元旦の 「 ニューイヤー駅伝 」

2014年01月01日 | マイブーム -
三ヶ日の「駅伝」は、私の決まり事のようになっている。


今年も、応援しているランナーを中心に注目して、
何事もなく、無事に、「ニューイヤー駅伝」が終わった。

今井正人さんの今年は、昨年同様 「花の4区」 で、
17位でタスキを受けて、5位で渡すという・・・またもや
興奮する素晴らしい結果を残した。
昨年の 「区間賞」 は9秒差で取れず、2位に甘んじたが、
それ以上に 「負けん気」 が感じられる走りだった と 思う。

笑顔で声をかけながら、前の走者を迎えて、
どんどんと抜いていく走りは爽快だった。
追いつかれると 白い歯を食いしばり、また引き離し・・・
また前を目指して走る。
こんな単純なことが、なかなかできないものだ。


タスキを繋いだ後は、また深々と 一礼をした・・・。
敬意を払う・・・いつも通りの誠実な今井さんの行為だった。
昨年のニューヨークシティマラソンは鑑賞できず、残念だったが、
注目の川内選手など多数をおさえて、日本人首位だった。
今年もまた身体に気をつけて、頑張って欲しいと思う。



今井選手が所属の「トヨタ自動車九州」は、昨年と同じで 総合2位。
あと一歩だぁ~~。
来年に期待をかけて、ぜひ優勝してほしいところだけれど、
順位に関係なく、一生懸命な走りが見られるだけで、私は嬉しい。




しかし、「トヨタ自動車九州」は、実業団の中でも高卒の選手が
かなり多くて、箱根駅伝の注目選手以外は知らない私にとって
新鮮なチームだ。
「大学進学をしたハンカチ王子」と「プロ野球に進んだマー君」を
参照する如く、若くして一線の実業団に入ることに対するメリットを
感じることも多い。
大学時代は学費を支払い、経験という名のもとの “ 遊び ” に興ずる
学生が多いため、「時間を有効的に使うこと」 の大切さも感じる。
実業団は社会人なので、お給料がでるわけで ・・・学費を払うのとは
大きな差があると思う。

昨今は、就職難で、昔のように学歴が過剰に尊重される時代でもなく、
同時に 「働ける環境」 と 「自立できる立場」 を手に入れるのは・・・
なかなか良いことだとも思う。
今日の駅伝でも、20歳のランナーが頑張って、「トヨタ自動車九州」 を
2位まで押し上げることに貢献している。
普通ならば、箱根駅伝に出場している年齢だ。


人生いろいろ・・・。
選択もいろいろだから、これから社会に出る若人は、熟考して
自分の人生 ( 生活 ) を考えて欲しいと思う。

やりたいことが、生活の安定に結びつくのなら、
これに越したことはない。
素晴らしいことである。

「 氏神様 ( うじがみさま )」

2014年01月01日 | 出来事 -
新年あけまして、おめでとうございます

今年は、皆々様にとって、 そして私にとっても、
素敵なことが続きますように。




昨年末日の 「大晦日」 は、それなりのことを厳選してやり、
実家の 「 氏神様 」 に行って、地元の人々 ( おじさま方 ) と
交流をした。

大晦日には 「その年の悪いものを取り払ってもらう お祓い 」 を
受けて、新しい気持ちで新年を迎えるということを教わった。

集まった数十名の人々と一緒に、頭をたれてご祈祷し、全てが初体験。
たとえ単なる形式であっても、これらは 「 有難いもの 」 として
解釈して、甘受するのは・・・悪いことではない。


古くから、山岳信仰がある四国という土地柄、高齢のおじさま方は
「 山の神様 」 という言葉を、頻繁に つかっている。
おじさま方の年齢は、70歳をはるかに超えていて、私一人が・・・
とても浮いていたけれど・・・、お茶くみをしながら、氏神さまの
年末年始の行事に参加したのは、本当に “ 興味深い経験 ” だった。


人々の慣習の背景に、個々の当家さんたちの考え方が見え隠れ・・・。

おじさま方の 「 さりげない雑談 」 の中に 様々なことが感じられ、
私の知らない世界が、そこにはあった。




神道では “ 住んでいる地域の 「 氏神様 」 にお参りするのが基本 ”。
そういえば、子供の頃には、除夜の鐘とともに、近所の八幡神社に
初詣に出かけていた。 (お賽銭を、ポケットに入れて・・・)
面倒だと嫌がる私を、必ず 父は促して、とぼとぼと徒歩で行ったものだ。



「 お正月 」 には全てが改まり、新たなものが宿る ーという考え方は、
日々の生活の一区切りとしては、都合の良いものであると思う。
そうして、新しいスタートを切ることで、苦渋な時間を忘れ去り、
気持ちよく過ごせるように導いてくれているのかもしれない。