Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『天皇と接吻』 原作本、文庫化 !

2021-06-12 | Weblog

『天皇と接吻』 原作本、文庫化 !

1999年初演の『天皇と接吻』。平野共余子さんの原作が、草思社から文庫化。後書きで、演劇化のことにも触れてくれているらしい。これから読みます。

 

http://rinkogun.com/1996-2000/entori/1999/11/13_The_Emperor_and_The_Kiss.html

 

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タネも仕掛けもありません

2021-06-12 | Weblog

暑くなるのが嫌で、涼を求めて柑橘系を切ってみると、種なしの種がある。

 

タネも仕掛けもありません、といわれても、どういう仕掛けなのか不思議で仕方がない。

ブドウやみかんは種によって受粉なしでタネを作ることができるから、スイカは遺伝子操作(?)、らしい。

 

受粉なしでタネを作ることができる、というのは、文字通り、タネも仕掛けもありません、ということであるなあ。

 

しかし、面白い作品を作るには、やはり、タネも仕掛けも考えなくちゃ、である。

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暑くなるのは嫌だな

2021-06-12 | Weblog

暑くなるのは嫌だな。

と思っていたら、涼しげな滝の下にいる写真を、たまたま発見。

三年くらい前、当時は鹿児島勤務の子供を訪ねて、一緒に屋久島で山に登ったときのものだ。

親バカぶりを発揮して年に一度訪問するということがなければ、奄美以外の鹿児島には行っていかなかったのだな。

今その息子は大阪なので、わざわざ訪問することもない。いつでも会えるような気がするのだが、自分の関西公演の時に会っただけだ。コロナ禍下、離れて住む家族には、面倒が多い世の中である。

 

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別役戯曲『いかけしごむ』の、理不尽な魅力

2021-06-12 | Weblog

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、例外や変更はあるものの、「ほぼふたり芝居」の四本立てです。

 

純粋ふたり芝居+α が、『いかけしごむ』。

上演される四本の短篇の中では、一番長い作品です。サスペンス物と考える人もいれば、都市の孤独を描く作品と思う人、人間は何のために生まれ死ぬのかという高邁なテーマを読み取る人もいるでしょうし、超不条理な喜劇と考える人もいるでしょう。発表直後、私は一読して、この戯曲の理不尽な魅力の虜になりました。

出演は、鬼頭典子、荻野貴継、猪熊恒和。

鬼頭典子、荻野貴継の二人は、一年前に燐光群が上演した別役実作品『天神さまのほそみち』以来の共演です。

「+α 」担当の猪熊恒和が出ることは秘密にしておきたかったのですが、広報方針で公開ということになりました。

 

まあ、なにしろ「いかけしごむ」です。イカの断片と、消しゴムが似ているということに着目した別役さんが、こんな戯曲を書いてしまうとは、です。

御期待ください。

(写真 撮影・姫田蘭)

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」、前売り開始しております。

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

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