錆鉄人は暑がりなので帽子は嫌いなので、
いつも帽子をかぶらずに畑仕事をしていたのですが、
天女が心配して言いました。
「おとうさんは頭のテッペンが薄いから日焼けするわよ。帽子をかぶってね!」
という事で、天女のいう事には何でも従う従順な錆鉄人は
晴れている日には帽子をかぶって田んぼや畑仕事をしていたのでありました。
でありますが、
一昨日の白山登山は甚之助ヒュッテまでは日光が当たらないので
帽子は持って行っていましたが、被らずに登山していて
その後もそのまま登っていました。
天女が青石を過ぎたあたりから足が前に進まなくなったので、
「足止める」の本歌取りをいくつも作っていたのですが、
その時、ずっと帽子をかぶっていない事に気が付き、
「お母さんが頭のテッペンが日焼けするから帽子をかぶるように言ってから
ホトトギスの声を聴くたびに、テッペンヤケタカ」と聞こえるようになったよ」
というと、天女は噴き出して、
「力が抜けたわ」
と言って、またまたずる休みされてしまいました。
ちなみに、テッペンはそれほど焼けなかったと思うのですが・・・