おめでとう!! 吉田晃弘さん、徳島城東高校の皆さん。
おめでとう!! 吉田晃弘さん、徳島城東高校の皆さん。
公益財団法人セゾン文化財団の2024年度 公募プログラム が発表されました。
今回から申請書交付申込が、フォームから可能になったそうです。
パイロットプログラム「海外リサーチ活動支援」(上限個人50万/グループ100万)が新設されました。
創造環境イノベーション「舞台芸術の観客拡大策」は継続、ということです。
9/21(木)申請書交付締切。
劇団創始期から、ずっとお世話になってきました。心から感謝しています。
私が今年2月3月と海外に渡航していたのも、セゾン文化財団の助成事業〈サバティカル〉枠です。
https://www.saison.or.jp/application
燐光群 『ストレイト・ライン・クレイジー』日本初演、無事に公演を終了できたことの幸福をあらためて噛み締めている。
昨年同時期の『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』は、プレビュー初日にコロナ感染者が出て、即、開幕を見合わせ、20ステージ中、12ステージが上演できなかったのだ。それでも8ステージができたのは、奇跡だった。
無事だった私も公演終了後、感染、入院を余儀なくされた。
悪夢の日々だった。
一年前の夏の厳しさを思うと、本当にありがたいことである。
走り抜けられたことの、感慨。
感謝しかない。
あらためて、ご来場の皆様、ありがとうございました。
スタッフ・キャストの皆様、お疲れ様でした。
写真・森尾舞。昨年同時期の『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』が、燐光群初出演だった。あの演技も、もっと多くの人に見てもらいたかった。
撮影・姫田蘭。
燐光群 『ストレイト・ライン・クレイジー』
作 = デヴィッド・ヘア、翻訳 = 常田景子、演出 = 坂手洋二
出演 = 大西孝洋、猪熊恒和、森尾舞、武山尚史、南谷朝子、鴨川てんし、川中健次郎、坂下可甫子、遠藤いち花、中山マリ、樋尾麻衣子、尾形可耶子、西村順子、徳永達哉、瓜生田凌矢、島藤昌代
照明◯竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)音響◯島猛(ステージオフィス )舞台監督◯森下紀彦 美術◯じょん万次郎 音楽◯太田恵資 衣裳◯小林巨和 擬闘◯山村秀勝 演出助手◯水野玲子 イラスト◯石坂啓
下北沢は「ホットドッグ」の街にもなるのか、というのは、『ストレイト・ライン・クレイジー』を上演していたザ・スズナリの一階入口階段の向かい・鈴なり横町内に「tonlist」というホットドッグの店ができたからである。新しく、ピカピカしている。
鈴なり横町内にもいろいろな店がある。一階突き当たりには以前にたこ焼き屋があって、演劇人が日替わりで焼いていたこともあってか、いろいろとお客が来て賑わっていた。入口階段の横には「バッキンガム宮殿」という名のカレー屋があるが、残念ながら入ったことがない。今は別なところにある「gakuya」というジンギスカン店は、昔はザ・スズナリの舞台階下にあった。
「ホットドッグ」の街にもなるのか、というのは、そこも私は入ったことはないが、「下北沢ミカン」なる井の頭線下の新商店街向かいにできた街路に面したホットドッグ屋も、そこそこ流行っているという噂だからだ。
鈴なり横町内「tonlist」がありがたいのは、そこはコーヒーも出すからで、ザ・スズナリにいらしたお客さんと開場前にお茶でも、となったときに、劇場すぐ近くに喫茶店がなく不便だった状況が、解消されたのだ。で、私も今回の上演中、一度だけ知人と「tonlist」に入り、チーズドッグも注文して、いただいた。ありがたいことである。
思い出すのは、もう四半世紀以上前だと思うが、「tonlist」があった場所だかその隣だったかのバーに、ある人に誘われて入り、実は夜逃げするか自己破産するかという事情を抱えたその人が、その店でお土産にカツサンドを作ってもらっていたことがあるのを思いだしたからだ。名物らしかったが、バーで出すカツサンドだからそんなに安くない。何か最後の夜というニュアンスみたいで未練というか名残惜しさからだったのか、とにかくその人はカツサンドを頼んだ。ちゃんと話したことは少ない人だが、今はどうしているのだろう。あれ以来、私の周辺にはいない。カツサンドとホットドッグ、すっかり忘れていたことを、パン繋がりで思い出してしまった。