黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

片腕のない狛犬(南牧村大塩沢の十二社神社)

2021-07-27 14:33:42 | 甘楽紀行

早朝から雨が降ったり止んだりです。

ひめちゃんと獅子丸は、雨止みをぬってお散歩です。

後半、ちょっと降られてしまいました

 

昨日、2人は元気に岩神沼に行きました。

ニコニコの2人です。

カモさんが泳いでいたのです。

いつもの黒いカモさんではないけれど、カモさんがいたのです。

何羽か分かりませんけど、みんなで芦原の近くを泳いでいます。

岩神様(高縄の摩崖仏)の裏を通って帰りました。

 

昨日は蓮の開花から5日目、だいぶ咲き進んでいました。

 

今日は6日目、花は散りました。

でも、新たな蕾が大きくなってます

 

 

 

7月17日、黒滝山不動寺からの帰路、気になる石造物は多々あれど、ひめちゃんたちが待ってるので、先を急ぎます。

でも、この光景に思わず停車です

何様かな?

黒滝山不動寺・天女窟の弁財天に似ています。

すぐ向こうには川も流れているし。

まあとにかく、合掌

 

 

道の反対側には、階段上に赤い鳥居が見えます。

右の狛犬後ろに、十二神社の文字が見えます。

ここは十二神社(十二社神社)です。

 

階段脇には、太子講供養塔です。

大工・木挽職などの職人達は、同業者集団として結束を図るため聖徳太子を祀ったそうです。

山に関係したいくつかの職業集団があったのでしょう。

 

十二社神社本殿です。

かなり古いようです。

というか、歴史を伝えているというか?

 

十二様は山神様で、春には里に下りて農耕の神になり、秋に山に帰って山神様に戻るといいます。

でも、ずーっと山にいる山神様もいるとか。

ここの山神様は、そうかな?

2礼2拍1礼です

 

赤い鳥居をくぐって降ります。

 

おや、二十二夜塔の影に、腕のない狛犬です

もう一体は胴体のみです。

近戸神社(ちかどじんじゃ)の狛犬と似てる

ひめちゃんちの隣村・旧勢多郡粕川村月田(前橋市粕川町)にある近戸神社の古い狛犬とよく似ています。

近戸神社の狛犬は、中世(室町時代)のものといいます。

初期狛犬の貴重な記憶です

大切にして下さいね

 

 

すぐ先には、黒瀧山不動寺まで1.8kmの案内です。

あの矢印を逆に来ました。

また紅葉の季節に、矢印の方向に行ければいいなあ

 

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甘楽紀行・駆け足で小幡城下散策

2020-08-09 21:53:25 | 甘楽紀行

ひめちゃんちの近くの田んぼに、案山子(かかし)が出現しました。

黒ビニールをちぎったカラスも、たくさん出現しています。

雀除けの空砲も、今年初めて発射されました。

獅子丸は、「怖いようと大騒ぎです

 

葛の花も咲き始めました

最近は外来のツル草(?)に追われて、葛もだいぶ少なくなっているようです。

 

 

 

秋畑の天徳寺から、小幡の町に入ります。

織田家七代の墓の表示が目立ちます。

小幡は、織田家七代の城下町でした

織田は、もちろんあの織田信長の子孫です

でも、寄るのは次回にしよう。

 

中小路(なかこうじ)駐車場の表示に従って、駐車です。

他に車はありません。

付近の案内図があります。

メインストリートの右からやって来て、中小路を左折したのです。

とりあえず赤い線をたどって、右に行ってみます。

江戸時代にタイムスリップしたような空間です

 

左の家は高橋家です。

江戸時代の武家屋敷ですね

 

振り返って、武家屋敷です

後ろの学校は小幡小学校です。

左に見える電柱の脇に駐車場があります。

 

また、少し行くとなにやら説明板のあるお宅があります。

庭園は開放されていない雰囲気でした。

まだ紫陽花が咲いてました。

自然の石を使った石垣が目立ちます。

 

また少し行くと、説明板があるお宅です。

 

突き当たりに、また付近の案内図です。

もちろん、右折です。

特に意識したわけではないけれど、赤い囲みの線を歩いてきたようです。

 

なにやら何本も旗めいています

行く手には、名勝楽山園です。

おじさん興奮気味です

歴代藩主の名前の幟(のぼり)が旗めいていたのです。

 

番所という名の受付で。入場料を払います。

時節柄、記名を求められました。

見どころ案内、つまり園内の地図です。

広い

広さを満喫するのは時間がかかりそう

今日は右半分くらいの予定です

 

重厚な質実剛健といった雰囲気の門です。

 

とりあえずかやぶき屋根の長屋に行ってみます。

案内のビデオが上映されていると、番所で聞きました。

織田家の治世について、その時はわかったつもりになりました。

この肖像画がやはり目立ちました

上野国と織田信長は、関係あったのですね

長屋の前には、何故か餅つきをする足軽(?)です。

甲冑を着けての餅つきは、何か縁起かつぎかな?

