黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

白柴タバサちゃんの上泉諏訪神社参拝記

2022-03-13 19:59:13 | 県道3号線紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出てお散歩です。

赤城山は霞んでいます。

道ばたには菜の花が咲いています

春ですねえ

 

蕨沢川の東を下ります。

石造物群の向こうに、早咲きの桜が咲いています

だいぶ咲き進んできました。

探究心旺盛なひめちゃんは、ひっつき草の実(種)の髪飾りを付けて帰ります

 

 

 

 

3月11日、女堀始点の記憶を尋ねてから、登利平(とりへい)でお弁当を買った後、一箇所だけ寄り道です

桃の木川西側ですけど、本殿の彫刻が素晴らしいという上泉諏訪神社(かみいずみすわじんじゃ)に寄って帰ります。

県道3号線を西に出て、桃の木川を渡りまもなく左折、さほど南下しないうちに到着です。

神社の裏に駐車場はありますけど、どうも付近の会社の駐車場です

神社境内になんとか駐車出来ました

 

目の前に本殿です

すごい彫刻みたいです

 

でも、まず鳥居から入って参拝です。

 

 

鳥居を出ると、あれ上毛電気鉄道(上電)の上泉駅だ

駅の側だったんだね

 

 

さあ、鳥居をくぐって参拝です。

もしかして、昔は鳥居の前に小川があったかな?

 

 

手水社に、「剣聖 新陰流流祖 上泉伊勢守(かみいずみいせのかみ) 生誕の地」とあります。

 

 

「上泉の獅子舞」の説明板です。

この舞の始まりは、遠く承和年間(834~848年)といわれている。

平安時代の初めからですか

 

 

ちょっと特徴のある狛犬さんです。

「上泉の獅子舞、鹿島神宮奉納記念」とあります

 

 

灯籠もたくさんあります。

こちらは新しそうですけど、小さな獅子が2名ずつ6面にいます

 

 

さて、拝殿で参拝です。

2礼2拍1礼です。

 

拝殿の彫刻もみごとです

 

おじさんは、彫刻に夢中です

タバちゃん、落ちないように気を付けてね

 

 

拝殿の左に、気になる岩山があります。

親子の獅子かな?

とすると、上にいるのはママかな?

 

ここは日陰で、ほっと一息ですわ

 

 

さてさて、いよいよ本殿をじっくりと拝見です。

あれ、とぐろを巻いた龍がいる

木でここまで表現できるんだ

生き生きとした彫刻がいっぱいです。

木の芸術って、すごい

本殿の後ろを廻って、東側に出ます。

あれ、こちらにもとぐろを巻いた龍です

こんなすごい彫刻なのに、説明板も見当たりません。

上州彫刻師集団の流れのようですけど

 

寄り道して良かったですわね

 

さあ、早く帰ってお昼御飯にしましょう。

タバちゃん達のお昼は、焼き芋だよ

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白柴タバサちゃんの桃の木川散策記(女堀始点の記憶を尋ねて)

2022-03-12 15:13:26 | 県道3号線紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、久しぶりに東の牧場に行きました。

でも、やっぱりヤギさんの姿はありません

でも誰か来たみたいだよ、クンクン

一年ほど前まで、ヤギさん家族がいっぱいいたのに

 

気を取り直して、上のタケイ沼に足を延ばします

南の沼は水が少ないのに、カモさんが大勢日なたぼっこです

北側には水がいっぱい、カモさんもいっぱいです

獅子くんとよく来たね

さあ、早く帰って朝ご飯にしましょう

 

 

 

女堀(おんなぼり)という中世初頭の潅漑用水路があります。

「赤城山南麓を横断する巨大用水路・史跡女堀」(前橋市教育委員会)というパンフレットによれば、

女堀は今から約850年前の中世初頭に赤城山南麓の標高95mラインに沿う形で約13kmにわたって掘削されました。取水先は前橋市上泉町の桃ノ木川と藤沢川の合流地点近くで送水先は伊勢崎史国定町(国定駅付近)でした。その目的は豊富な利根川水系の水を伊勢崎の早川流域まで送水し、この一帯を潤すために計画されました。しかし、工事は未完のまま終わってしまいました。

 

女堀の始点は、「前橋市上泉町の桃ノ木川と藤沢川の合流地点近く」ということです。

近くをよく通ってるぞ

でも、地図を眺めても、駐車出来そうな所はなし。

そうだ「登利平(とりへい)」に置いて、帰りにお弁当を買おう

 

昨日、タバサねーちゃんとお出掛けです。

桃の木川東の土手を歩きます。

中州のような不思議な地形があります

川が合流してるかな?

