Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

劇作家大会大分大会、話題の九州発「憲法・人権・演劇」シンポジウム 裁判や演劇はどのように社会と向き合ってきたか。 ダイナミックな現場の話から検証してゆきます。

2019-01-18 | Weblog

最初は「憲法」について企画していた。やがて、九州の問題にも向き合うことになった。水俣病訴訟を担った馬奈木昭雄弁護士、「生業を返せ!地域を返せ!」福島原発訴訟の馬奈木厳太郎弁護士という弁護士親子の揃い踏み、そして大分出身で水俣病問題解決に尽力した村山富市元総理の映像出演等、日本の過去と現在を見つめる、日本劇作家大会大分大会でなければできない、話題のシンポジウム。

新たな「社会派」の旗手・劇団チョコレートケーキの古川 健さん、常に九州人であることを忘れない西山水木さんの登壇も、注目。
 

「現場の問題」をどう社会に開くか 〜九州発「憲法・人権・演劇」シンポジウム〜

 

1月25日(金)
15:15―17:15
《202》
 
裁判や演劇はどのように社会と向き合ってきたか。 ダイナミックな現場の話から検証してゆきます。  
 
出演:馬奈木厳太郎 馬奈木昭雄 西山水木 古川 健 坂手洋二 村山富市(映像出演) 
 
 個別の裁判・事件に携わる人たち、そしてそれを描く演劇は、どのような考え方や具体性をもって、社会と向き合ってきたでしょう。
水俣、諫早、ハンセン病など九州での事件をはじめ、福島の震災と原発、沖縄の基地問題、広島の原爆のように、裁判にも芝居にもなった例を話題にしつつ、
そこで問われている問題が、国家や憲法につながる話であること、私たち一人一人の暮らしと表現にどうかかわってくるかを、わかりやすく、具体的に検証してゆきます。
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東京モノレールの羽田空港第1ビル駅で、「劇作家大会大分大会」の「柱広告」開始!

2019-01-16 | Weblog
東京モノレールの羽田空港第1ビル駅で、昨日より「劇作家大会大分大会」の柱広告が始まりました!
 
写真をいただきましたので、公開いたします。
みんながいきなり見て、びっくりしないように。(何にびっくりするかは知らないが……)
 
下半分の中津留君にそっくりの顔がピンク色なのに、私もびっくり、はしないが、笑ってしまった。
 
柱広告の掲載期間は大会終了までを予定しています。
 
いよいよあと一週間で開催。
 
劇作家大会大分大会 ホームページ
↓ 
https://jpac2019-oita.org
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『見上げる魚と目が合うか?』日本劇作家大会大分大会での、上演企画

2019-01-16 | Weblog
『見上げる魚と目が合うか?』  
 
日本劇作家大会大分大会での、上演企画の一つです。第18回劇作家協会新人戯曲賞受賞作を、作者自身が演出します。
会場は、メイン会場ホルトホールのすぐ裏というか、隣です。
シェアオフィススペース「azito」で上演。戯曲の設定のままの、リアルな空間です。1000円で芝居が一本見られるので、かなりお得です。受付は混雑が予想されますので、なるべく早めに受付にお越しください。

 

 作・演出:原田ゆう

 出演:菊池夏野 秋田かおる

 

有料1,000円
要予約
全日程・上演時間55~60分を予定
《azito》
1/24(木) 16:00―17:00
1/25(金) 17:00―18:00
1/26(土) 17:00―18:00
1/27(日) 13:00―14:00
 

『見上げる魚と目が合うか?』は、ある会社へ面接に訪れた女性ふたりが、向かいのビルの屋上に投身自殺しようとする人影を見つけて……というところから始まる会話劇です。この作品は震災の翌年に書いたもので、東京に住む僕が当時感じていた、震災にどう向き合っていけばいいのかというモヤモヤした気持ちをどうにか形にしたものです。震災からもう7年が過ぎました。今回の上演で、当時と変わらないもの、また、明らかに変わったものに気がつくことができたらと思っています。 (原田ゆう)

https://jpac2019-oita.org/program/48miagerusakana/

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土田英生作の新作狂言『帰ってくれないゴドー』、世界初演。日本劇作家大会大分大会最終日の企画〈古典と現代劇の差異〉

