空梅雨で6月だというのに暑い日が続き、
水が大好きな里芋の水やりを連日バケツで20杯ほどかけていたのですが、
それでも里芋にとっては雀の涙かも?
たっぷり水をやろうと、今年初めてポンプで水やりをする事にしました。
ところが・・・
去年まで使っていた1インチのポンプ、エンジンはかかるのですが、
給水しようと回転数を上げるとエンジンが止まってしまい、
いろいろ試してみたのですが回復せず。
(そういえば去年も調子が悪いのをだましだまし使っていたのでした。)
しかたがありません。
十年以上使っていない2インチのポンプを小屋から引っ張り出しました。
このポンプは日照りの時に大川から水を吸い上げ田んぼに給水するために買ったものですが、
数年後ににはもう一つの田んぼの用水路から、
ホースを70~80mつなぎ高低差を利用して給水するようにしたため、
お蔵入りしていたものです。
ところが、排出側のホース取り付けの部品が見当たらずm苦肉の策を実施
ホースそのままではねじ部に差し込むことが出来ないので、
数か所に切り目を入れ・・・あとは力任せで無理やり引っ張り、
ステンレス針金で締め付けました。
1インチは2サイクルエンジンですが、
2インチポンプはエンジンでは世界一のホンダ製4サイクルエンジンなので、
10年以上使っていなくても大丈夫だろうと思いましたが、
エンジンは給水した水による水冷なので、ガソリンを入れたあとは
実際に畑に持っていってエンジンを掛けることにしました。
まずは用水路にブロックで堰を作り、給水管をセット
その水をジョウロに汲んで、ポンプに「呼び水」を入れ・・・
チョークを引いて回転数レバーを調整し、
紐を引くと・・・
一発でエンジンが掛かりました!
が、10年以上使っていなかったので、さすがに回転数が不安定・・・
すぐに本来のエンジン音になったので、回転数を上げて給水開始!
さすが2インチのポンプ!
またたくまに畑の畝の間に溜まってきました。
ただ、問題は吐出する水の勢いが強くて、畑の土が掘り起こされて、その先に溜まってしまう事です。
この問題が次回に対策する事にして、給水を続行。
修学旅行生の里芋植付体験にもしっかり水があたりました。
天女さんちの里芋と比べて葉っぱが小さいのは、植え付けた時期が遅いからですが、
8月後半には高さ1.5mほどに成長して、ほとんど差がなくなるはずです。