もしかして、もう桃の木川と藤沢川の合流地点

こちら側の川は藤沢川です

以外に近かった、桃の木川と藤沢川の合流地点です

このあたりが女堀の始点になるのですね

お天気もいいし、タバちゃんと川辺を歩きます。

 

黄色い菜の花が満開です

この先で川を横断しているのは、上毛電気鉄道・通称上電です。

 

振り返って菜の花と合流地点です

あの橋は、ちょくちょく渡ってます。

中州に降りられそうです

 

横を見ると、取水口?

 

気持ちいいですわ

菜の花も、いいもんですわね

 

上電の線路近くから戻ります。

今度上電に乗ったら、意識して外を見ましょう

遠くに県庁も見えます。

 

菜の花の小道を帰ります。

少々暑いですわ

でも菜の花の小道、気持ちいいですわ

あれ、中州の向こう側、桃ノ木川の方にサギさんの姿があります

 

県道3号線に戻り、橋を歩きます。

橋の名は、上泉橋です

ここは、新陰流の祖・上泉伊勢守(かみいずみいせのかみ)の上泉町だったのです

 

橋の上から眺める合流地点です

中州には特に何もありません。

 

ちょっぴり女堀の記憶に触れて、桃の木川から県道に戻ります。

振り返って女堀の記憶です

 

さて、登利平に戻りました。

タバちゃん、鳥めし買ってくるから、ちょっと待っててね

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上野之国総鎮守・上野総社神社(県道3号線紀行・第5章後編)

2021-10-17 14:02:32 | 県道3号線紀行

ののこねーちゃんが逝ってから、3ヶ月半経ちました。

昨日、「ののこ地蔵」が到着しました

女の子らしく、うっすらピンクっぽいミニ地蔵です。

ムーハウスで、ののこねーちゃんが生きた証です。

我が子のように可愛がってくれた、三四郎おじちゃんとサマンサおばちゃんの墓標と並びます。

台石がないので、とりあえずテラコッタの植木鉢をひっくり返して、鎮座してもらいます。

合掌

 

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ます。

ひめちゃんが、どうしても岩神沼に行くと譲りません。

久しぶりに、途中から右に進路を取り、岩神沼に到着です。

黒いカモさんの家族が居るようです。

ポツポツ降り出しました

急いで帰ります

 

 

 

上野総社神社(こうずけそうじゃじんじゃ)、続きです。

 

鮮やかな本殿を眺めながら、拝殿の方に出ます。

 

正面の鳥居から入ったつもりで、参拝です。

初詣の時には、臨時駐車場からあの鳥居まで歩いてきました。

今回は、ここから回れ右で参拝です。

 

狛犬のいる鳥居をくぐります。

参拝時に人と距離を取るように、指示があります。

 

左の狛犬さんの向こうは、何だろう

手水社への道が、夏祭り仕様?

早咲きの椿もあって、いい感じの手水社になってます

 

 

手水社の周りには、総社神社の文化財説明板と蒼海城の縄張り図があります。

 

本殿・拝殿は、当然、総社神社の文化財ですね。

拝殿の宮大工は、地元総社の関谷出雲守で、彫刻は、熊谷の長谷源四郎である。

 

妙見寺の妙見堂は、総社神社と同じ大工の作とだけで、具体的に名前が挙がっていませんでした。

やっと、その名前に辿り着きました

 

 

蒼海城の縄張り図です。

上にある赤字の総社明神が、宮鍋神社でしょう

下の赤字の総社大明神が、総社神社ですね

小さな鳥居が2、大きな鳥居が1、描かれています。

一の鳥居がもう少し先にあるのかな?

本丸の隣に、五霊社(御霊神社)があります

 

 

さて、参道に戻り、拝殿で参拝です。

みごとな社殿と彫刻です。

彫刻は、熊谷の長谷源四郎さんの作品ですね。

上州花輪の彫刻師集団の他にも、活躍した彫刻師がいたんですね。

2礼2拍1礼です

 

 

授与所に寄って御朱印を頂きます。

御朱印は、何種類かありました。

今回は、総社元宮宮鍋神社と上野総社神社のセットをお願いしました

 

 

数年前の初詣の時には、人の波にのまれて、総社神社のほんの一部しか見てなかったようです。

有意義な再訪でした

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双体道祖神がいっぱい・上野総社神社(県道3号線紀行・第5章前編)

2021-10-16 15:09:27 | 県道3号線紀行

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出て、諏訪神社の向こうの高台を歩きます。

あれ、タバサねーちゃんと小次郎パパは、もうお帰りです。

先に帰ってるね

 

獅子丸は突然道ばたに生えているアブラナに食い付きました。

この真剣な目つき、食べ終わるまでもうどうにもとまらない

 

