黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

大谷休泊も合祀・大谷神社

2022-03-05 14:29:27 | 邑楽紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、久しぶりに岩神沼に到着です。

あれ、何かいる

シラサギさんだよ

ここで逢うのは、本当に久しぶりだね。

多くの沼の水がとても少なくなってますけど、ここには水があります。

シラサギさんにあえてよかったね

ご褒美ちょうだい

ひめちゃんたちにご褒美のツブツブをあげているうちに、シラサギさんは飛び立って行ってしまいました。

でも、隣接する田んぼに舞い降ります。

バイバイ、また逢いましょう。

ひめちゃんたちが沼を離れると、また戻ってきます

今の季節は、水のたっぷりある沼が少ないのでしょう。

 

 

 

2月11日、大谷休泊(おおやきゅうはく)の墓を確認した後、大谷神社を目指します。

 

少し迷いましたけど、なんとか無事に到着です

村社・大谷神社です。

 

 

脇に大谷休泊翁合祀祈念碑です

ここには、大谷休泊も神として祀られているのです。

でも、そうなったのは昭和61年のことのようです。

 

『上野国郡村誌 邑楽郡』に、成島村の山神社があります。

山神社 所在字大志邊、境内八百艅坪、祭神大山祇命、祭日十二月二日

本社ハ始メ大谷休泊ガ開墾ニ従事シ且ツ松樹ヲ栽培シ其ノ繁茂ヲ禱ル為メ、永禄二年九月廿九日原野ニ草祠ヲ建立シテ山神ヲ祀ルチ云フ、后チ一村ノ鎮守トナシ氏子百三拾一戸アリ、明治五年村社ニ列ス

 

大谷休泊も山神に祈ったのです

まさかその山神様と合祀されるなんて、ちょっととまどってるかもしれませんね

 

 

狛犬さんは、二組あります。

 

向かって左の方々です。

 

右の方々です。

 

 

まずは、拝殿で参拝です。

2礼2拍1礼です

 

 

社殿の周りを、右から一回りです。

額絵が多く奉納されています

かつては華やかな神社だったのでしょう。

 

 

目立つ境内社があります

何様かな?

こちらもかつて華やかに祀られていた時代があったのでしょう。

2礼2拍1礼です。

 

 

ここは、戦国時代に大谷休泊が荒野の開拓成就を願い山神を祀った所なんですね

感激

 

おや、どこからともなくグレーの猫出現

悠久の時を生きてきたようなイメージです

ひめちゃんちには、昔、グレーのペルシャ猫・ムーちゃんがいました。

グレーの猫、好きです

バイバイ、長生きしてね

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日本遺産・大谷休泊の墓

2022-03-03 15:29:09 | 邑楽紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、久しぶりに新沼&童沢貯水池まで足を延ばしました。

赤城山は、なんとなく霞んでいます。

春ですねえ

誰かいるかな?

水位がとても低いです。

いつもいたサギさん達は何処へ行ったんだろう?

 

隣の童沢貯水池はどうかな?

やっぱり水位が極端に低いです。

蕨沢川への水門が出現しています。

でも、たくましい水鳥の姿が少しだけあります

 

 

 

 

(2月11日)多々良沼野鳥観察棟を出て沼に別れを告げ、7の大谷休泊の墓を目指します。

 

迷うことなく到着です。

 

説明板があります。

渡良瀬川より取水し「上休泊堀」を多々良沼より取水し「下休泊堀」を十余年の苦心のすえ永禄元年(1558)に寛政し用水の便に供した。また舘のヶ原台地に二十年の歳月を要し植林五百八十ヘクタールほどの松林をもつくりあげた。

 

戦国時代ですよね

 

大きな碑もあります。

ごめんなさい、曲がった画像しかありません

館林のつつじヶ丘公園の碑と同文ですか。

今度つつじヶ丘公園に行ったら確認しましょう。

 

 

さて、直進して「大谷休泊」の墓です。

思ったより質素です

大谷休泊は、元は関東管領上杉憲政の家臣だったとあります

 

こんにちは

墓石の文字は読み取れません

でも、合掌

壁面には、日本遺産の認定証です。

上杉憲政が越後に行ってしまった後、館林城主・長尾顕長の招きでやってきたのです。

 

 

周囲は、松の木と石造物がコラボした空間です

太田金山から、たくさんの松苗を移植したと言います。

 

 

あれ、隅の一角に覆屋があります。

手前に、美しい聖観音です

美しかった人の墓石でしょう。

お地蔵様、お首は無事でしたか?

