天女さんちの周辺にいる獣たち
これまでで一番被害が大きかったのはイノシシでしたが、
今は電気柵でほぼ完全に防御出来ています。
3年前には、無人の隣家の柿の実を食べに熊が来て、
幹に多数の爪痕を残し、地上には折った枝が山積みになりましたが、
電気柵が撃退したのか天女さんちの柿木は無事でした。
すぐ横には栗の木があるのですが、
茶色くなってイガがはじきだしたらすぐに竿で叩いて全てを収穫してしまう事で熊対策をしています。
電気柵で撃退出来ない一番の難敵はサルです。
定期的に襲ってくる軍団以外にも、離れザルがいて防戦に大わらわです。
サルが食べるものは、基本的には檻の中でしか野菜や果物を栽培出来ません。
その他、ハクビシンや穴熊、タヌキ、ムジナなどは電気柵の下を潜り抜けるので撃退出来ません。
襲撃はほぼ夜間なので、野菜などの食べ残しがあれば「やられた!」と分かるだけです。
という事ですが・・・
カボチャがやられました!
昨日の朝、カボチャが何個か、表面だけ齧られていたのですが、
表面だけだったので、まずくて食べるのをあきらめたんだと考えていたのでしたが、
今朝は・・・
天女が手前の2個のように齧られたカボチャを並べて置いていたらしいのですが、
1個が半分以上食べつくされていました。
こうなると味をしめて今夜もやってくるはずです。
未成熟なものを含めてすべてのカボチャを収穫してしまいました。
しかるにこれらの獣を退治する事は出来ません。
獣は法律で守られていますが、作物は守られません。
熊は保護動物か何ははしらないけれど守られていますが、
人間は熊から守られていません。
今や田舎に住む人間が絶滅危惧種になっているというのに・・・
(田舎の小学校の生徒は全校で数名とか、学年数名というのが当たり前になってきています。)
こんな日本に誰がした!