まったくしょうがないわね

しばらく待ちです。

ひめちゃんたちは南に下り、山上城三の丸脇を通って帰りました

 

 

 

新着記事です

数年前の初詣の時、駐車場は近くの小学校の校庭だったような気がします。

今回は、総社神社北側のこじんまりした駐車場に駐車です。

 

裏口から入ります

 

鳥居をくぐると、右手に本殿です。

本殿は、こんなに鮮やかだったんだ

記憶にありません

 

 

本殿の後ろには石造物がいっぱいです。

 

天満宮です。

あれ、双体道祖神です。

あれあれ、たくさんの双体道祖神のみなさま、おいでです

 

とりあえず目立つ方々をアップで

 

後ろには、鋭い目つきの狐さんが目立ちます。

 

こちらにも、双体道祖神です。

 

どうしてこんなに双体道祖神だらけなのでしょう?

道路工事とかの事情があって、近隣のみなさんが集合したのかな?

 

 

なんと表現していいかわからない、不思議な形の樹です

かなりの老木のようです。

蒼海城の興亡を、見ていたかも知れませんね

 

 

西側にも鳥居があります。

車の通行が激しく、遠くからの写真が撮れません

 

西の鳥居をくぐると、上野総社神社本殿の説明があります。

社伝に依れば永禄12年(1569)兵火にかかり、西北約1kmの宮の辺の地から移祀されたという。

 

宮鍋神社では、初代蒼海城主・長尾忠房が現在の地に移したとありました

いずれにせよ、宮鍋神社の所から、ここに移ったと言うことですね

 

 

何だろう

蒼海城の記憶のようです

思った以上に、蒼海城の記憶がありそうです

 

 

思いがけず、鮮やかな本殿でした

初詣の人の波の中では、本殿の記憶はありませんでした。

さて、拝殿の方に行きましょう

 

 

(つづく)

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上野国総社址・宮鍋神社(県道3号線紀行・第4章)

2021-10-15 15:46:51 | 県道3号線紀行

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ます。

久々に上の沼まで遠征です。

道ばたの黄色い小菊、きれいに咲き始めました

乳牛の牛舎前を通ります。

お食事中、失礼しました

 

新沼に到着です。

沼は静かで、誰もいません。

赤城山はその姿を見せず、逆さ赤城も出現していません。

 

隣の童沢貯水池はどうかな?

あれ、ミドリ沼が解消に向かってます。

カモさんがいっぱいです

あ、奥にアオサギさんです

本当にお久しぶりです。

ここは、東の新沼より、生活しやすい何かがあるのでしょう

 

 

 

新着記事です

宮鍋神社(みやなべじんじゃ)、数年前に訪問したことはありますけど、路上駐車で慌ただしい訪問でした。

今回改めて訪問です。

 

 

御霊神社の後、総社長尾氏の居城・蒼海城の本丸址を目指します。

スマホナビに従って歩きます。

どうも指示どおりに、行けません。

個人のお宅のようです

まあ、どうしてもと言うわけではないし、まあこの辺ということで退却です

 

 

殿小路公民館(いかにも蒼海城内の雰囲気です)脇の路地を、宮鍋神社に向かいます

 

 

 

ほどなく到着です。

 

まず、上野国府正庁推定復元図が目に入ります。

「上野国府正庁は、この宮鍋様の辺りにあったと推定されている。」とあります。

平将門が、新皇宣言をしたのは、この近くですね

このような建物の中で、新皇宣言をしたのですね

 

 

おや、鳥居の右前に道祖神と双体道祖神です

仲睦まじそうなお二人です

 

鳥居の左前にも、双体道祖神です

前回は路上駐車で慌ただしい訪問だったので、記憶にありません

 

 

側に、ひっそりと巨大な石碑です。

「上野国総社址」とあります

 

それでは、宮鍋様に、2礼2拍1礼で参拝です

小さいながらも微笑ましい社殿です。

 

 

後ろに由緒があります。

(長尾)忠房は国府を城郭かして蒼海城と称し、宮之辺の地より総社神社を現在地に移したようです。~(中略)~

次に、宮鍋は宮之辺が変化したのではなく、総社神社移転の跡地の東傍らの屋敷に鋳物を業とする人々が定住して、経津主神に鋳物師が崇敬する製鉄の神、金山昆吉神、金山昆?神を合祀して「宮鍋神社」と称したのであろうと思います。

 

総社神社は、元はここにあって、移転したのですね

 

 

目立たなく、石造物少しあります

大正4年の馬頭観音があります

大正の馬頭観音、初めてです。

合掌

 

 

それでは、総社神社にも行ってみなければなりません

数年前、初詣に行ったきりです。

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