広島市が、8月6日に開く平和記念式典に「例年通り」としてイスラエルを招待する方針だとい理不尽に、怒りが止まらない。
「容認するメッセージになりかねない」などと甘い言い方をしてはならない。パレスチナ自治区ガザの人たちを今まさに殺し続けているイスラエルを、「平和」の名がつく催しに呼ぶことは、殺戮に加担することだ。
もちろんパレスチナは呼ばれていない。
平和記念式典の自殺行為だ。
そもそも平和を保つことを約束できない国を招くべきではない。ウクライナに侵攻したロシアを一昨年から招待していないのは当然である。
これを知れば、私など以上に、戦争で亡くなられた方々が、どれほどの苦しみを与えられてしまうのか。
「死者への冒涜」という言葉を滅多に使わないが、今回は該当する。
私たちが試されているのだ。