黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

初めての岩井堂の観音様

2021-11-23 15:41:11 | 吾妻紀行

今朝は、都合でひめちゃんと獅子丸が第一陣で北の方にお散歩に出ました。

あれ、きれいな鳥がいる

一瞬のことで、相手はさっさか逃げます。

クンクン、何やつじゃ?

さすがの獅子丸も、反応している間がありませんでした。

 

やっと捕らえたきれいな鳥の姿です

キジかな?

 

ひめちゃんは、ちょっと不安になりました。

大丈夫だよ、今日は子供達の学校はお休みだよ。

 

新沼&童沢貯水池目指します。

新沼には、いつものようにだれもいません。

隣の童沢貯水池には、シラサギとアオサギとカモさんたちが見えます

シラサギさんは、飛び立って行ってしまいました。

さあ、帰りましょう

新沼に戻ると、シラサギさんの姿があります。

上野国山上は、まだまだ野鳥が自然に生息しています

 

 

 

(10月28日)四万から中之条を抜けて、国道353号線を帰ります。

元岩井堂のドライブイン(現在は酒まんじゅうの岩井洞)で、ちょっと一休みしましょう

あれ、道の向こうに目立つ御堂があります。

あったっけ?

この道は何度も通っていますけど、初めて気がつきました。

 

道を渡って、参拝です。

「Pここです どうぞお参りしてください」、一見さんも受け入れてくれる、心の広い観音様です。

 

うわー、岩の中に堂宇が食い込んでる

 

新旧の説明板があります。

平安末期の創建で、吾妻観音三十三霊場の札所だったんですね。

ここは、旧北群馬郡小野上村村上です。

 

 

階段を登って参拝です。

蓮の花を持った聖観音です。

合掌

 

 

道の向こうの風景です。

かつては、観光バスがいっぱい止まったのです。

 

 

反対側の階段を降りると、わおー洞窟の中に石仏群です

たくさんの人々の願いがこもったパワースポットです。

合掌

 

 

隣の「大鳥神社」の鳥居も気になります。

いっぱい歩くといやだなと思いながら、鳥居をくぐります。

ほどなく社殿です。

よかった

本殿は、なかなかこだわりの本殿です。

2礼2拍1礼です。

 

 

さて、洞窟のみなさんにもさようならです。

「岩井洞の酒まんじゅう」を、買って帰ります

 

 

 

 

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目立たなく吾妻太郎一族追善碑(普光山善導寺)

2021-11-10 20:48:09 | 吾妻紀行

ひめちゃんと獅子丸とタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

諏訪神社の手前で、白い影を頭上に感じました。

見上げると、シラサギです。

急いでカメラを出しましたけど、シャッターチャンスは過ぎていました。

 

しっかり晴れて、朝日がまぶしい

 

神社の向こうの高台を、突き当たりまで行きます。

榛名山がきれいに見えています。

 

突き当たりを南に降りて、山上多重塔・東の窪地を北に辿ります。

赤城山も、しっかりその姿を見せています。

 

舗装された道ですけど、なかなか右に上がる道が見えてきません

どこかで右に上がらないと帰れません。

舗装道路はそのうちに、西に向かってしまいました

あぜ道をなんとか右に出ます。

山上(桐生市新里町山上)に戻れそうです

みんなも、ごほうびの催促です。

誰も知らない初めての道だけど、なんとか堀之内に帰れました

 

プーちゃん、おはよう

プーちゃんは、反応しません

ひめちゃんの恋の季節は終わりかかってるかな?

 

 

 

 

(10月18日)神代杉の後、郷原駅を過ぎて、善導寺を目指します。

 

「善導」とは新纂浄土宗大辞典によると、

中国唐の時代に活躍した阿弥陀仏信仰者で、日本の法然および法然以降の浄土教に絶大な影響を与えた人物。法然は主著『選択集』において禅堂のことを阿弥陀仏の化身とまで言っている。

ということです。

上野国山上の行仙上人著『念仏往生伝』でも、登場してきます

 

また、この善導寺は、いくつもの伝説があるようです。

事実かどうかは別として、一番ポピュラーなのが、次のような話かな?

