『3分間の女の一生』初めての通し。バラバラの「3分間」のシーンが集積された世界として構想されたものであり、実際その方針下にあるが、実は大きくストーリーが動く劇である。おそらく「筋書き」は、戯曲に書いてある。しかし、その真のストーリーは、ほんとうには、「現場」で繋いでみないと、そこに存在したことにならない。いや、正確に言えば、俳優たち自身の身体の中で一つの 「脈絡」として現象しないと、作者である私のイマジネーションを遙かに越えて現出してほしいと願っている、その特権的な時空はうまれない。竹下景子、円城寺あや、小山萌子、さらに多くのヴィヴィッドな同時代者としてのゲストの方々の参加を得て、そしてもちろん、いつも以上の劇団員の主体としての意志と共に、その野心の結実に向け、少しずつ近づいてゆこう。
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