黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

日光裏街道室沢宿・全徳寺の道しるべ

2020-12-31 15:15:40 | 日光裏街道

寒い寒い朝でした。

小次郎パパは、早くお散歩に行こうと大騒ぎです。

ひめちゃんはパパとのお散歩になりました。

天神田(字天神の田んぼ)を下ります。

おや、何だろう?

ひめちゃんが立ち止まります。

雀よけのカイトです。

季節外れの冬の空に舞ってます。

下には、稲穂ではなくほうれん草です。

ひめちゃんも、すぐに興味をなくしました。

パパは全く興味を示しませんでした。

 

塚越の庚申塚古墳を通って帰ります。

ここには、双体道祖神があります。

ひめちゃんいい子で、はいポーズできました

吹雪いていた赤城山も、その姿を現し始めました。

 

 

 

ひめちゃんちから北に行って、県道333号線に出て左折すると、まもなく室沢の全徳寺(ぜんとくじ)があります。

全徳寺は現在無住、山上の常広寺が兼務しています。

ここには、「日光裏街道の道しるべ」があるということででかけてみました。

 

道をはさんだ向こう側に、なにやら碑が見えます。

何だろう?

其の昔徳川の比此の地室沢は日光街道の宿場で・・・・・・

 

「日光」の文字を確認です

現在の道、県道333号線ができたときの記念碑のようです。

 

南側の門柱の方に廻ります。

以前来た時は、駐車場から直接に本堂の方に行って、管理人さんに、お高祖頭巾(おこそずきん)の双体道祖神を拝ませてもらいました。

こちらからは、初めてです。

 

おや、早くも門柱の前に「六道能化地蔵大?」、下に右・左とあります。

右左の先は埋もれてしまって分かりませんけど、道しるべになってます

 

おや、もう一基道しるべを兼ねた石造物があります

右・日光道、左・湯沢三夜沢

感激、「日光」の文字があります

 

おやおや、もう一基道しるべになっている庚申塔があります

右・日光、左・三夜沢湯沢

感激、また「日光」の文字があります

 

本来はもっと道ばたにあったのでしょう。

でも、道しるべを兼ねた石造物が、それもかなり大きめの目立つものが付近にあったのです

ここは日光裏街道の重要な交差点だったのです

 

久しぶりにちょっと境内を散策です。

今回は、管理人さんのところに寄らずに静かに散策です。

 

本堂の西の薬師堂には、たくさんの石の薬師様です。

かつて寺が賑わった名残ですね

 

初めて、本堂裏に廻ってみます。

 

かなり古めの石仏群です

 

奥にもう一ヶ所、石仏群があります。

 

振り返ると、りっぱな歴代和尚の墓標があります。

あらたな発見と感動がいっぱいの再訪でした

 

今回はお目にかかりませんでしたけど、2017年の9月訪問した時に逢った「お高祖頭巾の双体道祖神」です

なんともほほえましい二人です

 

 

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ひめちゃんと獅子丸の年の瀬の諏訪神社参拝

2020-12-29 15:42:48 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんちに、いつのまにか椿・有楽(うらく)が満開です

まだまだたくさんの蕾を付けています。

枝を切って蕾と葉を少し落として、切り花に重宝します

 

 

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出て、諏訪神社のむこうの高台目指します。

雪を頂いた信州の山々が見えます。

かつては、かなり見晴らしのいい場所だったのでしょう。

 

獅子丸は、道ばたでアブラナを見付けてひたすらパクつきます。

 

右のフエンスの奥に沼があります。

何かいるかな?

静かに近づきます。

あれ、たくさんのカモがいます

そーっとそーっと、近づきます。

けれども、突然みなさん飛び立ちます。

残念、もっとアップで撮りたかったのに

 

坂を上ります。

穏やかな朝だね

 

そろそろ、ご褒美ちょうだい。

やっぱ、七海ママの子だね

似てるよ

 

ボクはもっとアブラナ食べたかったな

 

赤城山は穏やかです

ブロッコリー畑、獅子丸が突進しないように気を付けます。

 

突然、ひめちゃんが吠え始めました。

「わんわんわん、不審者じゃあ

この群れのリーダーはひめちゃんです

何がいるんだろう?

何もいません

どうも、あの置き去りの黄色い収穫カゴに向かって吠えているかな?

