本日は」お寺さんの「若」の結婚式で、錆鉄人は地区の門徒委員に選らばれていたので
朝から饅頭配りから駐車場の係りをして、結婚式にも参列しました。
(なければロングの遠征に出かけていたのですが・・・)
ご存知のように、錆鉄人の集落においてもお寺さんは難しい局面を迎えています。
錆鉄人は百名山を登るために山奥のその奥の登山口まで行きましたが
その度に思ったのは、
そんな山奥の貧しい小さな集落にも立派な立派なお寺さんがどーーーーん建っている事で
江戸時代など食うのがやっとの時代に、
娘がいれば女郎買いに売ってやっと生活していたに違いないどん百姓を「騙して」
こんな立派な建物を作らせていたに違いないという事でした。
生きる事さえが地獄のようなどん百姓には、
死ねば極楽浄土に行けると言うのはものすごい甘言だったに違いありません。
錆鉄人は、大抵のお寺はそういう無知などん百姓を騙して
自分だけ良い生活をしていたとんでもない偽善者でしかないと思っているのです。
そして、地区のお寺さんです。
集落の戸数は六十数戸しかありませんが、応仁の乱の後にこの地に移っていたというお寺さんは
他の地域にも門徒を持っていてその数は約400戸、
仕事を持たずお寺さんだけで十分生活出来る門徒の数です。
という事もあってか、
住職の呼び名は「御前」、
の息子は「若(若様の若)」です。
当然、その地位?にあるので、地区の社会奉仕などにも参加しません。
しかしながら、時代も変わって
この地域においてもお寺に反発する住民も多くなってきています。
このまでは10年も経たないうちに、門徒組織は崩壊する可能性もあると思っています。
それはそれでしかたがない事だと錆鉄人は思っていますが・・・
(積極的な意思を持っていません。今日の結婚式も地区の役員をしているから出席しただけですから)
披露宴の終わりに、退場する時に
「若」に大事な事を言うよと言って説教?をしてきました。
曰く
「汝の門徒が汝に何をなしうるかを問わず、汝が汝の門徒に何を成しうるかを問え」
と。
相変わらずの本歌取りで済みません。
本歌はご存知のようにジョン・F・ケネディの
「汝の国が汝に何を成しうるかを問わず、汝が何時の国に何を成しうるかを問え」ですが・・・
遂に錆鉄人の本歌取りも国際的になったものです!