Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「最終的には辞職」、けっこうなご身分だ

2021-01-28 | Weblog

報道によれば、菅義偉首相は27日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活に困窮する人たちへの支援について「最終的には生活保護」と答弁したという。

これは、菅首相自身が、このまま政権運営がうまくいかなかったら、「最終的には辞職」、と考えているという、潜在意識の表れであろう。

うまくいかなくても、やめればすむ、けっこうなご身分だ。

それにしても、失業や時短要請に伴う減収などのリアルな苦しみに対して、「生活保護がある」というのは、あんまりではないか。「なんとかしてあげたい」ではないのである。

うまくいかなくても、「生活保護がある」。というのは、論理として成り立たない。生活に困窮している人たちが、「普通に暮らせなくなることもあるよ」、と、時の総理大臣に無責任に言い放たれたのである。

 

 

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アート・カルチャー・エンターテインメントを愛するすべての方への署名とアンケートのお願い

2021-01-28 | Weblog
アート・カルチャー・エンターテインメントを愛するすべての方への署名とアンケートのお願い
#失くすわけにはいかない
 
ご協力御願い致します!
 

楽しみにしていたフェスやライブ、楽しみにしていた映画、楽しみにしていた舞台……。
たくさん中止や延期になってしまって寂しかった2020年。
ライブ会場で、映画館で、劇場で、美術館で、人の息遣いを感じながら自分の好きなものに没頭するということは、かけがえのない体験です。
この日々が過ぎ去ったときも、あなたの好きなものが、そこにあり続けているように。

声を届けましょう。
 
ご自身の生活の中で、アート・カルチャー・エンターテインメントは必要不可欠なものですか?
 
映画館・劇場・フェス・コンサート・ライブ・演芸場・美術館・ギャラリーなど、アート・カルチャー・エンターテインメントを直接体感できる空間は必要だと思いますか?
 
あなたの好きなアート・カルチャー・エンターテインメントへの想いを教えてください。
 
 
【アンケート(任意)】 署名と共に届けます。ぜひ声をお聞かせください。 ※回答内容はWeNeedCultureのSNSや配信番組などで紹介させていただく場合がございます。お名前は公表いたしません。
 
 
【署名】
WeNeedCultureは、すべてのアート・カルチャー・エンターテインメントを失くさないために、皆様にいただいた声を菅義偉内閣総理大臣、麻生太郎財務大臣に届け、以下のとおり要望を行っていきます。

[要望内容]

1.文化芸術団体及び文化芸術施設に対して、事業の減収の程度に応じた補填を行ってください。

2.フリーランスに対して、持続化給付金に代えて、より煩雑な手続きを伴わない給付金を支給してください。

※ 文化芸術団体及び文化芸術施設とは、
映画・舞台・音楽・美術の制作などアート・カルチャー・エンターテインメントに携わるすべての団体、また文化芸術活動が行われるすべての空間を指します。

※ フリーランスとは、
アーティスト・ミュージシャン・俳優のみならず、文化芸術に携わるすべてのスタッフ・場を支える人を指します。

 

 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdD1CvKdpY3ju6r3Fkf-RhO4cAttTg6s6YB3-bDzigEUCH7-A/viewform?fbclid=IwAR3qgZIkLmjchTNbJ85rl99DdYGI1CnKG3nmdvYAN-3HUToO7HAw43F_QHk

 

 

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「映画芸術」最新号に、筒美京平氏について書きました

2021-01-28 | Weblog

1月29日発売の「映画芸術」474号に、故・筒美京平氏について書きました。

「私の十曲」ということなので、十曲挙げています。

今号は年に一度の「ベスト&ワースト」の号なのですが、自分はあまり見ていないのでピンと来ないです。

そして、成田尚哉さんの追悼特集。私もお世話になった方なのですが、本当に亡くなられたのだ、と、思う一方、あらためて、信じられない思いである。

 

成田さんの関連した私のブログは以下の通り

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/d1834926823961c5abb30019e7a16260

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/6b073d5eecd6ea070b93fc022e5a3e09

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/1bed56684b9bdb5596a3553e81c82616

 

………… ………… …………

 

「映画芸術」474号 内容

2020日本映画ベスト&ワースト
ベスト
1位「れいこいるか」
2位「37セカンズ」
3位「アルプススタンドのはしの方」
4位「本気のしるし 劇場版」
5位「ミセス・ノイズィ」

ワースト10
1位「スパイの妻」
2位「罪の声」
3位「ミッドナイトスワン」
4位「海辺の映画館 キネマの玉手箱」
4位「Fukushima 50」

【選評】
相田冬二 石飛徳樹 磯田 勉 伊藤 雄 井上淳一 上野昻志 
宇田川幸洋 浦崎浩實 岡田秀則 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄
小薗裕美子 川口敦子 北村匡平 児玉美月 志村秀人 新宿かぼす会
田辺隆史 千浦 僚 出町光識 寺脇 研 中村賢作 伴 一彦 
藤原奈緒 ファビアン・カルパントラ 細谷隆広 前田耕作 
山下絵里 吉田伊知郎 渡辺武信 渡辺葉子 映画芸術編集部

