配管の施工・設置の仕事は溶接仕事が多く、しかも私には絶対に無理…と思うような体勢を維持しながら溶接をしたりします。
そんな旦那の体の疲労は1日で取れるわけもなく…日々蓄積される疲労はもう、私が手に負えるようなものではありません。
背中や腰は鉄板のように硬く張って、全体重をかけて押してもこっちが疲れるだけ。
腰の疲労からくるお尻や足の張りは、軽くマッサージするだけで「触ってくれるな」というほど痛がります。
最初こそ私が腰や背中を押していましたが、今では整体でマッサージしてくれ…と私が音を上げてお願いしています。
ただね…1回の料金が4500円と高いんですよ。
何度も何度も「行ってきていいよ」とは言えず、仕事のスケジュールや体的に「もうヤバいかな…」というくらいで行ってもらってたりします。
ただ、時間がなかったり金銭的に整体に行けない時はどうするかと言うと…。
おじいちゃん、おばあちゃんがよくやっているアレですよ、アレ。
そう、お灸です。
これがね、なかなかいい仕事するんですよ。
背骨の両側で、背中からお尻にかかるくらいの所にこれでもかというくらいお灸をします。
お灸とお灸の間は5~7cmくらいの感覚なので、それはもう、まるで恐竜の背中を見ているよう…(笑)
熱いときもあればそうでない時もあるし、場所によって熱さを感じる時もあればそうでない時もあります。
ついこの前、整体に行ったのですが、いつもは「軽くなったー」と喜んで帰ってくる旦那が無言でした。
残念ながら全く変わらず、気分もズーンと沈む日が続きました。
そんな旦那も我慢ならなくなって、「自腹でもう1回行ってこようかな…」と言ったので、「お灸してみる?」と聞けば、本人もそのつもりだったらしく早速お灸をしました。
そして翌日…。
私 「マッサージ、何時に行く?」
──と、予約の電話を促したら…。
旦那 「それがさ…すっごく楽になったんだわ」
──との事。
結局、自腹でのマッサージはなくなり、浮いたお金でカステラ買ってました(笑)
使うつもりだったお金が浮いたから、気持ちも大きくなって散在するという…良いのか悪いのか分からない状況に笑うしかありません。
でもまぁ、体が辛くて沈むよりずっといいですからね。
しかも、そのカステラは私や中坊も食べられたし(笑)
お灸、侮るなかれ…でした。