あと十日だし、もう無理だろう、などと言ってはいけない。
「国葬」は中止だ。
それが正しいことだ。
内閣支持率さらに急落、国葬も反対が賛成の倍以上(ダブルスコア)、ということで、どのみち岸田政権は崩壊だろう、などということで満足している輩がいるらしい。
そうではない。
「国葬」は、あってはならない。
シンプルに、そのことだけだ。
招待状をネットに挙げて「招かれたが行かない」と明示する者がいるのを「礼儀に反する」と考える人たちがいるようだが、とんでもない。
安倍氏の個人的な葬儀はすんでいる。
「国葬」は別問題だ。
「招かれたが行かない」の中には、「国葬」じたいに問題があるから行かない、というメッセージが込められている。
「国葬」は、認めない。
それでいい。
「十日前」でも、「国葬」は、中止すべきだ。
その判断を下せば、この国は、民意と民主主義を尊重する国として、これまでの迷走から抜け出した英断を讃えられ、世界からの賛同と信頼を得られるだろう。