2019-01-15 | Weblog
土田英生作の新作狂言『帰ってくれないゴドー』、世界初演。
 
日本劇作家大会大分大会での、注目企画の一つです。
最終日、〈古典と現代劇の差異〉の中での上演です。
茂山家の狂言師達が演じてくれます。
 
実は、もう読んでしまいました。傑作です。
おそらく、今後も末永く上演される、「新たな古典」となることは間違いありません。
 
会場は、平和市民公園能楽堂。メイン会場のホルトホールからは離れていますのでお気をつけ下さい。
(バス等の交通機関をご利用ください)
 
 
1月27日(日)
13:00―15:00
平和市民公園能楽堂
有料2,000円(劇作家大会の登録参加費1,000円とは別に)
 

現代の劇作家が“現代の設定”で書いた狂言を茂山千五郎家によって上演! 現代劇と古典の差異を炙り出します。シンポジウムもあります。

出演:茂山童司 改メ 三世茂山千之丞 茂山宗彦 島田洋海
司会:土田英生

室町時代に始まりその形式を守り続けているといわれる狂言。この形式を使って現代の劇作家が現代の設定で書いた現代の狂言を創作。土田英生が書いた台本を茂山千五郎家に上演してもらいます。そのことで古典と現代演劇の差異を炙り出します。終演後にはトークセッションも企画。 (土田英生)

https://jpac2019-oita.org/program/52classic_difference/

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「能舞台は現代劇のフォーマットになるか」 大分で、能舞台を体験できます

2019-01-13 | Weblog

「能舞台は現代劇のフォーマットになるか」

日本劇作家大会大分大会での、注目のイベントの一つです。
なかなか一般の人間が上がることを許されない、本物の能舞台。 
 
大分劇作家大会の企画として、お申し込みいただければ、どなたでも、能舞台を体験できます。
 
 
三間四方の舞台は劇のアイデアの宝庫。舞台を使って伝統演劇と現代劇の回路を探ろう!

講師:篠本賢一

1月24日(木)・25日(金) 12:00―16:30 

平和市民公園能楽堂

定員18名(※白足袋をご持参ください) 要予約 見学OK

無料(見学は予約不要 ※見学者は足袋不要です)


能狂言は決して古臭く堅苦しいものではない。それどころか、現代劇への貴重なアイデアに満ち溢れている。今回のワークショップでは、シテ、ワキ、アイ、地謡など各登場人物の役割や、橋掛りと本舞台、さらに本舞台の9つのエリア、ワキ座の機能など、実際の舞台を使って検証し、講師オリジナルの身体訓練法、朗誦術、リーディング発表などを通じて、能楽と現代劇の回路を探る。世界演劇のなかで、今なお前衛的である能狂言の扉を開き、現代劇の新たな可能性を考察しよう。 (篠本賢一)

 

https://jpac2019-oita.org/program/34noh/?fbclid=IwAR0zl8b4J-LhLpJXBRDrxpUoNTeu8Y5VpG_TJng1-nMHTNTxrlfFjkz3Ds0

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韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.9

2019-01-13 | Weblog

大分での「劇作家大会」と、まったくスケジュールが重なってしまった、日韓演劇交流センターによる韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.9」。

はい。両方の組織に関わる立場として、重ならないように努力はしました。それだけはお伝えしておきます。

私としても、どちらかしか選択できないというのは、避けたかった事態です。

しかし、こういうことになってしまいました。

 

逆に言えば、大分に行くことのできない方は、ぜひぜひいらして下さい。

前半は東京、後半は大分、あるいはその逆、という選択もありますね。

どちらもぜひぜひ盛り立てていただければと思います。

 

座高円寺での韓国現代戯曲ドラマリーディングも、定着してきたと思います。

ぜひぜひお楽しみに。

 

