映画 『ナワリヌイ』。
昨年アメリカで、部分的に観ていたが、あらためて、全篇を観た。
Amazon Prime で、観られる。
アメリカで、部分的に観たときは、なんだか劇映画みたいだなと思ったが、今回も同じ感想。音楽のことや、作り方全般か。
政策論争とか、意見の相違をどう考えるかとかではなくて、誰かが誰かを潰そうとする、その現実だけがある。しかもその潰す側が、圧倒的な権力である。潰される側は、その権力も含めた「自分たちの世界」を信じている。だから受けて立とうとして、逆にそこをつけ込まれて、潰される。あまりにも理不尽である。その現実が迫ってくる。これは誰にでも起こり得ることである。