元旦から始まった日本海側の震災は、まだまだ余震などが続いているようだ。
連絡をとった知己の皆さんは、ご無事だったが、とうぜんながら地域によって被災の度合いに差がある。
写真は、新潟の知人より。
「液状化」というしかないさまが、波打って破壊された地面から、うかがい知れる。
報道ステーションが、デイサービスのクルマのドライブレコーダーの映像を放送していたが、両側の家屋が倒壊してゆく様は、ほんとうにおそろしいものだった。
ただ、「液状化」という言葉が、ぴったりあてはまるような事態が、地震のことだけじゃなくて、人間の心にも、社会にも、起きている気がする。
地震と対決するのは困難だろう、しかし、まったく弱気にならざるを得ないことが続いている昨今だが、人間のことはなんとかしないといけないのではないだろうかと、最近、強く思い始めている。