 

都民芸術フェスティバル参加


韓国現代戯曲ドラマリーディングⅨ

 

『刺客列伝』
『黄色い封筒』
『少年Bが住む家』 

 

2019年1月23日~1月27日
座・高円寺1

 

現代戯曲上演による日韓文化交流事業


2019年
1月23日(水)19時 刺客列伝
1月24日(木)19時 黄色い封筒
1月25日(金)19時 少年Bが住む家
1月26日(土)14時 刺客列伝
1月26日(土)19時 黄色い封筒
1月27日(日)14時 少年Bが住む家
1月27日(日)17時 シンポジウム

 

刺客列伝

자객열전

作=朴祥鉉(パク・サンヒョン)
翻訳=木村典子
演出=川口典成

出演
川邊史也(劇団銅鑼)
喜多村千尋(劇団東京ヴォードヴィルショー)
坂本美那(Bellona model agency)
清水優華
秦由香里
辻村優子
原田理央(柿喰う客)
広田豹
前田龍佑(イッツフォーリーズ)

演出助手=脇田美帆(劇団ひまわり)

【あらすじ】
ときは1931年12月、ところは中国の上海フランス租界。ある食堂にて、独立運動家の金九(号は白凡)は、革命家としての心得とテクニックを李奉昌に伝授している。独立運動は順調には進まず、そこに食堂の店員や客人の思惑が交錯していく……。20世紀の朝鮮独立運動をメインストーリーとしながら、その登場人物によって、中国の『史記』、イスラムのアサシン教団、チェチェンの武装集団などの「刺客列伝」が挿入され、そのエピソードは未来の「刺客列伝」へと向かっていく。

朴祥鉉(박상현)

1961年ソウル生まれ。西江大学新聞放送学科に入学し、西江演劇会で活動。卒業後、大宇電子にコピーライターとして入社し、2年で退社。作家を目指し執筆活動に専念する。15歳から新春文芸に小説と詩を応募していたが、30歳の時、最後と思って出した戯曲『四〇五号のおばさんは実に善良だ』も落選。その後、東崇アートセンター、映画社などを転々とし、92年に尹政善「夕暮」を脚色・演出し演劇界デビュー。『最後の手ぶり』『青い墓の息遣い』などを演出後、1998年、『四千日の夜』を作・演出し、作家デビューをはたす。2000年~02年、オハイオ州マイアミ大学院で演劇を専攻。04年、『刺客列伝』で金相烈演劇賞、『四〇五号のおばさんは実に善良だ』で大山文学賞戯曲部門を受賞。2010年には代表作『刺客列伝』『サイコパス』など5作品を収めた「朴祥鉉戯曲集」(チアン出版社)を上梓。現在、韓国芸術総合学校演劇院劇作科教授。


黄色い封筒

노란 봉투

作=李羊九(イ・ヤング)
翻訳=石川樹里
演出=中野志朗(文学座)

出演
長瀬ねん治
宮下泰幸
橘麦(e-factory)
日沖和嘉子
柳生拓哉(演劇集団円)
江澤蛍
田崎哲也(ambrosia)
馬場太史(劇団俳優座)

演出助手=忍久保美佳

【あらすじ】
エスエム器械労働組合事務所。組合は会社に対するストを暴力的に終えさせられた。組合員のビョンノもジホも、ストに参加したことで会社から多額の賠償金を負わされている。ガンホはストに参加せず、心に自責の念と深い後悔を抱える。 ヨンヒは子育てと運動の間で引き裂かれている。会社側は容赦なく労働者たちを分断し、運動は引き裂かれる。そこにセウォル号沈没の知らせが入る。当初は乗客は全員が無事という報告がなされるが、しかし……。
分断を乗り越えるために、労働者たちの団結は可能なのか。

李羊九(이양구)

