『九月、東京の路上で』関東大震災百年リーディングを終え、その日を迎えます。
正直、いてもたってもいられなくてやった、リーディングでした。
うまく言葉になりません。
五年前の「演劇版」経験者の劇団員と円城寺あやさん、咲田とばこさん、渡部彩萌さん、の、皆さん、あらためて、演劇としてこのテキストをやってよかった、と、私も実感しました。
今回加わってくれた、「非戦を選ぶ演劇人の会」リーディングでもおなじみの、土屋良太さん、小山萌子さん、野々村のんさん、素敵でした。
劇団新人の坂下可甫子、西村順子、徳永達哉、瓜生田凌矢、島藤昌代の皆さんも、とても意義ある体験をしたという手ごたえです。松村ひらりさん、高木愛香さんの参入も嬉しいことでした。
アフタートークに参加してくれた、小林三四郎(映画『福田村事件』統括プロデューサー)、森川文人(弁護士)、森達也(映画監督 最新作『福田村事件』)、上川あや(世田谷区議会議員)の四人の皆さん、本当にありがとうございました。
1923 年9 月・関東大震災直後の出来事を、時系列を追って検証する同名ブログを元に刊行された、加藤直樹のノンフィクション『九月、東京の路上で』(ころから刊)。
震災直後、刻一刻と広がったデマにより、殺害や暴行があった各地を取材、100 年前の東京を「追体験」する、このルポルタージュを、燐光群は2018~2019 年に、劇化。
関東大震災から「100 年」を迎えるこの夏、新バージョンによる「リーディング」として上演しました。
スタッフ・キャストはボランティアとしての参加です。
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燐光群 +『九月、東京の路上で』関東大震災百年リーディング実行委員会
リーディング『九月、東京の路上で』 上演のお知らせ
燐光群は2018~2019 年に、同書を劇化。この「演劇版」では、俳優たちは皆、「九月、東京の路上で」の本を手に、舞台に登場。彼らが演じるのは、この本をガイドブックに、東京の関東大震災下の虐殺現場跡地を歩いてみる人々。この一冊の本を私たちが共有することで、風景から「感じる」ことが、主眼であった。ある意味、メタシアターであり、実に不思議な体験でした。
関東大震災から「100 年」を迎えるこの夏、新バージョンによる「リーディング」として上演することになりました。
「九月、東京の路上で」関東大震災100年リーディング。
2023年8月
28日 午後7時開演
29日 午後2時開演
【会場】
座高円寺2。
【全席自由席】
前売2,000 円 当日2,500 円
U25/ 学生・専門学校生 1,000 円(要証明書提示)
【出演者】
円城寺あや 咲田とばこ 渡部彩萌 土屋良太 小山萌子 野々村のん
鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 武山尚史 樋尾麻衣子
坂下可甫子 西村順子 尾形可耶子 徳永達哉 瓜生田凌矢
島藤昌代 松村ひらり 高木愛香
各回アフタートークを行います。
28 日 小林三四郎(映画『福田村事件』統括プロデューサー)、森川文人(弁護士)
29 日 森達也(映画監督 最新作『福田村事件』)、上川あや(世田谷区議会議員)
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