薄ら寒い曇りの一日でした
ひめちゃんとタバサねーちゃんは、一日中おうち犬です。
まだ11月なのに、これからずっと室内犬ではヤバイ
晴れたらなるべく、お外のお部屋で過ごしましょうね
高津戸城西側の写真を探していたら、2022年2月、お散歩の途中でケンくんに出会った、ひめちゃんとタバサねーちゃんがいました
2人でケンくんに迫って、濃厚接触です
ずっと一緒にいたかったけれど、恋路の邪魔がやってきたようです
高津戸合戦の事、勝安和睦を願う事、付けたり、両勢討ち死にの事、此に寄せ手引退く事・その2
当陣中とも聞きわけて、引くべきというものもあり、また是れ程に催し後日の程も計り難し唯打ち破らんというものもあり、異議まちまちにて一定ならざる所に、
抜け懸けの勢、東の責め口より木戸板もぎ越し、引き払い、時を作って乱れ入れば、城にも岩石を落とし懸け、矢鉄砲を打って軍(いくさ)最中になりにければ、
寄せ手の内より新田勢、長嶋外記、板橋小一郎、岩下織部、半田久六を始めとして、両寄せ手の内より名ある人々十三人、上下三十余騎、目の前に討たるれば、
藤生、金谷も驚き、少数とあなどりて味方の名折れをしでかしたりと、引き太鼓を打って両陣を一所に集め、養命の城に引きこもり、人馬の足を休め、今日より軍評定して居たりけり。養命の城に皆集まりけり。
あらすじです。
新田勢・桐生勢ともに、勝安の主張を聞いた。
納得し引き上げるべきだという者、後日の愁いをなくすため殲滅するべきだという者がいて、意見がまとまらなかった。
そのうちに、東の攻め口から木戸を破って侵入したものがあった。
城でも石を落としたり、矢や鉄砲を撃ったりして軍になってしまった。
寄せ手のうち寄せ手の内より新田勢の長嶋外記・板橋小一郎・岩下織部・半田久六を始めとして名ある人々十三人、上下三十余騎が目の前で討たれてしまった。
大将の藤生・金谷も驚きいて、「少数とあなどりって味方の名折れをしでかしてしまった。」と、引き太鼓を打って両陣を一所に集め、養命の城に引きこもった。
人馬を休め、作戦会議をした。
みんな養命の城に集ったのであった。
高津戸城の北と東から、由良勢は侵入したのです。
高津戸城の西には渡良瀬川が流れます。
地図を見ると、なんとなく北と東から、本丸跡(要害神社)へ行けそうな気もしますけど
高津戸城西の渡良瀬川の流れです。
石を落とすのは、こちら側の方が効果が大きいように思えます
初稿 2019.12.13
改稿 2042.11.16
( 高津戸合戦の事、勝安和睦を願う事、付けたり、両勢討ち死にの事、此に寄せ手引退く事 終 )