劇作家、演出家、劇団海印主宰。演劇実験室恵化洞一番地五期同人。1975年、江原道寧越生まれ、忠南大学法学部中退、中央大学演劇映画学部演出科、同大学院卒業。幼少期を山深い集落で過ごす。この時、多目的ダムの建設により、数年にわたり村人が強制移住させられ、集落が水没する過程を目撃する。後に、これが一種の国家暴力であることに気付き、創作の原点となったという。学生時代には学生運動、労働問題にも深くかかわった。2008年、水没した故郷の集落を舞台にした『ビョルバン』が新春文芸に当選して劇作家・演出家として活動をはじめる。米軍基地の町で働く売春女性たちを描いた『七軒峠』(ソウル演劇祭優秀作品賞、2013韓国演劇ベスト7選定)、高校生たちの不安な心理を描いた『廊下で』(2014評論家協会が選ぶベスト3選定)、労働問題を扱った『黄色い封筒』(レッドアワード受賞、2015韓国演劇ベスト7選定)など、社会や歴史の中の弱者に焦点をあてた作品や、人と人の絆について問いかける作品が観客の共感を呼ぶ。2017年第4回ユン・ヨンソン演劇賞受賞。執筆・演出活動だけでなく、パク・クネ政権における文化芸術界ブラックリスト事件を調査する「真相調査および制度改善委員会」の一員として、真相調査とブラックリスト白書編纂に積極的に取り組んだ。


少年Bが住む家

소년B가 사는 집

作=李ボラム(イ・ボラム)
翻訳=沈池娟(シム・ヂヨン)
演出=大澤遊

出演
内藤栄一
円地晶子(無名塾)
中島大介(太田プロダクション)
荒巻まりの(テアトル・エコー放送映画部)
遊貴まひろ
峰﨑亮介
牛尾茉由(演劇集団円)
川瀬遼太(ナノスクエア)
渡部みなみ

演出助手=村瀬千佳子

【あらすじ】
冬の寒い日、家族での朝食。そこに近所に引っ越してきたひとりの女が挨拶にやって来る。この家には父と母、そして息子のデファンが住んでいる。父と母はデファンを女の前から隠す。デファンは一四歳の時に殺人を犯し、七年の実刑判決を受けることになった。模範因だったデファンは保護観察処分になり自宅に戻っていた。自立を促す父、息子を外に出すことを恐れる母、デファンにだけ見える少年Bの存在。この朝から家族の日常が変化し始める。「僕が普通の人のように生きていけると思いますか?」午後から雪が降り始める。

李ボラム(이보람)

1986年韓国江原道東海生まれ。大学で心理学を専攻。卒業後、韓国芸術綜合学校演劇院劇作科の専門士学位を取得。カウンセリング、会社員または作家、それぞれの経験を活かして作品を書いている。2012年、再開発地域の強制撤去問題を取り扱った『皇帝漫画喫茶』がデビュー作。主な作品として、殺人事件の加害者とその家族を描いた『少年Bが住む家』(2013年度CJ文化財団CREATIVE MINDSに選定)、性的暴行の被害女性の生き方を描く『女性は泣かない』、性的少数者の少年の自殺とその後に触れる『きみがいた景色』(2015年度ソウル市劇団の創作プラットフォームに選定)、強制移住させられていた朝鮮人の跡が残るカザフスタン・ウシュトベを背景とした『記憶の跡』(2017年度ソウル演劇センターニュー・ステージに選定)、民主化運動家の夫が不審死した後の妻の生き方を描いた『二度目の時間』等。社会問題をベースとした斬新なストーリーで注目されている若手劇作家の一人。

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東京オリンピックは返上しましょう。代替開催が実現するならロンドンに感謝。

2019-01-12 | Weblog

東京オリンピックは返上しましょう。代替開催が実現するならロンドンに感謝です。

東京オリンピック誘致を巡る汚職に関与したとして、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長に対する刑事訴訟の手続きが、フランスで取られているそうです。

