吉村直さんは、世界的話題となった『千と千尋の神隠し』ロンドン公演でも出演者として、中軸のお一人である。
帰国後、自劇団青年劇場の『失敗の研究 ノモンハン1939』に出演されてから、その次に『沖縄戦と琉球泡盛』への登板、ということになる。
燐光群には過去に何度も出演して下さっているが、何しろ今度は「ロンドン帰り」である。ジェントルマンの国である。デヴィッド・ヘアの『スタッフ・ハプンズ』というイギリス戯曲に出演していただいたこともあるが、これはある種のイギリス的宿命である。洗練された吉村さんの本領が発揮される、はずである。
で、吉村直さんは、青年劇場が上演してくれた拙作『普天間』の、主人公役でもある。その後も沖縄との交流を重ねておられるる。「吉村直さんの沖縄」は、私としても思い入れがある。
今回は、『沖縄戦と琉球泡盛』である。
「泡盛と吉村直」である。これはもう何かのスタンダードである。
『普天間』に出てくるある場面と似た設定の場面も出てくる。
楽しい。
実はまだ今回一度も吉村さんと呑んでいない。
コロナとインフルエンザが怖いから、基本的に関係者の飲食交流は禁止している。
というか、ここしばらく、私は呑んでいない。
それどころではないのである。
今日は、いよいよ場当たりである。
写真は、稽古場の吉村直さん。右は、南谷朝子。撮影・姫田蘭。
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燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』
11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター
岡山、関西公演もございます。
詳細は以下を御覧ください。
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https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/