黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

紫陽花のさざえ堂(祥寿山・曹源寺)

2021-06-30 21:40:41 | 群馬県・東毛

今朝、ひめちゃんは小次郎パパと西の方にお散歩に出ました。

高齢のパパはあまり遠出を好まないので、天神田(字天神の田んぼ)を少しだけ歩いて帰ります。

野甘草(のかんぞう)が花盛りです。

庚申塚古墳を通って帰ります。

今朝は双体道祖神のお二人にこやかに手を取り合っているのがよく分かります。

ひめちゃん、モコモコです。

また換毛期だね。

 

 

 

最近ちょっとお疲れママしてます

そうだ、さざえ堂に行って、百観音にお参りして来よう

確か、祥寿姫ゆかりのお寺だったし

御朱印も色々あったし

 

本日雨模様でしたけど出かけました

到着する頃には、雨も上がりました。

御朱印帳を確認すると、令和元年6月29日に参拝しています。

ちょうど2年ぶりです。

 

山門前には、もう女郎花(おみなえし)が咲いています

 

十二支のいる門柱です。

 

仁王様のいる山門をくぐります。

 

あれえ、さざえ堂の拝観と御朱印は休止ですって

本堂前の庭の工事ですって

何処を工事してるのかな?

みごとな彫刻です

それにしても、新田氏の紋所・大中黒(おおなかぐろ)だらけ

 

もう萩も咲いてます

 

説明板を確認です。

曹源寺栄螺堂は、一階に秩父三十四札所、二階に板東三十三札所、三階に西国三十三札所の写し観音像を祀り、各階を右回りの一方通行で巡拝することができる内部構造をもっています。

 

残念、参拝したかったな

 

それでは紫陽花を愛でながら、名号角塔婆(みょうごうかくとうば)を確認して帰りましょう

 

青が冴える紫陽花です

 

誰の言葉でしょう?

確かにその通りです

 

名号角塔婆の覆屋が見えます

 

曰くありそうな石造物もいっぱいあります。

 

名号角塔婆です。

南無阿弥陀仏と刻んであります。

 

説明板です。

祥寿山曹源寺は、曹洞宗の寺院で新田義重の創建と伝えられるが、薗田氏や由良氏と関係する資料も多い。~(中略)~名号角塔婆は六字名号を刻む浄土信仰に基づく供養塔で薗田成家と係わりのある太田市北東部から大間々町にかけての限定された地域(薗田御厨・須永御厨推定地)に建てられている。

 

ということは、ここは薗田御厨・須永御厨推定地ですか

新田ではないことになってしまいます

大中黒の紋所が似合わなくなってしまいます

 

 

この方は、閻魔様?

赤い花の紫陽花もあります。

 

ガクアジサイに楚々とした薄いピンクの花がいい感じ。

何だったかな?

手前の石には、線刻で仏様がいるみたいです。

 

ナツツバキ(シャラノキ)が1本だけありました。

 

また名言(?)です。

薬を十錠飲むよりも心から笑った方がずっと効果がある。

確かにその通りです。

いい言葉に出会えました

 

また、来まーす

あれ、祥寿姫は悪源太義平(源義平)の奥さんでしたよね。

義平の文字は、ありませんでした

 

 

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常広寺あじさい寺化計画進行中

2021-06-29 17:09:40 | 群馬県・旧勢多郡

雨の朝です

みんな貧乏カッパを着てのお散歩になりました。

最近は、なぜかピンクのビニール風呂敷が売ってません。

タバサねーちゃんは、やっぱりピンクの貧乏カッパがいいよね

 

 

 

一昨日、常広寺に大きくなった紫陽花の挿し木苗を植えに行きました。

昨日、予報が外れ青空が広がりました。

これは大変

急遽水やりに駆けつけました。

 

山門入り口に、青い美花があります

数年前に喜捨した子ですけど、見事に咲いてくれました

 

隣にもいい花が咲いています

花数は極端に少ないです。

遅霜の被害を受けたかな?