おもいで写眞
【監督インタビュー】
熊澤尚人 

〝許せない〟という思いはそのままに、〝許す〟のではなくて
〝受け入れる〟こと
この映画は単なるハッピーエンドではないと思っています
【キャスト対談】
深川麻衣× 香里奈
人の人生を許す心の芽生えが繊細な演出のなかに
表れてくるのを感じていました

痛くない死に方
【監督インタビュー】
高橋伴明
人生の最終段階をどう過ごすか、自分の最期についての意志をどう共有するか
その問いに立ち止まってもらいたい
【レビュー】
井坂洋子 木が枯れるように、倒れていきたい

 
筒美京平、私の10 曲 
村井邦彦 宇崎竜童 萩田光雄 小西康陽 関川夏央 
サエキけんぞう 横田茂美 坂手洋二 外波山文明 瀬戸夏子 
中島雄人 菊井崇史 寺脇 研 吉原秀則 稲川方人 荒井晴彦

 

新作レビュー
あのこは貴族
渡辺 花 静かに流れる情熱と生命力

国葬/粛清裁判
菅 孝行 権力は見せたいことだけを見せ、大衆は見たいことだけを見る!

天国にちがいない
後藤和夫 世界の無関心に対して私たちができること

春江水暖~しゅんこうすいだん
晏妮 「絵巻」映画の是非を問う

夏時間
岩槻 歩 薔薇色の蚊帳

エマニュエル・ドゥヴォス インタビュー
今、映画館に一番足を運ぶのは50 代以上の女性でしょう。
彼女たちは成熟した女性を見たいと思うはずです。
〝老い〟を無視することはできないのです
(魚住桜子 取材・構成)

セドリック・カーン インタビュー
冒険心をかき立てられ、新鮮な喜びを感じられることが、
何よりも重要だと思っています
(魚住桜子 取材・構成)

消えるシナリオ会館に寄せて
高田宏治 脚本作家の立ち位置を共に検証し直すギリの時期か

成田尚哉を送る
山田耕大 高潔な兄
金子修介 大恩をくれた人
桃井 章 プロデューサーの成田さんと漸く会えた
中原 俊 成田との43 年
廣木隆一 正しい先輩
長谷川安弘 いつもワインを飲んでいた
平田樹彦 真摯さと無頓着さ
橋本浩介 変態ダンディー
阿亀 亀蔵監督との時間
佐伯俊道 ある冬の夜、吉祥寺の路上で
加藤正人 その志に触れて
若杉正明 目利きの素晴らしさ
斎藤久志 成田さんの鼻歌
荒井美早 ハンクとセラと成田さん
縄田かのん Moon Struck
橋本直樹 特別な人
黒沢久子 「あんな人はいない」そう言いたかった
安藤 尋 僕はつまらんですか、成田さん
永田芳弘 足元にも及ばない
太田雄子 「才能は、辺境からやってくるんだ」
中島ひろ子 成田さん、私、役者を全うします
梶原阿貴 成田さんがいない世界に、今年も桜が咲く
成田可子 来年、桜が見られるかな

 

成田尚哉未映画化シナリオ
深夜興行 十八歳未満お断り

成田尚哉の仕事 1976 ~2019

追悼 岩本多代
岩倉高子 多代へ愛を込めて
井上淳一 研ぎかけのお米が……

ポーランド映画祭2020
近藤希実 マルツェル・ウォジンスキに心を鷲摑みにされた

映芸ジャーナル
いつか、どこかで/わたしの叔父さん/羊飼いと風船/ミッドナイト・ファミリー/ミス・フランスになりたい!/二重の街/交代地のうたを編む/ある殺人、落葉のころに
菊井崇史 桝田 豊 武隈風人 近藤希実 大久保渉 柴垣萌子 磯田 勉

Book Reviews
北村匡平 志村三代子・角尾宣信著「渋谷実 巨匠にして異端」
辛淑玉 木内みどり著「あかるい死にかた」
編集部の一冊 土岐友浩歌集「僕は行くよ」

 

連載
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
邦洋★映画合戦 寺脇 研×荒井晴彦
菅 孝行の戦後史 ことにおいて後悔せず
日本未公開傑作ドラマ紹介 わたなべりんたろう
大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
志村秀人 そこに風は吹いているか
雀の涙 春日信一
荒井晴彦ノート
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劇作家と俳優のためのせりふの読みかたワークショップ 次回の講師は谷 賢一氏

2021-01-28 | Weblog

「劇作家と俳優のためのせりふの読みかたワークショップ」 次回の講師は谷 賢一氏。

初のオンライン開催となります。

トークセッションには私も登壇します。

 

………… ………… ………… ………… …………

 