戦国時代に甲斐の武田信玄が侵攻してきて、吾妻太郎の岩櫃城を攻めた。

岩櫃城はなかなか落ちないので、水路を絶ったけれども落ちない。

和議の交渉役・善導寺の和尚は、武田方に聞かれると、いとも簡単に岩櫃城の水利の秘密をしゃべってしまった。

水利を絶たれた岩櫃城は落城した。

その後、善導寺は祟りで何度も焼けた。

 

ぜひ寄って帰りましょう

 

ナビに従って、ごちゃごちゃした道を通って到着です。

 

駐車場から見た境内の風景です。

 

山門をくぐります。

 

本堂で参拝です。

合掌

雌雄の龍も獅子も生き生きしてます

新しそうで、元気いっぱいです。

 

 

町氏邸文化財・善導寺三尊来迎図の説明板があります。

鎌倉時代中期の作ですか

何度も焼けているそうですけど、古いものも残ってるんですね

 

勢至丸(法然上人の少年時代)の像です。

合掌

ここは、浄土宗のお寺です。

 

本堂の西側が墓地になってます。

あちこちのお寺で古い墓石を整理する時代に入っているのですね。

 

 

静かです。

余りに静かなので、御朱印をと聞いて見るのもはばかられます。

ましてこのコロナ禍の時節、又の機会を待ちましょう

 

 

山門をまっすぐ出ると、桜の古木です。

桜の季節には、きっときれいな花を咲かせることでしょう。

そのころまた寄れるといいな

 

このスペースには、境内に入らなかった石造物がちらほらあります。

あれ、目立たなく「吾妻太郎一族諸霊追善碑」ですって

塔婆も上がってます

合掌

 

駐車場の向こうに、白亜の巨大なお城が見えます。

東吾妻町役場ということです

 

役場前の道を通って帰ります

 

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続・とりがなくあづまの鳥頭神社(神代杉を訪ねて)

2021-11-09 16:56:11 | 吾妻紀行

朝は激しい雨でした。

ひめちゃんたちは、貧乏カッパでお散歩です。

一日中降り続いた雨は、やっと薄暗くなって止みそうです。

本日はみんなの写真がないので、名残のヘメロカリスです。

この花が今頃咲いたのは初めてです。

来年も咲いてね

椿も次々開花しています

 

 

 

 

さて、鳥頭神社(とっとうじんじゃ)拝殿に参拝です

さすがに鳥・鳳凰が生き生きと目立ちます

龍も生き生きです

 

雌雄の2龍います。

 

獅子頭の獅子は木目があるのに全く気にならず、奥まった目・開いた口・足の爪、まるで生きているようです

 

何故か裏からライトアップです。

木でこんなに生き生きと、龍や鳳凰や獅子が表現できるんだ

 

 

拝殿の後には、りっぱな本殿です。

網越しでよくわかりませんけれど、かなりしっかりした彫刻がありそうです

 

 

本殿の横には、「神武天皇遙拝所」ですって

ここからヤマトの神武天皇を拝んだのです

隣の立て看は、「クマ出没地」かな?

 

 

神楽殿もしっかりしています。

まだ現役かな?

 

 

あ、双体道祖神です

道ばたではないので、どこかから移動してきたかな?

仲良く手と手を取り合ってます

 

 

拝殿で彫刻を見上げながら、もう一度、2礼2拍1礼です

 

 

鬱蒼たる杉の森ですけど、今は阿形の狛犬そばの大木が御神木です。

 

さて帰りましょう。

神代杉にもう一度、こんにちは

もっともっと長生きしてくださいね

 

 

神代杉の隣に、双子の杉です。

こちらも、パワースポットですね

 

 

たくさんパワーを頂きました

ありがとうございます

実は昨年八ッ場ダムに行ったとき、この前の道を通ったはずですけど、全く記憶にありません。

今回は、訪問できて好かった

 

 

神社前の国道を、郷原駅野の方に戻ります。

駅を過ぎて、県道35号線に入ります。

 

先日見かけた、ハート型土偶のオブジェです

もう一ヶ所、いくつかの伝説のある善導寺に寄って行きます

 

 

(つづく)

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とりがなくあづまの鳥頭神社(神代杉を訪ねて)

2021-11-08 19:58:54 | 吾妻紀行

ひめちゃんは、ちょっと悩んでいます。

本当は大好きなケンくんちに行きたいのです。

でも、みんなと北の方にお散歩です。

 

新沼には、誰もいません。

そうだ、関の摩崖仏(せきのまがいぶつ)まで足を延ばしてみよう

 

杉木立の中の、細い道を進みます。

でも、5分くらいだったかな?

鏑木川の向こうに、摩崖仏に到着です

最近、獅子丸が遠慮なくご褒美を請求します

でもみんな平等にもらえると信じているので、争いにはなりません。

そばにひめちゃんがいても、気にならないようです。

色気より食い気です

 

ここの摩崖仏は、群馬県指定重要文化財文化財です。

建物は、覆屋ではなく、休憩所というか集合場所的な建物です。

中央の空間を通って、摩崖仏さん、おはようございます

前にお立ちのお不動さん、おはようございます

 

畑中の道を、沼に戻ります。

ちょうど新沼と童沢貯水池の間の道に出ました。

木立の間から、童沢貯水池にシラサギが見えます

水辺を歩きながら魚を捕ってるかな?