 

さて、今年のニューフイスです

 

咲いているのは、数年前に喜捨した株です。

悪条件の中生き残ってくれました。

今年のニューフイスは、左上の小さな子です。

 

かぐやひめです。

名前の通り、大きくならないようです。

 

絞りの花です。

一昨年、郷右衛門忌のプレゼントとして配りました。

でも、だれも咲いたよとは言ってなかったなあ

 

ちょっと強い日射しに負けてしまったかな?

今日はたっぷり雨が降ったので、元気になってるよね。

 

あとは花を落としてしまったので、来年を乞うご期待

 

山門西側には、石造物がいっぱい集まってます。

後ろのお堂には、稲荷大明神がさりげなく置かれています。

奥に見えるのは、月と日つまり青面金剛かな?

 

大きな巳需塔です。

中組って、隣の旧粕川村の中(なか)かな?

山上は旧勢多郡、西の方とつながりが強かったのです。

 

 

弁財天堂を通って、郷右衛門供養塔に向かいます。

向拝にも天井絵があります。

お堂の中にはもちろんですけど、閉まってます。

彫刻も見事です。

色が欲しい所です。

 

後ろに回ると、柱が石の上にあります。

池があったのです。

弁財天には水が必要ですものね。

ここらへんは花菖蒲が欲しいところですね。

 

みごとな曲線美の灯籠です。

幼稚園の子供達がぶつかって怪我をしないように、囲ったのでしょう。

もう廃園したのだから、取り去ったら、もっといい雰囲気になりそう。

 

奥の開基本橋院殿・山上郷右衛門の供養塔です。

実はこの前が、山上城本丸への近道なのです

供養塔の後ろに、青くきれいな紫陽花です

数年前に喜捨して、こんなにみごとな花を咲かせています。

あまりにもきれいなので、昨年大黒さんは挿し木をされたそうです。

ひめちゃんちにあったっけ?

ないみたい

ひめちゃんちも挿し木をしました

 

隣は、また違った色です。

それなりのあじわいです。

 

さてさて、空いた鉢に昨年の挿し木苗を移しましょう

ホームセンターで、園芸用培養土を買って帰ります

 

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ひめちゃんちのヘメロカリスコレクション2021

2021-06-28 16:00:22 | 日記

晴れました

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出て、蕨沢川沿いを歩いてきました。

獅子くんは、ブラッシングの効果でスッキリしたはずなのに、もうモコモコです

この間シャンプーやさんに行ってきたひめちゃんも、モコモコ始まってます

換毛真っ盛りに、またなりそうです

 

この道は、川沿いに石造物があったはずです。

かなり大きいのもあったと思いますけど、草に覆われて姿がありません

かつては、道なりに上って行くと、もしかしたら関の摩崖仏に行ったかな?

南は、道なりに下っていくと、小林の相応寺に行きそうです。

講を組んだ人たちが相応寺の和尚さんに引率されて、蕨沢川(元の名は天神川)沿いに上ってきて、相応寺の和尚さんの書による高縄の大きな庚申塔の前を通り、関の摩崖仏でよそからの人たちと合流し、滝沢不動尊への道をたどったかも知れません?

昔の道はまっすぐではなかった面影をよく残している、川沿いの道です

 

 

 

ひめちゃんちのヘメロカリスも、真っ盛りになりました

草にも負けずきれいに咲いてくれたひめちゃんちのヘメロカリスコレクション2021です。

 

黒いヘメロカリスの花です

何度かカメラに収めましたけど、今日が一番黒く映りました。

肉眼では黒く見えても、赤く映ってしまうことが多い不思議な花です。

黄色い花とコラボなので、黒く映ったかな?

 

これは、ヒロコドリームガーデン(伊勢崎市境町)からやって来た子です。

コロナ騒ぎの前は、毎年その季節に行ってました。

ヒロコさん、どうしてるかな?

