねぇ
評価は…です。
本日、2投稿目。
ゲオで旧作100円レンタルキャンペーンをしていました。
置いてあるビデオ・DVDの約半分は新作料金じゃなかろうか…と思われるほど、数年前のものまで新作料金にしているゲオは、正直、種類もないので借りる事はまずありません。
キャンペーン中だからなのか、ポイントは付かないし…ゲームソフトを買っても、定価より安いためか、やっぱりポイントが付きません(ポイントを付けない代わりに、その分現金を引いてるのかも知れませんが…)
それでも、何か映画が観たいな~と思ったので、1時間かけて選んできました。
1時間かかっても、やっぱ、ないんですよね、“コレ”というものが…
とりあえず、昨日観たのは…「キューティ・ブロンド 2」です。
去年の12月9日に「キューティ・ブロンド」をテレビで観たので、内容的に損はないだろうという判断で借りてきました。
さて、そのストーリーは……。
晴れて弁護士になったエル(リーズ・ウィザースプーン)は、数ヵ月後に結婚する予定です。その結婚式に招待する人を考えている途中、ふと思い浮かびます。
それは、愛犬ブルーザー(チワワ)の母親。
捨て犬だったブルーザーに、本当の母親犬を招待したい…本気でそう思っちゃったんです(犬なので、父親は断念)。
そして、腕利きの探偵に頼みます。“ブルーザーの母親を探して”と。
どれだけ腕利きでも捨て犬の母親を探すなんて無理。
──そう思ったのは、ビデオを観ている私たちだけでした(笑)
メチャメチャ簡単に見つけてきてしまいます。
ところがその母親犬がいたのは、化粧品用の動物実験会社。
母親犬を返して…と訴えても、当然、無理だと言われてしまいます。ならば、買い取ると言い出しますが、それも無理。
さて、どうしたものか…と悩んだ挙句、閃きます。
そう、法律を変えればいいんだ、と。
そうして、ワシントンに出向き、化粧品用の動物実験を禁止する法律を提案します。
捨て犬だった母親を探して…と探偵に頼むような、ぶっ飛び女性ですが、それは真っ直ぐな性格ゆえ。
ブランド物に身を包み──しかもピンク好み──言う人が言えば嫌味にしか聞こえない数々のコメントも、彼女が言うとなんだか嫌味に聞こえない。
映画としては、とっても甘いストーリーですが、まぁまぁ、面白いと思います。
評価は…です。
トレンディドラマが全盛期を迎えてた頃に、似たようなタイトルのドラマがありましたが…。
内容は、そんなものじゃありません(笑)
ストーリーはというと…。
オリー(ベン・アフレック)はニューヨークで働く音楽関係の宣伝マン。
編集者のガートルード・ステイニー(ジェニファー・ロペス)と恋に落ち、結婚した。
ガートルードは妊娠し出産までしたものの、その直後静脈瘤の破裂が原因で亡くなってしまいます。
突然、愛する妻を失い、一人では面倒見切れない子供まで残された。
一時はオリーの父親に面倒を見てもらっていたが、オリーがあまりにも子育てに関わらなかった為、父親は孫の面倒を放棄してしまいます。
面倒を見てもらえなくなったオリーは、仕方なく仕事現場に子供を連れて行くことに…。
会見場で多くの記者がつめかける中、肝心の人物の遅れと共に、我が子まで泣き出す始末。
記者たちがイライラし騒ぎ出せば、オリーのイライラも最高潮に達し、(その場にいない)ウィル・スミス(役もウィル・スミスとして出ています)や記者たちに対する暴言を吐いてしまう。
それがキッカケでオリーは職を失い、父親の住むニュージャージーに引越してくることになりました。
同居するに当たって父親が出した条件は“毎晩子供を寝かしつける事”だった。
その日、我が子を改めて手に抱いたオリーは、“いい父親になる”と誓います。
その日から子育てに奮闘したオリー。
7年が経った頃、レンタルビデオ店に勤めるマヤ(リヴ・タイラー)と出会い、新たな恋が芽生えます。
けれど、7年経ってもニューヨークに戻る事を諦めないオリーは、市の仕事をしながら面接を受け続けます。
最後の手段に出たのは、元同僚(元部下)に自分を売り込んで欲しいという願い。
何とか社長との面会を取り付けたものの、その日は娘の学芸会の発表日。しかも、親も出演する学芸会なのだ。
当日、社長との面会の為、会社に行ったものの、待っている間に偶然ウィル・スミスと会ってしまう。
ウィル・スミスはオリーのことは知らず、待たされている間に彼との会話がかわされます。
その会話からか、オリーは大事な事を教えられます。
ちょっとコメディがあり、泣けるところもあります。
リヴ・タイラーのキャラが、これまた、ストレートに物を言うので、笑えちゃいます。
評価は…です。
本来、これだと思い借りてきたのが「プリティ・プリンセス2」だった。
それに気付いて「1」を追加レンタル。
でもまぁ、間違ったとはいえ「プリ・プリ…」も面白かったのでよかったんですけどね。
さて、「デンジャラス…2」は、色気なし・おしゃれっ気なし・化粧っけなしというFBI捜査官グレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)が主人公。