オンライン開催!せりふを読んでみよう

── 劇作家と俳優のためのせりふの読みかたワークショップ ──
第12回 講師:谷 賢一

 

「氷山を見つける」

台詞は氷山の一角だ、とよく言われます。言葉になった「ありがとう」という台詞の裏に、大きな大きな氷山が隠れています。感情、気分、本音と建前、意思、目的、状況、歴史、人間関係、エトセトラ・エトセトラ……。つまり俳優は氷山の一角である台詞を表現するために、水面下に大量の氷山=エネルギーや意思を持たなくてはなりません。これを古来よりサブテキストと言うわけです。このワークショップでは劇作家自ら台詞のサブテキストを掘り起こし、俳優たちと氷山を見つけることを目指します。

講師:谷 賢一
劇作家・演出家・翻訳家。DULL-COLORED POP主宰。1982年福島県生まれ、千葉県育ち。明治大学演劇学専攻、University of Kent at Canterbury, Theatre and Drama Study (ケント大学演劇学科/イギリス)で学んだのちに劇団を旗揚げ。
2013年、翻訳・演出を手がけた『最後の精神分析 フロイトvsルイス』(作:マーク・セント・ジャーメイン)で小田島雄志翻訳戯曲賞、文化庁芸術祭優秀賞を受賞。福島県と原発の歴史を3部構成で描いた『福島三部作』で、2020年に岸田國士戯曲賞と鶴屋南北戯曲賞をダブル受賞(南北賞の対象は第二部『1986年:メビウスの輪』)。
デヴィッド・ルヴォー、シディ・ラルビ・シェルカウイ、フィリップ・ドュクフレなど海外アーティストとのコラボレーション作品も多数発表。近作に『人類史』(作・演出)、『エブリ・ブリリアント・シング』(翻訳・演出)など。
DULL-COLORED POPでは今年2021年、プロから観客までを幅広く対象とした演劇学校を開設。

▽ スケジュール/オンライン開催(Zoom使用) 
2021年 2月17日(水)・18日(木)・19日(金)開催! 全3日
全日程13:00ー18:00
 17日(水) オリエンテーション(約30分)+稽古
 18日(木) 稽古
 19日(金) 稽古+16:00 トークセッション

▽ テキスト
谷 賢一『戯曲 福島三部作』(而立書房/単行本2,200円、電子書籍1,760円)
 テキストは各自で事前にご用意ください。お早めのご入手をおすすめします。
 書店・インターネット書店で取扱いあり。あるいは図書館でお借りください
 電子書籍版可(テキストを見ながらオンラインWSが受けられるようご注意ください)
 
2月19日(金) 16:00 トークセッション
[登壇] 谷 賢一 坂手洋二 中津留章仁 村野玲子
 
 
 お申込み
   [受講] 俳優 応募受付期間=2021年1月29日(金)〜2月7日(日)
   [アーカイブ公開] YoutTubeで公開。申込みは不要です

募集要項

[対象と定員]

 ・俳優:12〜16名
 **今回は劇作家聴講生の募集はありません。YouTubeで全日程を公開しますのでごちらをご視聴ください。
[応募受付期間]
 ・2021年1月29日(金)0:00〜2月7日(日)23:59
[応募先]
[選考]
 ・応募後3日以内に受付確認メールをお送りします(土日祝はやや遅れる場合があります)。
 ・書類選考ののち、2月10日(水)夜までに参加の可否をメールでご連絡します。
 ・上記アドレスからのメールが受信できるようご設定ください。
[受講料]
3日間 3,000円 (テキストは別途ご自身でご用意ください)
・書類選考後、受講の決まった方に振込先をお知らせいたします。
・2月15日(月)までに必ずお振込みをお願いします。

[応募条件]
・年齢20歳以上
・舞台経験2年以上
・プロの俳優として生計を立てていくことを目標にしている方、特に戯曲の読解を学びたい方
・全3日間の参加が可能な方。遅刻・早退不可
<オンライン開催にあたり>
・Zoomの使用が可能なこと
・ワークショップの開始から終了まで、安定した常時接続が可能なこと
・声が出せる環境であること(台詞を支障なく読めること)
**回線トラブルの多い環境でのご参加はお控えください。
**Zoom使用方法のレクチャーはWS中には行いません。ご自身で事前にご確認ください。
<記録映像の公開にあたり>
・全3日間のZoom映像が無料公開されることを、ご了承のうえご応募ください

[応募方法]
・件名を「せりふワークショップ応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
1)経歴書 Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
2)写真  バストアップと全身の2枚


《全3日間をアーカイブ公開!》
ワークショップを期間限定でYouTubeでご視聴いただけます。
講師・谷賢一が自作「福島三部作」のサブテキストの掘り起こしを、受講生とともに進める3日間。
俳優の方はもちろん、特に若手劇作家・劇作志望の方にぜひご視聴をおすすめします。
観客の方もぜお楽しみください。配信チャンネルは追ってご案内いたします。
 
 
http://www.jpwa.org/main/activity/serifu
 
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