 

和の雰囲気です。

カエルさんは、今朝はこの花の中にいました。

 

こちらも和の雰囲気です。

紫陽花とよく似合います。

 

遅咲きの巨大輪です

スパイダー咲でなんとも不思議な雰囲気です。

 

地味ですけど、懐かしい和の雰囲気です。

 

ちょっと寂しそうかな?

 

元気印になれそうです

 

見ようによっては、和の雰囲気に見えます

 

こちらは、きれいな赤です。

赤もいいもんだ

 

かなり早くからひめちゃんちの住人です。

ほっとする雰囲気があります

 

地味ですけど、心優しそう

 

よく似てるけど、八重です。

八重になると、華やかさが出てきます

 

よく似た2種です。

かなりの大輪です

でも色合いが微妙に違います。

 

左はスパイダー咲きの中輪です。

なんと表現したらいいの悩む色合いです。

生育旺盛でかなり増えました。

チャンスがあれば、郷右衛門忌のプレゼントにもなれそうです

しっかり花色が分かるように、名札を付けておかなければいけませんね。

 

早くからずっと咲き続けている赤の大輪です。

こちらも郷右衛門忌のプレゼントにスタンバイOKです。

色々事情があって、なかなか出番が来ませんけど。

 

ヘメロカリスの影で、控えめに咲いた原種系の薔薇です

なんとか成長できるように、環境を整えましょう

 

まだまだ咲きそうですけど、ひとまずこの辺で

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ひめちゃんと獅子丸の紫陽花の山上城散歩

2021-06-27 21:21:33 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を出ようとしています。

獅子丸が立ち止まります。

獅子くん、ちょっとスッキリしました

おとうさんに念入りにブラッシングシテもらったのです。

 

ひめちゃんは、おいしそうな草が見つかって、ムシャムシャ。

あれ、ひめちゃんの後頭部に毛が浮いています。

この間シャンプーしたばっかりなのに。

 

小次郎パパとタバサねーちゃんがやって来たのです。

パパはなぜか毛並みがよくなったみたい

パパとタバサねーちゃんは、元気よく追い越して行きます。

 

ひめちゃんと獅子丸は、岩神沼に到着です。

ひめちゃんの左耳の隣に、黒い影があります。

鮮やかなくちばしです

おや奥の草むらの中から、カモさんの親子です

合流しようとしているのはパパかな?

岩神沼にはカモさんの親子が住んでます

 

 

 

昨日の朝、ひめちゃんと獅子丸は、諏訪神社の目を南に下り、紫陽花の山上城を散歩してきました。

神社から下る道には、今年も電気柵が設置されています

気を付けようね。

獅子くん、クワバラ・クワバラだよ。

 

西の堀切外側の農道(?)から入ります。

 

この石を超えると、堀切跡です。

 

堀切に入ると、やさしい色合いの紫陽花の小径です

明るい南側です。

 

北側は鬱蒼たる森です。

紫陽花はなさそうです

ここに咲いているのは、ほとんど同じやさしい色合いの花です。

 

南にある二の丸公園を覗きます

ワンコ様ご入場お断りのようなので、覗くだけにしておきます。

手前のガクアジサイがきれいです

ガクアジサイはほかにあったかな?

 

 

二の丸と三の丸の間の紫陽花の道を歩いてきました

北には、常広寺の山門が見えます。

青く冴えた紫陽花が見えます

数年前にひめちゃんちで喜捨しました。

 

常広寺紫陽花寺化計画進行中です

ひめちゃんたちがおうちに帰ってから、人間だけで紫陽花を何本か植え付けに行ってきました。

常広寺は、あと何年かしたら、紫陽花の名所・山上城跡公園とは異なる色合いの、紫陽花寺になるはずです

 

 

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泰山木のレクイエム(義平山清泉寺)

2021-06-25 15:46:07 | 早川物語 2

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出て、朝散歩をしてきました。

帰ってみると、あれ小次郎パパとタバサねーちゃんはまだ帰ってません。

ハイシニアのパパは、遠出を好まないけど、タバサねーちゃんに牽かれて遠くまで行ったかな?

