ある日、もうすぐ仕事が終わるという時間に旦那から電話がありました。
旦那 「荷物があるから、30分後くらいに降りてきて」
──と。
自転車で通勤しているので、荷物があると持って帰れません。
その時は“ひょっとしてアレかな?”と思い当たるものがあったので、きっとその“思い当たるもの”なら、車で運んでくるのだろう、と思ったんですね。
30分後、マンションの下にいって旦那が帰ってくるのを待っていたんですが、10分経っても20分経っても帰ってこない…。
仕方なく、もう一度電話しようと部屋に戻ると既に旦那から電話があったようで、留守電のランプが点滅していました。
──とはいえ、いつものことながら伝言は残してなんですけど。
改めてもう一度電話を掛ける私。
私 「来ないよ~。20分経っても帰ってこないよ~」
旦那 「えー? 20分経っても、こーせんよー」
私 「…………?」
旦那 「…………?」
私 「だって、下に下りてきて、って言ったでしょ?」
旦那 「違うよ。“取りにきて”って言ったんだよ」
私 「…………」
旦那 「…………」
──結局、聞き間違いだったようで。
「しょーがねぇなぁ…」と、諦めてその荷物を持って帰ってきました。
その荷物とは…。
“思い当たるもの”とは全然違い、片手で担いで持ってきたのは、なんと200ml入り豆乳が24パック。
配管工の“仕事現場”の中には、味噌とか醤油とかを作っている会社があるので、お歳暮とか、余ったものとか、パッケージにちょっとした問題があって商品として売れないようなものなんかを、たまにくれたりするんですね。
それを“お土産”として旦那が持って帰ってくるんですけど、今回は“豆乳”でした。
24パックってことは、重さにして約2キロちょっと。
まぁ…結果、持って帰ってこれたんじゃん、って感じなんですけどね。
──ともあれ、まだ1度も豆乳を飲んだことのない私は興味津々。
パッケージからすると、おいしそうかも…と思い、翌日、早速飲んでみる事に。
すると…。
まぁー、まずいこと、まずいことっ。
いくら豆乳がまずいというイメージがあっても、最近は美味しいのが出ているので期待してたんですが。
所詮、豆乳は豆乳ですか…?
でも、飲まなきゃ減らないので毎日1パックは飲んでますけどね…。
久々に、嬉しくない“お土産”でした。