給水ポンプ

7月中旬以来、雨が降ったのは1～2日しかなく、
天女が作っている2枚の田圃のうちの1枚は用水路の最後にあるので、
上流の田圃の人が全部水を止めて自分の田圃に入れてしまうので、全然水があたりません。

という事で、天女は夜中や朝早くに水の分配口や取り入れ口に行って
必死で水を入れていたのですが、すぐに上流の人が下に流れないように止めて取ってしまうので、
田圃全体に水が行き渡ることはなく、このままでは一部が枯れてしまうかも・・・という状況になっていたのでした。

そこで、愛妻家の錆鉄人は、
そういう時もあるだろうと買っておいたポンプを動かす事にしたのでありました。

が、買って何年も一度も使わずにいたので、部品が見当たらず捜し回り、
説明書も何処に行ったか行方不明になっていたので、
帰宅してネットで捜して読み、ようやく試運転。

無事、始動したので、田圃に持って行ったのですが、
川に給水菅を投げ込むと浮いてしまって水を吸いません。
持ってきていた鉄のスコップをくくりつけて投げ込んだら、今度は沈んでくれました。

さて、エンジンを掛けて、回転を上げましたが・・・
こんどは送水管の根元の締め付けが甘くて、そこから水漏れして送水しないので、慌てて増し締め。
やっと水を送水しだしましたが、今度は水の勢いが強くてホースが飛び跳ねてしまいます。
石を持ってきてくくりつけ、
さらに家に帰ってブロックを持ってきて挟み込むようにくくりつけてやっと治まりました。

という事で1時間半ほどして見に行きましたが、まだ水は十分とはいえません。
ガソリンを継ぎ足して再始動。
23時頃に片付けに行こうと思っています。

さて、このポンプ、ホンダのBX20だかなんだか、口径インチの結構立派なもので
最大給水量は600L／分という強力なポンプです。
田圃のすぐ横が大川で、しかも深くなっていて吸水にはもってこいの場所なのが幸いです。

という事で、見事、天女の心配事は永久に解消されたのでありました。
（もっと早くすればよかったのにと後悔している愛妻家の錆鉄人でありました。）