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『憲法くん』で終わった一年。
それはとても幸せなことでした。
世の中のことに向き合いながら、逆に、世の中や身近にある、つまらないことを忘れられるくらいに、演劇に集中できたからです。
松元ヒロさんが、「日本国憲法」を擬人化するというアイデアを発明されてから、22年。
演劇化をさせていただきました。
ヒロさんが「『憲法くん』はみんなのものです」と言ってくださったことを、鵜呑みにさせていただきました。
ありがとうございました。
そして、今年も素晴らしい出会いが、出会い直しが、幾つも、ありました。
残念なことも、いっぱい、ありました。
当然でしょう。
まあ、人間にはいいときも悪いときもあります。
そして、私は今年、何度か、「良いときも悪いときも友だちが、友だち」と、何人かの人に言いました。
それだけしんどいことがいろいろあったのです。
支えたり、支えられたり、です。
とにかく、走り続けます。
私とヒロさんの、秘密の共通点が、じつはありまして、それは私とヒロさんが「陸上選手」だったということです。もちろん世代が違います。そして、運動選手として嘱望されて進学されたヒロさんと、インタハイには補助員で参加した私という著しい格の違いはありますのでおこがましいのですが、まあ、ほんとに、大先輩です。ちなみに、私の県では岸田敏志さんも陸上競技の先輩です。で、陸上部というのは、トラック・フィールドと分野が大きく分かれていて、それぞれが自分の競技を持っていて、各自の種目をやりながら、いろいろ跨いで一緒にやったりバラバラだったり、でも、同じチームです。その自由さと共感の共存が、どうやら「劇団」と似ているんじゃないかなと、ヒロさんと話したりしたりもしたのでした。
そして今も、走り続けています。
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