目にはさやかに見えねども

朝起きると

「おとうさん有難う！」

と言いながら天女がヨタヨタ歩いてきました。

「？」

「今、若返りの最中よ」

どうやら、超絶筋肉痛の真っ只中のようですが

昨日のブログを見たようです。


という事で一首


　　若返り　目にはさやかに　見えねども
　　　　　　歩くすがたに　おどろかれぬる

　　　　　　　　　　　　　錆敏行朝臣


・・・おかあさん　心と笑顔は少女のようだよ！

という事で

・3時少し過ぎ　新穂高バスターミナル出発


　　（5時少し過ぎ　岩切道取り付きで休憩）
　　岩切道は以前よりは若干荒れ気味でした。通行ご注意下さい。

・8時少し過ぎ　第二目標達成（穂高岳山荘のロング缶を飲む）


　　350mL600円　500mL800円　

・9時少し前　　第三目標達成（涸沢岳登頂）


フランスから2週間の休暇を取って日本の山登りをしているという男性とカタコトの英語で会話
槍から縦走してきてこの日は上高地に下るとの事でした。

・13時半頃　　 第一目標達成（奥飛騨ガーデンホテル焼岳でインド薬膳料理を食べる）


　　サラダを食べちゃった後ですが・・・

17時15分頃　 帰宅
　　サラリーマン時代の感覚で土日と勘違いして高速料金1030円も使っちゃいました。
　　総走行距離　435km　燃費16km/L程度×131円≒3050円
　　高速代　1030円
　　ロング缶　800円　薬膳料理864円×2＝1728円
　　その他　コンビにで買った夕食と朝食の冷やし中華やパン・おにぎり　1900円強
　　穂高岳山荘トイレ代　300円　BTで買ったジュース　160円
　　合計　たくさん

　　
・登山（人生）とは決して諦めない事
（40年ほど前の映画　Love　Storyの本歌取りですが・・・）

われ泣きぬれて

という事で、絶体絶命のピンチになった錆鉄人は
靴下がなけれれば登山は無理だ。
靴下なしで登山靴をはいて登山したら脚にヤスリをかけるようなもので
たしか奥穂の往復は四万歩位だったからマメが敗れて皮がむけて・・・
（それ以上の恐ろしい状態を想像出来ないのですが）

という事で一首

東海の小島の山の白岩に
　　われ靴摺れてマメとたはむる

　　　　　　　錆啄木

という考えるにもおぞましい状況に陥る事はほぼ確実と思ったのですが・・・


愛妻家の錆鉄人は、
せっかく山に登る気になった天女をこの機会に山に登らせて若さを保たなければ・・・
と考え、わが身に降りかかるであろう靴摺れの恐怖に打ち勝って
素足に登山靴をはいたのでありました。

というのは、
天女は「天」に近くなる3000m以上の山に登る事で
天から降り注ぐ見えざる天女エネルギーを吸収出来てリフレッシュし
若さを保つ事が出来るからなのであります。
もちろん、登山後は超絶の筋肉痛になって、超回復するからであります。

実は
せっかく新穂高まで来たのに
むざむざ帰るのは交通費が勿体無い。
靴摺れになって痛いのは無視すれば済む事だし
登山靴は履きなれているので案外靴摺れも軽症ですむかもしれない・・・
と思ったからでもありました。

という事で、
計画通り3時にバスターミナルを出発したのでありました。

絶体絶命！

昨日の午後1時過ぎに家を出発し、5時過ぎに新穂高の登山者用駐車場に到着し、
早速缶ビールを開け、同じく車中泊して今日から登山しようとしている人たちとお話しなどしながら4本を飲み干し
薄暗くなってきたので、バスターミナルにトイレに行くと
ベンチに座っているご夫婦がいたのでお話しを始めると
その人達は槍に登って帰ってきたらバッテリーが上がっていたので救援を呼んで待っている所との事でした。
錆鉄人は明日奥飛騨ガーデンホテル焼岳へ行ってスーラジのインド薬膳料理を食べるのがメインで
それでは勿体無いのでついでに涸沢岳の日帰りをするつもりですと言うと
その人は1ヶ月前に食べに行ったら、ナンを焼くインド人の料理人が病気で出来なくなったのでもう止めたって話しだったと・・・