日本の検察・裁判所の日産・ゴーン氏への扱いに対する仕返し? 知りません。

ロンドンでなら2020年にやれる可能性がある? どこかの新聞が書いたらしいですが、真偽のほどはわかりません。

オリンピックじたいへの考え方を据え置いてでも、私がオリンピックをやった方がいいと思える理由は、前回から新設されたという「難民混成チーム」に出場してほしいということ以外は、何もありません。 

今の日本はオリンピックを行うのに似つかわしくありません。ずっとそう言い続けている私ですが、今もなお、ただただ、そう思います。

オリンピックは返上。責任をとって安倍政権は退陣。それしかないように思います。 

 

 

写真は何の関係もないですが、妹尾河童さんにいただいた、蓋付きのジョッキ。

 

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大分で劇作家による映画作品を観る

2019-01-11 | Weblog

大分で劇作家による映画作品を観る

日本劇作家大会大分大会開催記念特別上映として、大分の映画館・シネマ5で、劇作家による映画作品の上映と、アフタートークが行われます。

《シネマ5》は、大分で、そして全国でも、知る人ぞ知る映画館。
支配人の田井肇さんのご協力により。実現しました。
 
プレ企画上映は1月19日(土)から。レイトショーです。
 
1月21日(月)21:00『At the terrace テラスにて』(山内ケンジ監督)上映後、田井肇支配人と私とMCの戸田彬弘によるアフタートークがあります。1月22日(火)21:00『あの日々の話』上映後も、私とMCの戸田彬弘によるアフタートークがあります。
 
1月23日(水)21:00『名前』上映後は監督・脚本の戸田彬弘とゲストの大西弘記が、1月24日(木)21:15『リバーズエッジ』上映後はシナリオを書いた瀬戸山美咲が、1月25日(金)21:15『At the terrace テラスにて』上映後は監督・脚本の山内ケンジが登壇します。
 
大分大会特別上映として、この劇作家大会大分大会に登壇される、笈田ヨシさんの出演する『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』(サイモン・ブルック監督)も、午前中に上映されます。
 
キャッチフレーズは「何かが変 劇作家の視点で世界を観たら、こうなるのだ」。
 
…………


演劇人による映画作品の増加が著しい。
演劇人が映画をどう捉えているのか、ジャンルを越境する上映とアフタートークです。

 

1月19日(土)〜25日(金)
※19~23日はプレ企画上映です。
《シネマ5》
入場料金:一般1800円/大学生1500円/シニア(60歳以上)1100円
     水曜日・女性1100円
     木曜日・男性1100円
※大会参加費1000円は不要です
https://jpac2019-oita.org/program/53movies/
 

【上演スケジュール】
1月19日(土)※プレ企画上映
21:00『あの日々の話』
   (玉田真也監督・同名舞台の映画化)

1月20日(日)※プレ企画上映
21:00『リバーズ・エッジ』
   (岡崎京子原作・瀬戸山美咲脚本・行定勲監督・二階堂ふみ、吉沢亮主演) 

1月21日(月)※プレ企画上映
10:00『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』※大分大会特別上映
   (サイモン・ブルック監督・笈田ヨシ出演)
21:00『At the terrace テラスにて』※アフタートーク有り
   (山内ケンジ監督・第59回岸田戯曲賞『トロワグロ』完全映画化)
   ゲスト:坂手洋二(燐光群 主宰) 
   特別ゲスト:田井肇(シネマ5支配人)
   MC:戸田彬弘(映画監督・劇作家・MC)

1月22日(火)※プレ企画上映
10:00『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』※大分大会特別上映
21:00『あの日々の話』※アフタートーク有り
   ゲスト:坂手洋二(燐光群 主宰)
   MC:戸田彬弘(映画監督・劇作家)

1月23日(水)※プレ企画上映
10:00『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』※大分大会特別上映
21:00『名前』※アフタートーク有り
   ゲスト:大西弘記(TOKYOハンバーグ主宰)
   MC:戸田彬弘(本作監督)

1月24日(木)
21:15『リバーズエッジ』※アフタートーク有り
   ゲスト:瀬戸山美咲(本作脚本家・ミナモザ主宰)
   MC:戸田彬弘(映画監督・劇作家)