大丈夫だよ、ご苦労さま

ご褒美をもらって、諏訪神社の方に戻ります。

 

諏訪大明神の額のある鳥居は、本来は二の鳥居です。

東北大震災で一の鳥居が壊れてしまったのです。

久しぶりに、ちょっと参拝していきましょう。

 

お正月の準備できてるかな?

次の撮りの額は、「正一位稲荷大明神、正一位?雷電王」です。

雷電王って、ここら辺も水不足で悩んだことがあったのかな?

 

何となくきれいになって、お正月の準備がしてあるみたい

あれ、賽銭箱が鈴の奥にある

七海ママのふるさと・名和では、鈴を触らせないように工夫がされていました

大きな諏訪大明神の幟は揚がるのかな?

 

 

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七海ママのふるさと8・那波総社の飯玉神社

2020-12-28 15:24:55 | 群馬県・中毛

暖かい朝でした。

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北にでて、岩神沼に到着です。

曇り空でしたけど、沼に逆さ赤城ははっきりと映っています

獅子くん、ちょっと物思いにふけってる?

ひめちゃんと獅子丸は、岩上様(高縄の摩崖仏)の後ろを通って帰ります。

 

今朝も参道は塞がっています

裏からやっと見えた正面です

 

さあ、早く帰って朝ご飯にしましょう。

 

帰り道、おや、見慣れないものが、門柱の上にあります

アマビエです

ナウい

御利益あるといいね

 

 

 

帰り道、飯玉神社(いいだまじんじゃ)に寄ります。

駐車場は、神社の裏にひっそりとありました。

鳥居から参拝です。

鳥居をくぐってすぐに、神社の由緒があります。

那波総社 飯玉神社 (なわそうじゃいいだまじんじゃ)、那波の総社なのですね。

戦国時代に那波氏がここを本社として、99の飯玉、飯福神社を分祀したと言われているんですね

 

参道を進むと、左側にも赤い鳥居です。

脇見して、ちょっと行ってみましょう。

 

稲荷神社です。

元気な幟がはためいています。

当然狛犬ではなく、狛狐です。

縁日でもあったのかな?

鰯とお赤飯と油揚げかな?

静かに、2礼2拍1礼です。

 

さて、参道にもどります。

 

紅葉がきれいな手水社です

 

 

右側に目立つ赤い社があります。

「疫病根絶・八坂大明神」です。

賽銭箱が前に出ていて、鈴が触りにくいかな?

疫病根絶よろしくお願いします

 

 

拝殿に向かいます。

 

拝殿も賽銭箱が、ぐっと前に出ています

狛犬は、なかなか強そうです。

後ろは、神楽殿ですね。

 

どっしりと落ち着いた拝殿です。

とにかく2礼2拍1礼で参拝です。

 

向拝には龍です。

なかなか強そうな龍です

 

左回りに拝殿&本殿を廻ります。

どうも、落ち葉が悩みの種のようです。

 

一周してきました。

鈴は触りにくく、工夫がなされているようです

神様に、願いが届くかな?

 

拝殿脇に新しい石造物です。

「無事カエル」もあるといいなあ

 

この飯玉神社は、七海ママのふるさと・名和(那波)の総社だったのです

 

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七海ママのふるさと7・戸谷塚諏訪神社

2020-12-27 19:10:38 | 群馬県・中毛

寒い朝です

ハイシニアの小次郎パパが、「早くお散歩に連れてって」と大騒ぎです。

ひめちゃんとパパが、第一陣で出発です。

堀之内を北に出ようとして、ひめちゃんが立ち止まります

獅子丸とタバサねーちゃんが、もうやって来たのです

二人とも知らんぷりして追い越して行きます。

ひめちゃんたちは、高縄の集会所の南を通って帰ります

今朝も、赤山には横雲です。

なぜかここの田んぼだけ、水が入ってます

水面に付近の景色を映しています

 

 

 

天明地蔵の後、すぐ近くの諏訪神社に向かいます。

住民センターの隣というか、境内に住民センターができたというか。

神社が地域と生き残るために、あちこちでこんな形になってます。

ひめちゃんちの近くの諏訪神社もしかりです

新年の打ち合わせかな?

センターの中には、おじさんが数名見えます。

 

まずは、鳥居をくぐりましょう。

赤い重厚な鳥居です

社額は読めません。

 

拝殿で参拝です

おや、「鈴を鳴らすことを禁止します。」ですって

神様に、願いが届くかな?

とにかく2礼2拍1礼です

 

見上げると、クジャクか?鳳凰か?