ガーン！
メインの目的だったのに・・・
でもホームページにはスーラジが営業しているって書いてあったけど・・・
営業時間がすごく長いし、営業を止めても更新されていない可能性が高いかも
とショックを受けて車に戻って、車中泊態勢に入ったのですが、
地面の熱気などで暑くなかなか寝付けず、窓を大きく開けたらやっと涼しくなって寝たのですが
ビールの飲み過ぎですぐにトイレに行きたくなって目が覚め
その後は逆に寒くて何度か目が覚め
かなり寝不足でしたが、2時半にセットした目覚まし時計は律儀にベルを鳴らしました。

メイン目的は行って確かめるしかないから
とりあえず次の目的である穂高岳山荘でビールを買って飲む為にいそいそと準備を始めたのですが・・・
ない・・・ない？ない！
登山用の靴下を入れ忘れたようで、ないのです。

もう絶対絶命。
仏滅と三りんぼうと13日の金曜日が一緒に来たみたいな悲惨な状況に錆鉄人は置かれてしまったのでした。

さて、この続きはどうなったでしょうか？
とりあえず、寝不足解消の為に寝ます。

奥飛騨へ

毎年4～5回ほど行く奥飛騨ですが、今年は初めてです。
愛妻家の錆鉄人の目的地は奥飛騨ガーデンホテルのスーラジ！
スーラジの800円（税抜）のランチが大好きな天女のためになら
錆鉄人は往復400kmの道のりを厭いませんが
それではあまりにもコストパフォーマンスが悪いという事で、
ついでに山登り。

ガーデンホテル焼岳のHPを見ると12時以降オープンしていると書いてありますが
去年まではランチは14時には終わっていたので、
遅くとも13時過ぎにはホテルに行きたい。

という事で、槍の日帰りでは真夜中に出発しない限り間に合わないのですが
今日は日曜日なので、ロープウェーに乗る車の行列で道路が大混雑していて
夕方に駐車場に入って車中泊するのは困難である上に
今年になって全然山に登っていない天女に
いきなり槍の日帰りは無理をさせると考えた愛妻家の錆鉄人は
奥穂の日帰りを提案、それも奥穂は何度も登っているので
天女が登っていない涸沢岳にしておこうという優しさにあふれた計画です。
槍での幕営もこの時期は夕方の雷雨が怖いので断念）

どれ位の時間で穂高岳山荘に着くか計りかねるので
余裕をみて登り5時間、下り3時間半、涸沢岳往復＋山荘での休憩で1時間と考え
3時頃に出発すれば良いのではないかと考えています。

手漉き和紙のハガキ

先週、小学4年と6年の4人の女の子が農家宿泊体験という事で我が家に泊まりました。
その時にサポート役で来ていた学生さんも1人我が家に泊まったのですが、
その人から暖かい心のこもったハガキが届きました。


（残念ですが、とってもうれしい本文のほうは紹介出来ません）


またいい思い出の宝物が出来ました。

季節外れ

この所、晴天続きで全く雨が降らず
家の裏の谷川の水も涸れてしまい、池も干上がってしまいました。

という事で、
毎日、バケツで水をかけてやていますが、ミズバショウも青息吐息



これは季節外れではありませんが、
何ともう1株には・・・




こちらは、ミカン
ゴルフボール大に育ってきました。


これも季節はずれではありませんが・・・

年末に買って植えたミカンの樹に1ヶ月位前に花が咲いてビックリしていたのですが
それはそれなりに育ってきていて
さらに、また花が咲いています。



あまりの暑さにミカンまで季節感を喪失してしまったのでしょうか。
（錆鉄人が毎日水遣りをしているので、ツルの恩返しならぬミカンの恩返しかも？）


一方、天女はトウモロコシを収穫した跡に、今頃になってトウモロコシの種を播きました。
（播く所がなかったからという事ですが・・・）
いくら何でも、今からでは収穫まで育つのは困難ではないかと思うのですが・・・



これが最高の季節外れに違いありません。
天女といると想像出来ない事があって、毎日が楽しい我が家です。

薪作り

という事で・・・山登りは延期にしましたが、
働き者の錆鉄人は冬に備えて薪作りに勤しみました。

まずは、勢い余って地面を切ったりして刃こぼれしたチェーンソーの目立て
目立て器は以前にホームセンターで買ってありました、確か2000円～3000円位だったような・・・