1月25日(金)
21:15『At the terrace テラスにて』※アフタートーク有り
   ゲスト:山内ケンジ(本作監督)
   MC:戸田彬弘(映画監督・劇作家)


【劇場】
シネマ5 
大分市府内町2丁目4-8(府内5番街商店街/ローソン2F) 
097-536-4512
 
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沖縄向上委員会作品『@オ・キ・ナ・ワ』『ものいう破片』上演+トークイベント

2019-01-11 | Weblog

日本劇作家大会大分大会で、沖縄の演劇人による上演と、シンポジウムが行われます。

上演は二本立て。たのしみな企画です。

 

沖縄向上委員会作品『@オ・キ・ナ・ワ』『ものいう破片』上演+トークイベント 

1月25日(金)
19:00―21:00
《小ホール》

沖縄の“今”を描く2作品の上演と琉球歴史家の賀数仁然氏の沖縄今昔トークセッション!

出演:犬養憲子 安次嶺正美 玉那覇正樹 嘉手納良智 田原雅之 賀数仁然(琉球歴史家)
トークセッションゲスト:賀数仁然 犬養憲子 田原雅之 坂手洋二 佐藤茂紀 松田正隆

「劇王天下統一大会2015~ベイシティ・ロワイヤル!inKAAT~」で上演し好評を博した@沖縄向上委員会『@オ・キ・ナ・ワ (作/吉澤信吾 演出/田原雅之)』と『タイトル未定 (作/嘉数仁然 演出/田原雅之)』の連続上演を行います。上演後には琉球歴史家の嘉数仁然と演出家、出演者を中心に、大分大会参加者からのゲストを交えて「アフタートークセッション! 琉球沖縄今昔放談」を開催します。
現在進行形の沖縄問題アレコレを琉球史の流れを踏まえて再検証し皆さんと共有しながら意見交換を行います。 (田原雅之)

 

https://jpac2019-oita.org/program/50okinawa/

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大分で、笈田ヨシさんを囲みます。

2019-01-09 | Weblog

大分で、笈田ヨシさんを囲みます。講演会と、笈田さんを囲むシンポジウムです。

日本劇作家大会大分大会、その最終日は、笈田ヨシさん・デーです。

 

まずは、「笈田ヨシさん講演会」。

1月27日(日)
10:30―12:00
《大ホール》

俳優であり演出家の笈田ヨシ氏が、国内外の演劇体験談をお話しする講演会です。

出演:笈田ヨシ
聞き手:長田育恵 篠本賢一

パリ在住の俳優・演出家の笈田ヨシ氏は、国内外で多くの映画や舞台に出演し、また舞台演出を手掛けてきました。そんな彼の貴重な講演会がこの度実現します。様々な人たちとの出会いを通して、笈田氏と演劇の出会いから今日までを聞くこの企画。演劇に通じていなくとも若い方から同世代に至るまで、勇気と驚きを与えてくれることでしょう。ぜひご聴講ください。

https://jpac2019-oita.org/program/11oida/

 

そして、笈田さんを囲むシンポジウムです。

「日本の演劇人が世界へ羽ばたくために」

1月27日(日)
13:00―15:00
《小ホール》
 

国内・海外という枠を取り払った演劇活動のありかた。 過去事例を交えながら、国際交流を語ります。

出演:笈田ヨシ ボビー中西 篠本賢一 佐川大輔 山田恵理香 長田育恵 坂手洋二 中村ノブアキ 堀川 炎 司会=シライケイタ 

近年増えてきている国際交流。すでにご経験されている先輩方の体験談を伺い、質問を交えながら、若手たちも新たな自分たちの国際交流についてご紹介いたします。また今後の国際交流を見据えどのように向き合っていくのかを考え、ここ「西洋演劇発祥の地」といわれる大分で未来を語り合う企画です。 (堀川 炎)

https://jpac2019-oita.org/program/31to_the_world/

 

