一番下の姉の所から「動かないから持って行って」と言われ
ダメなら廃棄すればよいと思って持って帰りました。
こういうもののエンジンを掛けるにはコツがいるんだと
チョークを引いたり戻したりして何度もエンジンを掛けてみましたが、全然掛かりません。
こういう場合、まずはプラグと外してみると真っ黒に煤けていて
「こりゃーダメぜよ」
と掃除した所、一発でエンジンが掛かり、そのまましばらく様子を見ていましたが
異常がないので直ったと思っていました。
先日、姉が畑を耕して欲しいというので、
この修理したばかりの耕運機をエブリイに積み込んで姉の家に行きました。
この耕運機は他の2台よりは軽く、姉の畑は広くはないので十分だと思ったからでした。
畑に運び、エンジンを掛けると快調に一発でエンジンがかかり、
しばらく「暖気運転」してから、作業レベルまで回転数を上げて耕し始めました。
すると数分でエンジンがストップしてしまいました。
エンジンを掛け直すのですが、すぐにまた泊まってしまいます。
しかたがないので、その耕運機を持ち帰り、
今度は「サラダFF300」をエブリイに積み込んで持って行き、耕しました。
天女さんちにはちゃんと動く耕運機が2台あるので、
修理する必要は必ずしもないのですが、折角なので再修理に着手。
プラグを外すと・・・まだ「真っ黒」にはなっていません。
とりあえず、10年くらい放ってあったのだから
オイルをチェックしようとレベルゲージを抜くと、
オイルが溢れてきたので慌ててレベルゲージを締め込みました。
ホンダのサラダの場合、
オイルレベルは耕運機を水平に置いた状態でレベルゲージの口までなので、
おそらくこのmm208もそうじゃないかと思って、
耕運機と一緒にもらってきた取説を探しましたが見当たりません。
しかし、現象的にはオイル上がりで不完全燃焼になったと思われるので
オイルを抜くことにしました。
オイル排出口は別にあるのですが、多い分だけ抜くのでレベルゲージから抜きました。
そして、エンジンを掛けると一発で始動
しばらくアイドリングさせてから、アクセルワイヤーを直接引っ張って回転を上げ下げすると・・・
回転を上げた時に数秒間黒い煙を排出し、それからは正常な排気となったので、
裏庭の畑を耕してみました。
これだけ運転しても異常なかったので、完全復活したと思われます。
(取説が出てきたら、確認しようと思っていますが・・・)