i PS細胞の虚偽で、記者から質問攻めにあってましたが…。
相変わらず質問の口調が「何様」状態でムカつきました。
確かにね、ウソはいけませんよ。
実際にあったとしても、研究段階だとか色んな理由で正式に公表しないでおこう…というルールがあれば、ちょっと口を滑らして可哀そうだなー…とは思いますが。
ただ、「そこだけ?」と言いたくなります。
何がって、追及の矛先ですよ。
つまり、一番悪いのはウソをついた張本人ですが、マスコミ側のミスもあったのなら、同じくらい追及してもらいたい、ということです。
取材をして記事にするまでに、いわゆる“証拠固め”みたいな確認作業を幾つか怠っていたというではありませんか。
「スクープだ」とか「俺らがスッパ抜くんだ」とか「先を越されるなよ」と、そういう事ばかり先走って、確認作業を怠ってたんじゃないの?
──と思ってしまいます。
取材して、ある程度の“確認作業”だけで、「事実っぽい」、「事実みたいだ」…なんて、“事実であって欲しい”という気持ちが“疑う事”を考えさせなかったというかさ…。
番組内での不適切な発言や、不適切な表示(テロップ事件もありましたが…)でも、原因を作った“記者”の「記者会見」なんかを開いて、マスコミがマスコミを「何様口調」で突っ込む姿が、こちらとしては見てみたいものです。
国民が情報に振り回され混乱する原因は、発言した者などの“発信者”はもとより、それを伝えるマスコミでもあるんですから。