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☆~Carefree Life~☆

HPの管理人 Sugaryが、日々の出来事から、趣味や宣伝まで勝手気ままに綴ります。

借り替え

2012-12-14 09:16:16 | 日常生活

数日前、旦那が言い出しました。


「ローンの借り替えを考えた方がいいかもよー」


──と。
以前、底値だと言われていた金利が、そこから更に下がったからだとかなんとか…。
住宅ローンの控除は15年なので、あと3回ほどあります。
本当ならば、繰り上げ返済も兼ねて、その控除期間が終わってから借り替えを考えていたんですよね。

残金が減ればそれだけ返ってくる税金が少なくなるから…というのも理由の1つですが、それ以上に借り替えを渋っていたのは、控除の申請が面倒になると思っていたから。

でも、購入後10年が経って、我が家のローン金利は4%になっています。
底値だと言われている今の金利は、そこからググッと下がって2%台。そこに色んな“条件”を満たせば、実際は変動で1%を切り、固定でも1%台…。
これは、面倒だとか戻ってくる税金分が減ったとしても、メリットは大きいものです。

そこで、渋っている間は何を言われようと聞く耳持ちませんでしたが、そうと決まれば動くのは早いSugaryです。
翌日から、近所にある銀行へ行きまくりました。

主に使っているのは名〇屋銀行。ローンの引き落としも名〇屋で、給料振込みだけは東京三菱U〇J銀行です。
聞きに行ったのは、順番に、中〇銀行、〇六銀行、三菱東京U〇J銀行、百〇銀行、そして、名〇屋銀行でした。

名〇屋銀行が最後だったのは、ローンの引き落としが名〇屋銀行だったので、同じ銀行で借り替えができないというのを、パンフレットの箇条書きで読んだことがあったからです。
でも、「名〇屋銀行は行かれたんですか?」という質問が2回もあり、不思議に思ったのは2回目に聞かれた三菱東京U〇J銀行でして…。

私 「同じ銀行では借り替えができないんですよね?」

──と聞くと、返ってきた言葉は…。

店員 「まぁ、それは名〇屋銀行さんのルールですから…」

──と言う言葉。

なに、その含んだ言葉は?

もともとの、UFJになる前の東〇銀行だった時はさほど思いませんでしたが、合併に合併を重ねあの長い名称になってからは、まーそれはそれは印象が最悪で、ムカつく事ばかりで、大っ嫌いになったものです。
なので、給料振込み以外は全部解約したんですがね。
今思えば、それも解約しとけば良かったと思います。

それ故に、そのひと言で、ちょっとカチンと来ました。
更に追及して、

私 「いや、普通は同じ銀行で借り替え出来ないんですよね?」

──と聞けば、

店員 「まぁ、それは名〇屋銀行さんのルールですから」

──と返ってくる。

私  「借りれるものなんですか?」

店員 「いやまぁ、それは名〇屋銀行さんのルールなんで、私どもが言えることでは…」

──の一点張りで、そのたびに、プチッ プチっ…と血管が切れましたよ。
でもそこは、大人です。
切れても、何とかこらえました。

ちなみに、今のローン返済表を見せて話しています。
1回目、「名〇屋銀行さんには行かれました?」と聞かれた銀行では、このローン返済表を見せてません(こう書いた真相はもう少し後で…)。

さて、この銀行員の対応する態度や言葉には、非常に不快な思いをさせられます。
大きくなった銀行だからなのか、なんというか、人に対する態度が事務的というか親身にならないというか。
常に、“上から目線”で“相手をバカにしたような”、あるいは“相手を自分より下に見ているような”、そして“相手を肯定することは少なく否定することが多い”態度や言葉なんですよね。

なので、結局は2時間ほど話して、改めて給料振込みの通帳も解約しようと決めました
ただ、2時間話して他では聞かなかった情報を得ました。
それは、団信特約という保険(ローンを支払っている人が死亡した場合、ローン返済を免除するというもの)の更新前に借り換えを完了しないと、払い損になるということ。1年分を払うので、借り替えすれば戻ってくる分もあるとは思いますが、できるなら払わずに済む方がベストですもんね。
そういう意味では、我が家は4月に保険料が引き落としされるので、時期的にも今考え始めて良かったのかもしれません。
しかも、借り替え後にも同じような保険に入る必要がありますが、その保険料は金利に含まれている(あるいは、銀行が負担するという説明だったりしますが)そうなので、今まで払っていた保険料は必要なくなるそうですし。