「1」では、そのグレイシーが潜入捜査の為、ミスコンに出場。素晴らしい能力と、変身振り…そして、ボケっぷりが「2」にもそのまま引き継がれています。
色気もおしゃれっ気も化粧っ気もないグレイシーは、ミスコンの事がキッカケで、“FBIの顔”とならないかと言われます。“顔”になれば、面倒臭い“見た目”に気を使わなければならず、考えておく…という返事を返したものの気乗りしないまま家に帰りました。
彼氏が来るのをウキウキ気分で待っていたグレイシーに一本の電話。それは別れよう…というものでした。
その悲しみを忘れる為にも、グレイシーは“FBIの顔”になる事を決意。
翌日、その事を伝えに行くと、そこで出会ったのは、“手に負えない”と飛ばされてきた女性捜査官。わざとぶつかってきた事にはもちろん、謝らないことに腹を立て、一色触発ムードが、そのコンビの始まりです。
それから10ヶ月後、グレイシーは見事に変身し“FBIの顔”になりました。そんな矢先、「1」のミスコンで優勝した親友とその友達が誘拐されてしまします。
その親友達を助けるべく、「“顔”だから、首をツッコンでくるな」と言われるにも関わらず、あれやこれやと必死に活動していくのですが……。
一色触発ムード漂う二人のコンビぶりはもちろん、捜査中の“なりきり”など、面白い所が随所に出てきて楽しめます
評価は…(3.5)です。
これも、旦那の観賞希望作品。
飛行機事故で息子を亡くした母親が1年以上経っても立ち直れず、精神科に通院しています。近所には同じ飛行機事故で娘を亡くした父親がいて、その父親は酒びたりの毎日を過ごしていました。
そんなある日、家の中に飾ってあった写真が入れ替わってしまいます。
親子3人で映っていた写真が夫婦のみの写真に…。
翌日になると、アルバムの写真は消え、息子の映像が映っていたビデオまで砂嵐状態…。
旦那がすり替えたと思い込んだ妻は、精神科医にも訴えます。
──が、返ってきた言葉は、
「本当は息子さんはいない。寂しさのあまり、空想の人物を作り上げたにすぎない。見えなくなったということは回復の兆しなんだ」
──との言葉でした。
飛行機事故が起こった日の新聞を調べたが、飛行機事故の見出しすらなければ、息子をおもりしてくれた近所の女性に話しても、息子の存在は知らないという。さらに、娘を亡くした父親を尋ねても、「自分に娘はいない」という。
何がどうなっているのか分からず、それでも、自分が作り出した空想の人物とは思えない。行き場をなくした母親は、娘を亡くした男性の家に泊めてもらうことに…。
そこで父親の部屋の壁紙に不審な場所を見つけます。
夜中にその壁紙をはがすと……そこに現れたのは娘が描いた壁の絵。
主人公の母親は、自分が“まとも”だと確信します。
翌朝、父親にその壁を見せた時は、前の住人が描いたものだと言い張る父親も、自分が呼んだ警察に彼女を引き渡した直後、娘の存在を思い出すのです。
ストーリーに引き込まれ、時々、起こる「うわっ…」とビックリするシーンもハラハラして面白かったのですが…、イマイチ最後の詰めが甘いというか、すっきりしなかったですね。
いや、まぁ…最後はハッピーエンドと言えばハッピーエンドで終わるのでいいんですがね…。
評価は…(2.5)です。
いったい、彼女達に何が起こったのか…真相は、テレビで放映されるのを待っても十分ですね。
「ステルス」同様、これも旦那の観賞希望の映画です。
アニメをレンタルすることは全くと言っていいほどないんですが、監督が「アキラ」を手掛けた“大友克洋”という事で、前々から「観たい観たい…」と言っていまして…ようやく新作料金から外れたというのもあり、借りてきました。
私的には「アキラ」を観ても、よく分からなかったので、大して期待はしてませんでした…
でもまぁ、この映画は「アキラ」より分かりやすかったです、はい。
簡単なストーリーを説明をすると…。
主人公は、発明家の祖父と父を持つレイという少年。
その少年の元に祖父から“スチーム・ボール”という金属ボールが届けられます。
超高圧力の蒸気を高密度に閉じ込めたスチーム・ボールは、歴史をも変えるほどの大発明であり…そういう大発明品をいい事に使おうとする反面、必ず出てくるのは悪い事に使おうとする人たちです。
3つあるスチーム・ボールは、巨大な空飛ぶ“スチーム城”を動かす原動力。
その力を戦争などの兵器として売ろうとする輩から守る為、祖父がその1つを奪い、送りつけたのが、孫のレイ…だったわけです。
もちろん、スチーム・ボールを取り返そうとするものや、その騒ぎに便乗して奪おうとするものも出てきて……さてさて、レイはいかにそのボールを守るのか…。
──みたいな話です。
「アキラ」が好きな旦那は、期待しすぎたのか「う~ん…」とうなっていましたが、私的には話が分かりやすかったので、まだよかったですね
ちなみに、作中に出てくる財団の“お嬢様”は、「あんたそれ、計算なのか単にバカなのかどっちよ?」──と、突っ込みたくなるほどのキャラでして、そっちの方が面白かったかも(笑)
基本的に邦画とアニメに評価はつけないのですが、まぁ…つけるとしたら、テレビ観賞で十分のですかね。