近くには、アオサギの姿もあります

 

みんなで元気に帰ります

獅子丸は、そばに寄らなければ、さほどひめちゃんの恋の季節を気にしてないようです

でも、一応用心しましょう

 

 

 

 

(10月18日)ハート型土偶出土地・郷原駅前の道を西に、神代杉を目指します。

ほどなく、右側に神代杉です。

赤い目立つ鳥居もあります。

 

額には鳥頭宮(とっとうぐう)です。

由緒もあります。

よく分かりませんけれど、とっても古い神社のようです。

それにしても、鳥頭神社(とっとうじんじゃ)とは、よそにはなさそうです

ふと、「とりがなくあづま」という、古い表現(枕詞)が思い浮かびました

ここは、「とりがなく東国(あずまのくに)」です

 

 

鳥居の前には、神代杉です

なんと表現したらいいのでしょう。

ちょっと言葉が見つかりません。

 

由来があります。

その昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折、お手植えになった木ですか

寛保二年(1742)に失火で半枯になり、天明三年(1783)に浅間山噴火の熱泥流にも巻き込まれたんですね

合掌

 

 

さて鳥居をくぐって、鳥頭神社に参拝しましょう。

 

参道を進むと、「この先力石」ですって

 

ありました

由来もあります。

力石奉納競技で大玉を担ぎ得る者は名誉と称賛を得たると知らされる。岩島地区は他六ヶ所の力石の存在が確認され、形や同数で在るのは岩島地区は麻の栽培で共通点があり、庶民の力比べの文化遺産でもある。「力石」は若者が他の地域との交流をした証であろうし、有形文化財であろう。

大玉が98kg、小玉が47kgですか

 

力石は知っていましたけど、何となくでした。

力石奉納競技で、力比べをしたのですね。

そして、大玉を担げると、名誉と称賛が得られたのですね。

力自慢の若者は、他地域にも出かけたのですね。

 

これから、力石を見る目が変わりそうな由来でした

合掌

 

 

さてさて、社殿で参拝です。

 

 

(つづく)

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ハート型土偶出土地・郷原駅

2021-11-05 15:28:44 | 吾妻紀行

ひめちゃんと獅子丸とタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

晴れて気持ちがいいね

諏訪神社の向こうの高台を突き当たりまで行きます。

今朝は、北に行ってみよう。

 

左に見える山は、浅間山と榛名山です。

 

適当なところで右折して、堀之内に戻りましょう。

あれ、正泉寺だ

門柱しかなく、一見廃寺のようです。

でも、常広寺が兼務しているとのことです。

常広寺の二世が開山で、近年無住になっているそうです。

 

奥に、少し高くなっている所があります。

本堂の跡かな?

その隣には、「開田山正泉寺暦住大和尚」の供養塔です。

さらに奥のこんもりした空間には、コの字に、歴代和尚さんの墓石が並びます。

合掌

数えなかったけれども、それなりの数です。

 

 

すぐ東には、ゴミ集積場所があります。

獅子丸は、ゴミを持ってきたおばさんにご挨拶、頭を撫でてもらいました

獅子くん、案外社交家です

 

 

 

10月18日、川戸神社を後に、ハート型土偶出土地・郷原駅を目指します。

 

一昨年の秋、群馬県立博物館で、「ハート型土偶大集合」という企画展がありました。

現在では、たくさんのハート型土偶が出土していますけど、その第一号が、この郷原駅から出土したハート型土偶だったのです。

そして図録に寄れば、岡本太郎は、縄文式土器並びに土偶に、深い関心を寄せていたとあります

やっとあの太陽の塔に親しみが持てました

 

 

岩櫃山を目指して、吾妻川を渡ります。

 

橋を渡ってすぐ右折、JR郷原駅です。

ハート型土偶の幟がはためいています。

なんとなく、あの「太陽の塔」の面影があります

 

郷原駅、無人駅のようです。

 

駅舎の東に、「登山口まで1.5km 1合目」の案内です。

 

駅前の案内板も確認です。

岩櫃城って、岩櫃山の東の一角だったんですね

 

ハート型土偶出土地の説明板もあります。

ハート型土偶は、昭和二十年に郷原駅の西方約五十メートルの地点で道路工事中に偶然発見されたもので、そのみごとな造形美から昭和四十年に国の重要文化財に指定されました。現在は東京国立博物館に保管されているこのハート型土偶は、高さ三十.五センチメートルもある大型のもので、その芸術性の豊かさとともに、縄文時代の代表的な信仰物として、教科書にも記載されるなど縄文時代を代表する著名な遺物となってます。

 

それでは、ハート型土偶出土地へ行きましょう

駅構内のフンスのすぐ外です。

ここから、あのハート型土偶が出土したんですね

岩櫃山の南麓には、太古の昔から、人々も営みがあったのですね

 

 

岩櫃山の南側にも、いくつもの史跡がありそうです。

都合で今回はパス、又の機会に。

 

駅前の道を、神代杉目指して、西に行きます

 

(つづく)

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