阿曾原温泉小屋の手前の橋を渡って少し歩くとテント場で、
ザックを担いだまま階段を上って、幕営の受付をしました。
小屋主の佐々木泉さんは何度かテレビでは拝見していましたが、
ひと言二言お話しするだけでいい人だという事が伝わってきます。
幕営料は一人1,000円、露天風呂の入浴料は一人800円、合計3,600円を払い
横の自動販売機で缶ビールを買おうとすると、
お札は使えないから両替するよと言われ、
とりあえず2,000円を両替してもらうと、
これに入れて持っていくといいよと言ってビニールの袋をくださいました。
2本だと持ちにくいと思われたのでしょうが、冷たいビールを飲みたいのでまずはロング缶800円を1本だけ。
出てきたビールはキンキンに冷えていて美味しそう!
テント場におりて、まずはビールを飲みましたが、予想通り!
それからテントを設営
テント場は数十張り設営可能な広さで、
真ん中辺りに水場があり(無料)奥のほうにトイレがありました。
天女はトイレから出てきた足跡のあるような所は嫌だわと言うので
この排水溝の手前(小屋に近い所)に設営する事にしました。
ちょっと奥まっていて風が吹いても遮られそうで、下は草でふっかふかの「特等地」に設営。
後ろに見えるのが、有名な高熱隧道かと思っていたのですが、
夕方に中から男性4人が出てきたのでビックリ!
何処から来られたのですかと聞くと「仙人谷から」と言われるので、
一瞬、このトンネルの先が登山道なのかと思いましたが、
関電関係者の人が作業用に乗るトロッコの出入り口だったのでした。
(トンネルの中)
奥には鉄格子の扉がありました。
実はここを選択したのは・・・ビールを買いに行くのに近くて便利だったからでもありました。
小屋までは結構登らなければなりませんが、冷えたビールの為なら!
15時頃からテント設営を始めたのですが、1時間交代の露天風呂は女性の時間で
若い女性が一人露天風呂に行かれたので、天女は場所を決めた後、露天風呂に行きました。
設営が終わって天女を待つ間に、ビールをもう1本買いに行き、
のんびり飲んでいると天女が戻ってきて「とっても気持ちが良かったわ!」
もう一人の女性も上がって来られたので、露天風呂へ・・・
ぐんぐんと下り、道を見違えたのかな?と思うほど下った所に露天風呂がありました。
しばらくすると、トンネルから出てきた4人が来ました。
この時はまだ登山者だと思っていたのでしたが、この人たちも登山道を修復してくださっている人でした。
露天風呂の奥にあるのが高熱隧道でした!
露天風呂からの登りは5分以上、5時少し前に戻ると夕食が出来上がる寸前。
(パスタを茹でている所です)
安くて丈夫な3000#のブルーシート(1.8m×2.7m)をグランドシートにしています。
(雨が降ったら、中へ折り込みますが、降らなそうだったのでこのままにしていました。)
海藻サラダに天女特製の乾燥キュウリが入っています。
たっぷりのスパゲッティに何故か3本目のビール
痛風持ちだというのにプリン体たっぷりのロング缶を3本も飲むなんて・・・
人体実験しているみたいな・・・(実はさらにもう1本飲んだのでした!)
天女は早く食べてもう一度露天風呂に行くつもりだったのでしたが、
遅れてきた男性登山者を入れてあげて下さいとの事でした。
その男性は18時少し前に上がってきたので、
18時からは女性時間になったはずですが、先ほどの女性は下りてきません。
(夕食時間帯だったみたいです)
という事で、天女に2人で露天風呂に入ってきても良いかを聞きに行ってもらい、
ついでにロング缶をもう1本!
(痛風の発作が出て救助のヘリに乗ったら世間の笑いものになりそうですが・・・)
OKをもらって露天風呂へ
薄暗くなる前にテントに戻りましたが、
ずーっと短パンでいた為に、虫にそこら中刺された為にかゆくてなかなか眠れませんでした。