Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「虚空文庫」 と 岸田戯曲賞

2021-03-13 | Weblog
「戯曲デジタルアーカイブ」の誕生に湧く演劇界隈、大勢の人が喜んでいて、めでたい。
https://playtextdigitalarchive.com/?fbclid=IwAR0i4Qa0t2TQlrytIgOtaN0s7i44GslrDzH5XN1R01DiZcphxyzqxQEbJ1o
 
これに六年以上先んじて、戯曲を自由にダウンロードできるサイト「虚空文庫」が、2014年12月31日にオープンしていたことも、忘れてはならない。
このサイトでも、もちろん戯曲の著作権は放棄されておらず、上演の際は、作者に連絡の上、上演許可の取得が必要となる。

http://suiseidou.cool.coocan.jp

 

このサイトを管理しているのは岡野宏文さんで、元「新劇」編集長、現在はフリーライター・編集者として活動されている。

岡野さんは私が岸田國士戯曲賞をいただいたときの「しんげき」編集長で(当時雑誌名がかな表記に変わっていた)、受賞グラビアの撮影のため、カメラマンの谷古宇正彦さんとご一緒に私の永福町のアパートまで来られたことがある。あまりに殺風景な部屋で驚かれたのを覚えている。副賞の壁掛け時計は、今も私の居間にあるのだが、これは岡野さんと永福町商店街の店で選んだものである。

 

昨日は、今年度の岸田國士戯曲賞の選考会で、結果は「該当作なし」とのこと。受賞作がないのは、私が審査員だった2007年以来という。私が受賞する前の何年かも隔年で「該当作なし」が続いていて、とても遠い賞のように感じていたことを、思い出した。

 

 

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千葉の友人からは大山千枚田という日本酒をいただく

2021-03-13 | Weblog

千葉の友人からは大山千枚田という日本酒をいただいていた。

あまりにもあっという間に呑んでしまったのである。

お恥ずかしい限りである。

日本で唯一、雨水のみで耕作を行っている天水田、千葉県指定名勝の「鴨川大山千枚田」の棚田米(コシヒカリ)を全量仕込みしたお酒ということだった。

淡麗ながらも力強いコクと旨み、というのは、ほんとうにそうでした。

 

あんまり酒飲みのように思われてしまうのもなんなんだが、居酒屋というものになかなか行けずにいる。誕生日の日に、ほんの短い時間だが、居酒屋の掘りごたつの席というものに、座った。もう一年ぶりくらいではないか掘りごたつは、と、感慨深かった。口に何かを運ぶ際以外は、ずっとマスクはしたままであった。もう、なんとか一刻も早く、今の状況を抜け出したいと思う。

 

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