鳳凰でしょうね。

生き生きしています

 

木鼻の獅子も目が生き生きしています

何となく獅子丸に似てるかな?

 

こちらも鳳凰かな?

 

左から社殿の廻りを一周です。

本殿の脇に、もう一つ鳥居があります。

こちらは、なんとなく飯玉宮かな?

そういえば来る途中に、飯玉神社がありました

関係あるかな?

石造物がいっぱいあります

 

本殿にはみごとな彫刻です

波の表現がみごとです

木でここまで表現できるとは

 

もういちど派言う殿前に戻ります。

鳳凰さん、さようなら

 

鳥居を望みます。

注連縄も新しく、新年の準備完了のようです

鳥居前の桜の古木が花咲くころに、再訪できるといいですね

帰り道にある飯玉神社にも寄っていきましょう

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七海ママのふるさと6・天明地蔵(夜泣き地蔵)

2020-12-25 20:42:20 | 群馬県・中毛

ひめちゃんと獅子丸は、岩神沼に到着です。

今朝は二人とも、沼を背景の「はいポーズ」をしてくれません

ひめちゃんのめったにしない表情です。

思慮深そう

赤城山には、横雲が懸かっていました。

沼にも、横雲がはっきりと映っています

今度は、かわゆく撮れました

こちらも、思慮深そうだよ

獅子丸は、ちょっと不満そうです。

だれもいないと思った沼の奥に、黒いカモさんの姿があります。

近づくと潜ってしまったのか、姿が映ってません。

 

 

 

日光例幣使街道・柴宿本陣跡の隣、柴町住民センターにあった案内板です。

あれ、天明地蔵がある

天明3年(1783)、浅間山の大噴火の天明泥流によって、およそ700体もの遺体が流れ着いたというあたりですね。

七海ママのふるさと・名和(那波)にあったのでした

何年か前にお参りしましたけど、また行ってみましょう

 

前回どういうふうに行ったか記憶にありません。

何カ所か曲がりますけど、基本的にほぼ南です。

ナビに伊勢崎市戸谷塚町409を入れて出発です。

今回は、北側から到着です。

墓地があってお堂があります

前回は全く気になりませんでした。

天明地蔵(夜泣き地蔵)だけに関心が行っていたのでしょう。

現在は無住のようですけど、ちゃんとしたお寺の一角にあるお地蔵様だったのです

 

こんにちは

お久しぶりです

今日も真っ赤な帽子とオガケですね

周囲の風景と違和感なくなじんでいます。

とりあえず、合掌

 

そばに説明板があります。

案内図では天明地蔵でしたけど、浅間山大噴火の供養塔(夜泣き地蔵)とあります。

『1783天明泥流の記録』(みやま文庫)によると、

伊勢崎市戸谷塚町409番地にある子安観音堂境内に建立されている。天明泥流によって、戸谷塚付近の利根川岸には700体を超す遺体が流れ着いたともいわれる。この地蔵尊は、天明四年に戸谷塚村中の手で建立された供養地蔵。左足を立て膝の丸彫り地蔵菩薩坐像で、大正2年(1913)に行われた耕地整理により、埋もれた七分川の字絹園地内から350m離れた現在地に移された。

 

ここに来て100年以上になるのです。

周囲の景色に馴染んでいます

大きな宝篋印塔、如意輪観音もあります。

僧形の墓石もいくつかあります。

巨大な松もいい感じです

紅葉もまだまだきれいです

 

お地蔵様の正面に戻ります。

 

ちょっと横からの景色です。

 

正面からです。

赤い紅葉がいい雰囲気を演出しています

さようなら、又来ますね

 

『1783天明泥流の記録』(みやま文庫)には、

天明3年(1783)の浅間山噴火に関する供養費は、数十基に及ぶ。そのほとんどが群馬県内の吾妻川・利根川沿いにあるが、泥流が流れ下った埼玉県や千葉県銚子市の利根川流域のほか、利根川から分流し、江戸湾に流れ込んでいた東京都内の江戸川流域にも所在している。これらの多くは、泥流に流され、川岸に打ち上げられた人や愛馬を弔うためのものである。

付近の供養塔もいくつかあげられています

そのうちに訪問しましょう

 

道の反対側に、何故かこの2名様が

こちらも供養塔とあります

お二方の脇を通って、諏訪神社にも参拝しましょう

 

 

 

 

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