笈田ヨシ プロフィール

1933 年、兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。1968 年にロンドンでピーター・ブルック演出『テンペスト』に 出演。70 年よりパリを拠点とし、数多くの演劇・映画への 出演や、オペラの演出など国際的に活躍。2013 年にフランス芸術文化勲章の最高位コマンドゥールを受勲。著書に『俳優漂流』(五柳叢書)など。 

 

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日本劇作家大会大分大会の交通・宿泊について

2019-01-09 | Weblog

大分での劇作家大会に興味があるけど、経済的にたいへん、と思っておられる方が多いようだ。しかし、参加登録料は1000円で、基本的にはこれで四日間全てのプログラムに参加できる(一部の登録制・有料制の講座を除く)。

その一部の有料制にしたって、東京などで同じ内容だと何万円かかかるものが1000円前後だったりする。(講座について、あんまりこういうお金に換算するような話はしたくないんだけど)
 

まあ、しかし、やはり交通・宿泊費はかかってしまう。

日本劇作家大会大分大会に来ようとしている若者が近辺にいて、「根性があればバスだと安く行けるはず」と呟くと、「今見たら飛行機が安いので それで行こうと思います」と返ってきた。なんと成田からジェットスターだと六千円くらいなのだという。今現在も開始日の24日で7000円台の切符が買えるようだ。

情報としてお伝えしておきます。

 

そして、宿泊については、大会のウェヴでリーズナブルな宿を紹介している。

 

会場近辺の宿泊施設のご紹介 当ホームページでは、J:COM ホルトホール大分まで徒歩圏の4,000円台のホテルをご紹介しております。  大分市内にはホテルがたくさんございますが、その一例としてご参照としていただけますと幸いです。

https://jpac2019-oita.org/1431/

 

駅前の安めのホテルでも屋上に露天風呂の温泉があったりもする。探してみてほしい。なんせ大分は「おんせん県」なので。

 
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大分で妹尾河童さんと語ります

2019-01-08 | Weblog

大分で、妹尾河童さんと語ります。

日本劇作家大会大分大会開催まで、あと半月。幾つか具体的な企画を紹介していきます。

私と河童さんの仕事についても語ります。
『ピカドン・キジムナー』(新国立劇場)
『マッチ売りの少女』(新国立劇場)
『ブレスレス1990 ゴミ袋を呼吸する夜の物語』(燐光群)

 
舞台美術の挑戦 妹尾河童と語る
 

1月26日(土) 10:00―12:00 《小ホール》

多才な舞台美術家・妹尾河童氏の、演劇との出会い、数々の実践体験を、存分に語っていただきます。

演劇のみならず、オペラ、バレエ、ミュージカル、テレビなどで活躍してきた舞台美術家・妹尾河童氏が、「何を聞かれても答えます」と宣言する、坂手洋二との本音対談。小説『少年H』や『河童が覗いた~』シリーズなどのエッセイ・紀行でも知られる多才な氏の、演劇との出会い、現場・アーティストとの交流、数々の実践体験を、存分に語っていただきます。『マッチ売りの少女』(新国立劇場)等、現場での「対決体験」も、ふんだんに。

出演:妹尾河童 聞き手:坂手洋二

https://jpac2019-oita.org/program/07with_seno/

 

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デニーさん、聞いてました? 安倍総理の「辺野古の珊瑚・稀少海洋生物の移し替え」

2019-01-07 | Weblog

昨日のNHKの日曜討論で、安部総理大臣は、沖縄・辺野古の米軍基地工事の進行経過について、以下のように延べたという。

「土砂が投入されている映像がございましたが、土砂を投入していくにあたってですね、あそこのサンゴについては、えー、これは移しております。また、絶滅危惧種が、砂浜に、えー、存在していたんですが、これは砂をさらってですね、これもしっかりと別な浜に移していくという。環境の負担をなるべく抑える努力もしながら行っているということであります。もちろん沖縄の、えー、皆さんの気持ちによりそっていくことも大事ですし、理解を、得るようにさらに努力をしていきたいと……」

なんと、安倍政権は、辺野古の珊瑚や稀少海洋生物を他の場所に移す作業をしながら、土砂投入をしていたという。

おみそれしました。

では、ぜひ、お知らせいただきたい。

どの役所のどこのセクションが、誰に委託してその作業を行ったか、明らかにしていただきたい。どのような専門科学者がその作業を監督したか、名前を挙げていただきたい。

そして、沖縄県にどのように申請し、許可をもらったのか、教えていただきたい。沖縄県に訊いた方がいいのでしょうか。デニーさん、聞いてました?