覆屋の中には、どなたかおいでです。

十一面観音です。

思わず、合掌

 

すぐ近くには、邪鬼を踏みつけたかっこいいい青面金剛です

合掌

 

渡良瀬川からの休伯堀の取水口、何処だろう?

確認の必要ありますね。

 

大谷神社にも、寄って行きましょう

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多々良沼のカナクソ

2022-03-01 15:22:28 | 邑楽紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

折悪しく、小学生の集団登校に遭遇

大人の付き添いも復活、通学路の横断歩道には旗をもったおじさんも活躍です。

なんとか、やりすごして、諏訪神社の向こうの高台、薬師の道を歩きます。

 

あたち、頑張りました

ちょっとだけ、ご褒美くださいな

いばりんぼの妹に、タバサねーちゃんは鷹揚に対応してくれます

 

山上の薬師の道でUターンして帰ります。

今朝は、浅間山はなんとか見えますけど、あまりはっきりとは見えません。

Uターン地点でも、しっかりご褒美の催促です

ご褒美は、以前はビーフジャーキーなどを持って行きましたけど、最近はシニア用のドッグフードを少しだけ持って行きます。

 

 

 

恩林寺を後に、多々良沼に向かいます。

今日は先日と逆回りです。

 

多々良沼野鳥監察棟で一休みです

大分前に来たときも寄りました。

多々良沼ガイドマップ、拡大です。

東武鉄道伊勢崎線・小泉線、近くを走っているのです

 

ありました

多々良沼のカナクソです。

多々良沼の北岸に、製鉄遺跡があったというのです。

カナクソと言う言葉が、記憶に残ってます

製鉄した残りカス、まさにカナクソですね。

 

白鳥の剥製もあります。

卵もあります。

シベリアに帰れなかったんだね

 

白鳥の餌代入れがあります。

心ばかり入れます

付近の案内図にもありましたけど、ガバ沼と少し先の駐車場付近が餌場なのですね。

 

 

では、沼の方に行ってみましょう。

 

 

振り返ると、野鳥監察棟・休憩所に白鳥がいます

素敵なデザインです

 

 

沼の側に神社です。

古峯神社です。

どうして古峯神社がここにあるのかな?

あの有名な古峯神社は、いつか霧の峠を越えて、訪問しました

とりあえず、2礼2拍1礼です

 

 

対岸には、浮島弁財天が見えます

釣り人がたくさんいます。

白鳥の姿はありません。

給餌時間にはやってくるのかな?

 

 

多々良沼野鳥監察棟でいただいた付近の案内です。

さて、次に目指すは右にあるコンビニの隣・7にある大谷泊の墓です

 

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続・北条家再興の夢(東光山恩林寺)

2022-02-28 13:54:45 | 邑楽紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出ます。

プーちゃん、おはよう

今朝はタバサねーちゃんがご挨拶です。

今日も穏やかに晴れそうです。

ひめちゃんちに、セミダブルのクリスマスローズが咲き始めました

今年はしっかり植え替えしましょう

 

 

 

数年前にも恩林寺に伺いました。

今回御朱印をいただいた和尚さんは若い。

世代交代したかな?

ナウい御朱印、ありがとうございます。

前回伺ったとき、「多々良とは製鉄に関係する言葉だから、北条勢は鉄を求めて多々良沼にやって来たのではないか?」と質問しました。

そうしたら明確に、「江の島弁財天のお導きです。」とのご返事をいただきました。

その後北条勢はどうなったのでしょう?