 

庭園のメインを、少しだけ駆け足で散策です。

やはり、ゆっくりと一服したいものです

 

出口は別の門です。

檜皮葺(ひわだぶき)かな?

 

道なりに、雄川のほとりを歩きます。

三波石かな?

 

まもなく、道の駅甘楽です。

あれえ、密だ

駐車場もいっぱい、店内も人であふれている

 

寄るのを諦めて、中小路を駐車場に戻ります

また、紅葉の季節か桜の季節に来ましょう

今度は、城下町小幡散策をメインにして

また、そのうちに甘楽紀行続けます

 

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甘楽紀行・秋畑の天徳寺

2020-08-07 20:57:26 | 甘楽紀行

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ようとしていました。

後ろから、タバサねーちゃんと小次郎パパが、やって来ます。

タバサねーちゃんが、さっそうとリードです

パパと獅子丸は眼を合わせません。

ひめちゃんは、一生懸命草を食べています。

「ひめ、早く行こうよ

追い越して余裕のふたりは、おやつを要求しています。

 

 

 

常広寺の若和尚の実家は、甘楽郡甘楽町(かんらまち)の天徳寺だそうです。

そして、甘楽七福神の弁財天のお寺だそうです。

甘楽町は、同じ群馬県なのに、まったく未知の土地です。

これは、是非行ってみなくては。

高崎廻りでゆっくり行きます。

甘楽の街中、小幡の城下町は魅力的です。

でも、寄ってしまったら、甘楽の山奥・秋畑の天徳寺まではいけないかも知れない。

とにかく、天徳寺まで行ってしまいましょう

 

だんだん寂しい道になります

でも、川の流れは清い流れです

そのうちに、ちょっと激しい流れになりました。

しばらく行って右折すると、さらに寂しい山道になります。

「10km先通行止め」の表示もあります

まあ10kmより手前のようですから大丈夫でしょう。

 

やっとお寺が見えてきました、ふう

「砂防指定地 赤谷川」の表示です。

天徳寺に行くには、この細い急な坂道を下るしかないようです

十分過ぎるほど気を付けて坂道を下ります。

 

赤谷川に架かる天徳寺橋を渡ります。

深い深い流れです。

 

やっと着きました

常広寺若和尚の実家、天徳寺です

 

苔むした石造物が、お出迎えです

 

苔むしてはいないけれど、素敵な後ろ姿の方です

聖観音です。

ここは曹洞宗のお寺でした。

曹洞宗のお寺には聖観音ですね。

こちらの角度からも素敵です

 

隣には弁財天です

ここは小幡七福神の弁財天の寺なのです。

ふくよかな、聖観音よりちょっとクラシックかな?

 

庫裏に寄ってご挨拶です

庫裏の前には、かわいいニャンコがお出迎えです

御朱印は書き置きでした。

日付がうまく入りませんでした

 

新里の常広寺の檀家であることを告白して、ご本尊を拝ませて頂きます

実は常広寺で、ここは「ご本尊が釈迦如来と阿弥陀如来の二尊であること」を、聞いてきたのです

天徳寺は、最初はもっと山の中にあり臨済宗のお寺であったけれども、現在地に再建するに及んで曹洞宗に改宗したということです。

過去の宗派のご本尊阿弥陀如来も大切に守ってきたのでしょう。

近年、二尊とも解体修理したけれど、何か由緒でもとの期待空しく、胎内からは何も出てこなかったそうです。

釈迦如来と阿弥陀如来の二尊に合掌

 

外に出て、水子地蔵尊にお参りです。

毎年5月5日には、水子会総供養を行っていて、100人くらいの人が集まるということです。

昭和50年代に水子地蔵尊を建立し、水子寺として檀信徒を問わず随時供養をし、地蔵尊は百数十あるそうです

合掌

 

大げさに言えば、秘境の山寺ですけど、小幡七福神の弁財天があり、水子地蔵尊の供養を行っています。

だから、人々が遠路はるばるとやってくるのでしょう

 

これから長いお付き合いになるであろう、常広寺の若和尚の実家を訪問できました

駐車場の脇に、ヤマユリが咲いています

帰りに、ちょっと小幡の町に寄って行きましょう

 

 

(つづく)

 

 

 

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