それともうひとつ。
マンション購入時に入った“団信特約”という保険のほかに、火災保険と地震保険があります。
団信特約は借り換えをすると自動的に解約になりますが、火災保険等はそのまま継続できます。
なので、ローンが終わるまでの期間、保険料も一括で払ってある火災保険はそのまま借り替えた後も単独で生き続けていくので、よっぽどのことがない限り触らない方がいいとのことでした。その火災保険に特約でついている地震保険は最長で5年間なので、5年ごとに保険料を払わなければなりませんけどね。
借り替えしても、結局のところ火災保険には入らなければならないので、今入っている火災保険がそのまま使えるという事ですし、解約しない方がいいとの事でした。
この2点だけは、この大っ嫌いな銀行での相談でしたが、聞いていて良かったと思う点です(笑)

さて、話は戻って…。
繰り上げ返済分として貯めていたお金と、借り替えに必要な手数料を含め、150万円を自己資金としました。
更に、今の月々の返済額と同じくらいの額でローン返済を組み直すと、共通してはじき出されたのは…。
残り22年だったローンが15年に短縮され、支払総額が借り替え前より500万以上(多ければ600万円ほど)少なくなり、メリットの方が大きいことが分かりました。

色々と銀行で話を聞いて、最終的には金利の数字で決めることになるとおもうのですが、給料振込みの通帳、公共料金などの引き落とし専用の通帳、家のローンのみの通帳と分けている我が家にとっては、金利を低くしてもらえる条件に「自動引き落としをこちらの銀行でしていただくと…」というのは避けたいもの。
最悪妥協しても、給料振込みの変更と、家のローンがその給料振込みの通帳から引き落としされるくらいです。

その条件をなんとかクリアできたのは、三菱東京U〇J銀と、中〇銀行と名〇屋銀行でした。
でも先にも述べたとおり、あの長い名称の銀行はどんなに条件が良くても却下。
──ってことで、残り2銀行です。

さぁ、ここですよ。
大っ嫌いな銀行での話を終えて、次に向かったのは独身時代にお世話になった百〇銀行。
そこでは、話を聞く前に、ローン返済表を見ながら、例の「名〇屋銀行さんではもう聞かれましたか?」という質問がきました。
どうせ教えてくれないんだろう…と思いつつ、「同じところでは借り替え出来ないんですよね?」と聞くと、いともあっさりと、それも快く説明してくれましたよ。
それは…。

引き落としに使っている銀行が名〇屋銀行というだけで、もともと借りているのは“住宅金融公庫(今は名称が違いますが…)”という所なので、名〇屋銀行でも借り替えができますよ、とのことでした
やっと、やっと…理解できましたよ。
そういう事か…。
そういうことを、あの大っ嫌いな銀行は嫌な言い方で言わないようにしてたのか
そこが、知らなければ教えないでおこう…的なあの態度が更にムカつきます。

百〇銀行の店員さんは、

「どこでもそうですが、ぶっちゃけ、お客さんも金利で選ぶことになるので、その数字も他の銀行より後に言う方が有利なんですよ。〇〇は幾らだったと聞けば、“うちは、こういう条件がクリアになればここまで下げれますよ”ということができるので…」

もともと、名〇屋銀行をメインで利用しているので、本当なら一番に聞きに行きたかったところ。それ故に、

「じゃぁ、先に名〇屋銀行に行ってみます」

──という私の言葉にも、快く送り出してくれました。

そんなわけで、聞けば聞くほど、色んな事が分かってきて面白くもあった相談のハシゴだったわけですが…。
教えてくれた百〇銀行には申し訳ないんですが、結果的に決まったのは名〇屋銀行でした。

説明してくれた銀行員の態度は、三菱東京U〇J銀行以外は、本当に、本当に…もう本当に言う事なしの対応でしたよ、えぇ。
これが地方銀行の良いところです。
融通も利きますしね。
何より、相手を不快にさせない言動が一番です。
名〇屋銀行でも借り替えができると教えてくれた百〇銀行には、新たに口座を作っちゃおうかな思うほどです(笑)


そんなこんなで、住宅ローンの借り替えに動き出す我が家です。
結果的には控除で返ってくる金額が減るだけで、控除の申請はいつも使っている用紙でそのままできるという事なので、何も面倒なことが増えるわけでもありませんでした。

コメント
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