ツタヤが半額レンタルだったので、何本か借りてきました。
昨日は、その中の1本、「SAW ─ソウ─」を観ました。
これは、突然目が覚めるところから始まります。
トイレの両端に鎖で繋がれた男二人。
その真ん中には自分の頭を銃で撃った男の死体が転がっている。
手にはテープレコーダー。
男二人は、自分のポケットの中から小さなテープを発見し、聞いてみれば……。
犯人が仕組んだゲームは、「生」か「死」か、というあまりにも“極端”なものです。
日常生活がすさんでいたり、不幸だと思っていたり、自殺未遂者であったり…そんな人間がゲームのターゲットにされる理由が、犯人に繋がっていきます。
ゲームの被害者は多く、ただ一人生き残った女性が発する「彼は、私を救ってくれた」という言葉に、観終わった時の重さが伝わってくるようです。
犯人は“良き者”なのか“悪しき者”なのか…。
現代に生きる私達に、「生きている」ことの幸せを考えろ…と訴えかけている映画ではないかな、と思いました。
「○○も殺して私も死ぬ」と、自殺を図った者が生き残る…そんな人を見るたび腹が立ちますが、そういう人がこのゲームに参加させられたら、どういう行動をとるのだろうか…。
そんな事を考えてしまいました。
最後の結末に驚いてください。
評価は…です。