2ヶ月以上…いや3ヶ月、4ヶ月以上になるのかな。
幼稚園の入学式の時にもらったカランコエが、雪に埋もれて何度か枯れたものの、その都度バッサリ葉を切り落として復活してきました。
カランコエをもらった本人には、何度か「自分のものだからちゃんと水をやってよ」と言ってもやらないので私がずっと水をやっていたんですがね…。
それが枯れて「もうダメだな」と言うと、「いや、自分がちゃんと水をやるから捨てないで」と言い始める。でも結局やらないんですよね。
もともと食べられない花には興味がない私なので、それ以上愛情はなく…(笑)。
ただどうしても復活を願うコビトに「最後の手段」として、すべての葉や茎を切り落とし、「これでダメなら諦めな」と言っておきました。
それから数日水をやっていたコビトでしたが──まぁ、そんなすぐには復活しませんが──案の定、何の変化もないので水もやらなくなり、そのまま何ヶ月と経って今に至っています。
そ・れ・が…。
梅雨に入り、ベランダに置いてあるカランコエの鉢に雨が入り込んできたからでしょうか…。
何気に目に入ったこの緑のものに驚きました。
新しい芽が出てる…。
うそでしょ…。
なにこの、しつこい……恐ろしいほどの生命力…。
枯れれば私の仕事もなくなると万々歳だったのに…。
こんな芽を見ちゃったら、水をやらないわけにはいかないじゃないですか…。
そんなわけで、1回目は私が水をやり、次からはコビトに託しました。
「今度はもう、かーちゃんは水をやらないからね。これを枯らすか完全に復活させるかはコビト次第だよ」
──と言うと、さっそくメモ用紙に「朝、カランコエにみずをやる」と書いて、テレビの前の机の上に置いていました。
うん、まぁ…忘れないための行動は間違っていないけど、そのメモ用紙、いつまで机の上に置いておくつもりだろうか…。
さてさて、いつまで「育てる」という気持ちが続くかな…。
親として、ちょいと見守ってみます。
因みに、このカランコエの花言葉。
もしかして、子供の成長だとか健やかさ…とかいうものだったりして…と調べてみたら…。
「幸福を告げる」
「たくさんの小さな思い出」
「あなたを守る」
「おおらかな心」
「人気」
「人望」
──だそうで。
やばいな。
それ知っちゃうと、枯らせないじゃんか…。
──とはいえ、かーちゃんはノータッチだ。
がんばれ、コビトよ(笑)