数年ぶりに訪れると廃業してしまっていたり、ほとんど手が付けられずに荒れ放題になっている温泉が増えているように思います。
ここ、山川温泉の山林閣もいずれはそうなる運命でしょうか・・・
場所はわいた温泉郷のひとつ、山川温泉の一番奥で、
山林閣さんに向かう途中には白花シンフォーニーさんとか四葉さんなど入った事のある濁り湯の温泉宿がありますが、
道路は狭くすれ違い出来ない所も多いので注意が必要です。
今回、山林閣さんに入る事にしたのは、はげの湯温泉安らぎの宿まつやさんのチェックインまでに1時間以上もあり、
最初は「奴留湯」温泉に行ったのですがカギがかかっていて入れず(夜だけ入浴可能なのかもしれません)
それじゃあ近くの温泉という事で「滝が見える濁り湯の露天風呂」と言っても天女が思い出さないからでありました。
ちなみに四葉さんや白花シンフォニーさんは言葉でどんな温泉かを説明しにくかっただけですが、恐らく天女は覚えていないはずです。
という事で・・・山林閣の車庫に駐車して
周辺に人気配がないけど、ここも入れないんじゃないかしら・・・
と思いながら階段を下りて玄関へ
案外きれいだからちゃんと営業していそうな感じでした。
中に入ると・・・
声を掛けましたが全く反応はなく、1人300円と書いてあったので600円入れて中に入りました。
ちなみにお金を入れる箱は単なる箱で入れたお金が丸見え!
後から来た人が盗もうと思ったら簡単ですが田舎の温泉宿らしくて◎
温泉へは張り紙で案内されていますが・・・迷路のようで、
天女は入浴後に帰り路がわからないと言って露天風呂から男湯のほうにやってきたほどです。
(滝見の露天風呂の入り口は男と女が隣りあわせではなく離れているのです)
最初は混浴の岩風呂
以前に来た時と同じようにお湯が入っていませんでした。
通路から簡単に覗けるので混浴は難しいのですが・・・がっかり
続いて呼び物の「滝見露天風呂」
ちょうど紅葉がきれいでした。
隣の女風呂に「30分後に出よう」と滝の音に負けないように大声で言いました。
実はこの滝見の露天風呂は2段になっていて、手前側は完全に屋根の下なのですが、
川沿いの露天風呂に行く時は頭をぶつけないように前かがみで移動する必要があります。
という事で川沿いの露天風呂に移動すると!
天女が入っていました。
実はあとからやって来たのでしたが、露天風呂の前は護岸の堤防があって仕切りもなく簡単に移動出来てしまうのです。
温泉は長湯をするにちょうどいい温度でした。
じゃらんの評価は食事が今一だったと思いますが、この滝見露天風呂だけでも泊まって入る価値はあると思います。
やがて着替えをした天女が帰れないと言って、堤防からやってきたので錆鉄人も露天風呂から上がりました。
ここは家族風呂もいくつかあり、1つを覗いてみました。
いい感じでしたが、日帰り料金300円では入るわけにもいかないと律義な錆鉄人でありました。