このような困難かつ手間のかかる作業をなさったのであれば、ぜひともその「移し替え作業」の成果を、場所を変えて確実に生存を維持された状態の珊瑚や絶滅危惧種の生物を、すぐに見せていただきたい。ここまで豪語されるなら、その移し替え作業後の珊瑚や稀少海洋生物の生存率を、数字を挙げてお示しいただきたい。

 

もちろん、仮に、移されて100%の生存率だったとしても、新基地建設の正当性は獲得できませんよ。

 

写真は、辺野古沖のオキナワハマサンゴ。2年前。

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くじらとの格闘

2019-01-06 | Weblog

くじらとの格闘は続く。

何のことかはもうしばらくしたら報告します。

 

このお皿に載っているのは、前回の塩クジラを焼いて湯をかけたのを短冊に切った状態。

塩だけに、しょっぱい。

汁物、お茶漬けに向いている。

 

昔は沖縄の豚肉も塩漬け保存で、それを戻して美味しくいただくためにラフティーなどができたのだ。

実は今やっていることは、くじらとの格闘であり半分は沖縄のことをやっているのである。

 

ドイツの肉料理も塩漬けを戻すものが多い。

アイスバインもそうだ。

今大阪で料理店「Berlin 71」をひらいているクリス君が昔ベルリンの自宅で作ってくれたものはやはり塩漬けを戻したものを調理しマスタードソースでいただく料理で、とてもおいしかった。わざわざ塩漬けの肉を探してくれたのだった。

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クジラについて

2019-01-05 | Weblog

先月からずっと、クジラについての仕事をしている。

これはたまたまそのタイミングだったのだが、ちょうど今、周囲では、日本がIWCを脱退したことについての論評が山のように出ている。一家言ある感じの発言が多く、驚かされる。どの立場ということではなくて、皆さんそこまで捕鯨についての意見をお持ちだったのなら、もっと以前から議論しているべきだろう。

デマがいっぱい飛んでいることが、気にかかる。

まず、ネット上で垂れ流されている「ノルウェー・アイスランドなどからの輸入もできなくなる」という言説は、嘘、フェイクニュースである。鯨肉の輸出入はワシントン条約以外には規定がないし、IWC加盟国どうしでしか貿易できないなどという取り決めはどこにもない。

IWCという組織についての誤解もある。本来は規制のための組織ではなく、持続的な商業捕鯨の管理のために作られた。IWC自身が商業捕鯨の管理を放棄した、という言い方もできるのである。

そして、仮に政治の力学が反映する部分があったとしても、「政治主導の決定」と一色に決めつける根拠は、あるのか。「1933年の国際連盟脱退と重なる」というのは「国際組織からの脱退」のイメージから勝手に思うのであろうが、あまりにも子供じみた短絡だ。また、捕鯨を「一部利権のため」と断じるなら、証拠を示す必要があるだろう。

日本の捕獲量がこれから大きくなるはずはない。

私が信頼する方々が言うのは、「日本が公海での調査捕鯨を止めると決めた」ことこそが、事実として大きいという考え方だ。

これからの日本がどう動くかは見守らなければならない。でもそのとき決して、一部の人間の考え方でしかない「捕鯨を禁止する」という立場をとることが前提となってはならない。クジラと共に生きる人びとは、現実に存在しているのだ。

 

写真は、塩クジラ。

焼いて、熱湯をかけて、もどす。汁物に入れるのが一番、合う。

 

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