薪にする木は、急斜面の上に生えていてイノシシが下を掘り返して
下の家に倒れる恐れが出てきたので、去年の年末に3万円で切り倒してもらった杉の大木です。

という事で、錆鉄人は厳しい暑さに負けず丸太伐り
薪ストーブに投入出来るように短めに伐ります。
が、これが大変！

まずは目立てが不十分だったのか、なかなか伐れません。
切れないので力を込めてチェーソーを押さえつけたのですが、逆効果だったのかもしれません。
疲労困憊ヘトヘトになって伐った丸太を崖下に転がり落として
車まで抱えて運搬しましたが、１つ50kgはありそうでした。

という事で、
中国製の薪割機が登場。
中国製といってもあなどれません。
これまで4～5回使いましたが、まだ壊れていません。



こんなに太い丸太ですが一気に２つ割りになりました。
（杉は割れ易いからですが・・・）

これを細かく割っていきます。



という事で、汗を1リットル位流して（丸太伐りを入れれば3リットル位かも？）薪が出来ました。

斧で割っていたら、それだけで汗が5リットル位になったかも？
どうか、薪割機が壊れませんように！

特権の行使

これまでは土日の混雑時にしか登山が出来ませんでしたが
仕事を辞めた者の特権として好きな時に山に行く事が出来るようになったのですが
何かと平日も忙しく、実行出来ずにいました。

という事で、今こそ絶好の登山シーズン！
天女に、「一泊二日で槍の幕営か、奥穂の日帰りとどっちがいい？」
と聞くと
（愛妻家の錆鉄人は、どちらも昼は天女の好きなスーラジでナン料理を食べる計画を立案）
天女は奥穂の日帰りを選択。
種を播いたばかりのニンジンなどへの水遣りを考えたのかもしれません。

という事で、
天気予報を見ると4日迄は天気予報が悪く
5日は天女がお母さんと逢う日（この日はデイサービスとか泊まりに行かない日になっている）なので駄目
7日は19時からお寺の臨時総会があるので遅れる可能性を考えて除外
という事で6日しかなかったのでしたが、またまた天気予報が×
しかたがないので3000m級は来週にして、
白山はどうかと天気予報を見ると○

昨日は午後に登山の準備をして
午後9時過ぎに就寝
今朝は2時45分に起きて、いざ出発！

その前にもう一度天気予報をという事で
ウェザ＾ニュースで雨雲の動きを見ると・・・
鈴鹿山地あたりにあった雷雲が受賞して6時から8時ごろは白山上空を覆うという予報

雨の中上るのは嫌だね
という事で直前で中止してまた寝たのでありました。

なお、朝になって案雲の流れを見ると
予報と違って雷雲は北上しなかったみたいでしたが、
今更行く気にはならず（午後から雷雨の予報でもあります）

昨日まで5時半から草刈りをしていたけれど
今日はもう暑くなっているので、行く気にはならず。

何をしようかな・・・

サルと人間の違い

サルにトウモロコシを食べられた時、
ちょっと考えがあって食べ散らかしたトウモロコシをそのままにしておきました。


そして、1日の夕方、民泊で子供達が来た時
トウモロコシの檻にはいってトウモロコシの収穫体験をさせたのですが、
その時に
「これはサルの食べ方。肝試しの後でトウモロコシを焼いて食べる時に人間の食べ方を教えてあげるね」
と言いました。


という事で、お祭から帰ってきてすぐに肝試しを行いましたが、
6年生の子が怖がってなかなか終わりませんでしたが、やっと終了し、
トウモロコシを焼いて、熱々のトウモロコシで「人間」の食べ方を教えました。

具体的に言うと、
トウモロコシの並んでいる実の間に下の歯を当てて丁寧に実を起こすようにして1列を食べれば
次からは同じ要領で簡単に実をきれいに食べられるようになるという食べ方です。


子供達は「サル」と「人間」の違いをちゃんと出そうとして
一生懸命に食べ方を苦心して食べてくれました。

という事で・・・
みなさん良く出来ました！
（若干、サルに近い食べ方しか出来ない子がいたみたいですが・・・）