 

まもなく、帰ってきました。

タバサねーちゃんが、先にハーネスを外してもらいます。

パパは、獅子丸のお部屋の前で待ちます

パパは、今日も尻尾が上がってます。

獅子丸は、そっぽを向いてます。

父と息子の微妙な関係です。

 

薄紫のムクゲが咲き始めました

けっこう切り詰めてますけど、毎年元気に花をいっぱい咲かせています。

 

 

 

19日、世良田八坂神社を参拝し、御朱印を頂きました

お昼近くになると、駐車場は埋まりだし、他県ナンバーの車も見られるようになりました。

 

そうだ、近くに源義平の墓があった。

お久しぶりに、ちょっと寄って行こう

 

草に埋もれてると思いきや、きれいになってます

あれ、かなり手が入ったかな?

お地蔵様は、地獄の入り口で衣を脱がし罪の重さを量るという奪衣婆(だつえば)かと、一瞬だけ思いました

こんにちは

 

清泉寺の説明板です。

義平山清泉寺は、東京湯島霊雲寺に属し真言律宗の祈祷寺であった。創建は詳らかで阿ないが平安末期に悪源太義平の妻がここの庵を結んだのがこの寺之起源だといわれる。時を経て江戸時代の寛保年中(1741~1744)高健教岳により中興された。

悪源太義平は義朝の長男で鎌倉幕府を開いた源頼朝の兄である。十五歳の時叔父義賢(木曽義仲の父)を武蔵大蔵館に討ち悪源太といわれた。ここで悪とは善悪の悪ではなく勇猛という意味である。

平治の乱には父義朝と共に平清盛と戦い、待賢門の戦いでは平家の嫡子重盛と一騎打ちをしたことで有名である。

戦局は源氏に利あらず父義朝は討たれた。義平は京に潜入し清盛父子の命を狙ったが捕らえられ六条瓦で斬首された(二十歳)。義平の妻は新田義重の娘であったが、夫の死を知り京に上ってその首を密かに持ち帰り此の地に埋葬し、剃髪して妙満尼と称し夫の菩提を弔ったという。

 

夫が20才で斬首、妻はたぶん10代でしょう。

平家の目をかいくぐり、はるばる京まで首を持ち帰りに行けるかな?

 

 

境内に入ります。

大きな白い泰山木(たいさんぼく)の花が咲いています

なんとなく、レクイエムのイメージです

泰山木のレクイエムです

芳香がすると言うことですけど、雨のせいかわかりません。

でも、白い花が似合う風景です。

 

こちらの紫陽花も、静かな寺にふさわしい、楚々としたガクアジサイです

 

本堂かな?

数年前に来た時より、しっかりした建物になってます。

 

確かに大きな宝篋印塔があります。

塔身の四面に梵字が彫られており、塔身の中から経筒に入った写経が発見された。この写経は鳥の子紙を使用し、湯島霊雲寺の僧法明書写になる一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼経と清泉寺の僧廓照書写になる梵字宝篋印陀羅尼経で、二千四百一体の不動尊を刷った十一枚のがんぴ紙に包まれて納められていた。写経の奥書によって、徳川八代将軍の第二子で、田安家の創立者であり、国学者家人でもあった田安宗武が娘の誠姫とその婿の寿福を願って建立したことが判明した。

 

田安家の奉納があるくらいだから、霊験あらたかな霊場として、栄えたこともあったのでしょう

湯島霊雲寺ですか

江戸時代には関東の真言律宗の総本山ですね。

 

 

斜め松の向こうに、悪源太義平の墓が見えます。

確かに悪源太義平の墓とあります。

 

でも、こう表記するかな?

まあ、合掌

 

 

振り向くと、不思議な枝振りの松です。

頭をぶつけそうになります

何か意図があって、こう仕立てたのかな?

 

数年ぶりの清泉寺、思ったよりきれいになってました

 

旧国道354号線(県道142号線)に出て、早川を渡って帰ります

 

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