 

さて、北条家の家紋いっぱいの境内を散策です。

 

あれ、どなたかな?

 

鐘楼堂の脇には、まだ前日の雪が残ってます。

 

鐘楼堂前には、どなたかな?

めだついでたちです

お掃除小僧かな?

周囲にさりげなく溶け込んでます

 

目立つ青面金剛です。

邪鬼を踏みつけその下に3猿と2鶏です。

 

後ろには臍の緒観音です。

 

臍の緒観音のとなりの金色の小さな仏様、水子地蔵のようです。

生花が似合います

 

少し離れて本堂です。

牡丹もけっこう植わってます

 

柱に龍がまきついた手水社です。

時節柄、水はありませんでした。

 

ケヤキの木の下の七福神にご挨拶です。

弁財天は1名で、あとは2名ずつです。

みんな神様だから、2礼2拍1礼です

 

遅ればせながら、山門も確認です。

参門脇には、クラシックな六地蔵と大きなお地蔵様です。

いろいろな花の季節も良さそうです

そのうち、また伺いましょう

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北条家再興の夢(東光山恩林寺)

2022-02-27 14:28:32 | 邑楽紀行

暖かい朝でした

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出ます。

いつもより早く出発したのに、もう誰かが通ったようです。

タバちゃんも参戦して、クンクン

赤城山も穏やかです

ここ2、3日は激寒で、ほとんど誰にも会いませんでした

寒さが和らいで良かったね

 

 

 

2月11日、再び多々良沼方面を目指します。

今日はなんとしても、浮島弁財天の御朱印をいただきましょう

というわけで、まず御朱印を出している恩林寺に寄ります

 

浮島弁財天の由緒によれば、

鎌倉幕府没落の時執権北条高時の弟四郎慧性が、ある夜日頃崇拝する江の島弁財天が夢枕に立ち、「汝等の池、上毛の郷に霊地あり、其処え逃れて居住なし、北条家の再興を図るべし」とのお告げに従い、弟荒間五郎友春と重臣三名を伴い主従五名にて多々良沼に辿りつき、恩林寺を建て東林友丘和尚を開山として北条家の菩提寺となし、北条家代々の護り神たる江の島弁財天を開山東林友丘和尚に懇請して勧請し鎮守として建立したものである。

 

恩林寺は北条家再興の夢を託されたお寺だったのです

 

何年か前に訪問したことがありますけど、御朱印はいただいていないようです

 

国道122号線から、ナビに従って駐車場に到着です。

さっそく邑楽町指定の天然記念物「恩林寺のいちょう」です。

下にかわいい「うり坊」です

 

いちょうの脇から境内に入ります。

見たことあるお二人です。

こんにちは、お久しぶりです

七福神の木像が安置されている御堂に、弁財天が見えます。

のちほどゆっくり伺いますね

 

本日の目的は、浮島弁財天の御朱印です。

庫裏を尋ねます。

御朱印をお願いして、境内散策です。

 

あちこちに、北条氏の紋所・ミツウロコがあります。

 

本堂前には水琴窟です。

前回の訪問の時には、澄んだ音色を聞きました。

今回はパスです。

 

 

本堂の脇に、大きな「曼珠沙華の里」の看板です。

前回は行ってません。

ちょっと行ってみましょう

 

花の季節ではないけれど、緑の葉っぱが生い茂ってます

曼珠沙華(彼岸花)はこの時期に葉をだして、秋に咲く花のために養分を蓄えるのです。

さりげなく古い石仏が配置されています

 

隣の墓地の古い石仏さんたちも、いい雰囲気です

これは、彼岸花の季節にもぜひ訪れたいですね

 

 

そろそろ御朱印出来たかな?

再び庫裏を尋ねます。

弁財天とご本尊の御朱印をいただきました。

ありがとうございます

 

さて、境内の散策続けます。

見所いっぱいの境内です

 

(つづく)

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