黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

白柴タバサちゃんの奥沢東昌寺参拝記

2021-04-29 20:57:27 | 群馬県・旧勢多郡

雨の朝です。

みんなビンボー合羽でお散歩です

ひめちゃんと獅子丸は、元気に帰ってきました。

お部屋(サークル)に帰ってフキフキしてもらって、朝ご飯です。

今春二番目に、ひめちゃんちで開花したジャーマンアイリスです。

小柄で、古い品種だと思いますけど、雨にも負けず頑張ってます

 

 

 

ぼたん寺・龍真寺からの帰り、「そうだ、早川貯水池の方を廻って行こう

一級河川・早川は、早川貯水池から流れ出して、長い旅を続けて、利根川に合流します。

 

貯水池沿いの道を行くと、「東昌寺→」の看板です。

久しぶりに寄って行こうか

細い道を→の方に入ります。

折悪しく対向車、すれ違いが、きつかったです

 

まず、参道脇のこの方々にご挨拶です

こんにちは

一番目立つのは、やっぱりこの青面金剛かな?

邪鬼を踏みつけています。

下で、龍のできそこないの息子・ヒイキが支えています

 

まん丸おめめで、明るく支えています

 

さて境内に行きましょう。

 

ハイシニアのアタチとおじさんは、階段ではなく、脇の通路を上ります。

 

こじんまりした堂宇です。

青紅葉(あおもみじ)が冴えています

 

堂宇の右上に、歴代住職の墓標があります。

合掌

実は、ここは深沢郷(桐生市黒保根町)正円寺の隠居寺だったのだそうです

以前に、正円寺で直接聞きました。

ちょっと遠いようにも感じます。

でも、本来の足尾銅山街道は、現在の国道122号線より西を走り、瀬戸ヶ原で奥沢に向かえば、さほどの距離ではないそうです

現在の堂宇も、正円寺が手を入れたそうです。

 

ツツジと牡丹の花に囲まれた(?)本堂で参拝です。

合掌

 

本尊は子安観音です。

『ぐんまのお寺 天台宗Ⅰ』(上毛新聞社)によれば、

本尊と寺の創建について寺には次のような伝承がある。

「当寺の子安観音は大昔天智天皇の発願で刻まれた三体の観音像のうちの一体である。延暦年間(782~806)に坂上田村麻呂は征夷大将軍となって蝦夷を討つため軍を率いて奥州へと向かった。その折、田村麻呂は天智天皇の発願の三観音のうち一体をもらいこれを祀り戦勝を祈願して東征し蝦夷地を平定して帰京した。その後、八幡太郎義家が後三年の役で奥州への出兵にあたって、坂上田村麻呂が戦勝祈願した観音を護身仏として持参して戦った。戦乱を平定した義家は帰京するとき奥沢の地を通り休んだ。その折義家は護身仏の観音を奥沢の地に置いて行った。村人達は堂を建てて観音を祀った。義家の護身仏の観音が本尊の子安観音である。観音堂が当寺の始まりである。

八幡太郎義家の護身仏の観音が、本尊の子安観音なんですか

子安観音は秘仏で、60年に一度のご開帳と聞いたような気がします。

 

 

青紅葉の境内を散策です。

「南無阿弥陀仏」だね。

 

あれ、ジャーマンアイリスです。

ここは案外日当たりがいいのかな?

向こうに見えるおうちの前の道が、(旧大間々町)瀬戸ヶ原で足尾銅山街道と別れて来た道でしょう。

すれ違いも大変な狭い道ですけど、かつては幹線道路だったのでしょう。

 

何様かな?

タバちゃんは情報収集中です。

初めての場所だし、ちょっと山なのでイノシシとかの匂いもあるかも。

2鶏2猿が見えます。

青面金剛です。

 

こちらは蓮の花を持ってます。

聖観音かな?

 

西の奥に、石宮です。

今回初めて気がつきました。

弁財天です。

廻りに水がたまるように設置されています。

弁天さまには、水が必要ですものね。

 

 

さて、帰りましょう。

ハイシニアのタバサねーちゃんも、帰りは階段を降りてみます。

一段ずつゆっくり降ります。

無事地上に着地です

 

 

御朱印は、以前に本寺の正円寺でいただいてあります。

八幡太郎義家の子安観音、ご開帳は大分先のようです。

 

 

今回は、後ろ姿ばかりで失礼しました。

でも、アタチは前向きに生きています。

今後もよろしくお願いします。

 

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続・白柴タバサちゃんのぼたん寺龍真寺参拝記

2021-04-28 19:34:15 | 群馬県・旧勢多郡

今朝、ひめちゃんと獅子丸は、いつもより少し早めにお散歩に出ました。

むむ、見知らぬ黒柴がやってくる

獅子丸は、気にしていません。

女の子かな?

出会う手前で、その子は曲がって行ってしまいました。

穏やかな朝でした

 

 

(4月26日、桐生市新里町新川)龍真寺、散策続けます

 

本堂は閉まってます。

本堂の西側を歩いてみます。

 

如意輪観音と子育て地蔵です。

牡丹とのコラボ、いい感じです

 

その後ろにも、お地蔵様です。

水子地蔵のようです。

薄い色の牡丹が、似合います。

 

 

西の方に、古い石造物が集められています。

一番前には、双体道祖神かな?

いえ、童子・童女の文字が見えます。

男女の双子の墓碑です

子育地蔵の活躍が必要だったのですね。

合掌

 

 

赤城山が見えます。

堀之内から見える赤城山と、ちょっと角度が違う姿です。

 

 

山門に戻りながら、小さなお堂です。

何様かな?

 

すぐ後ろには、黄色い牡丹です。

元気をもらいました

 

 

延命地蔵もおいでです。

白いツツジが似合います

合掌

寿命延びるかな?

 

 

ふと振り返ると、本堂が開いてます。

お参りしていきましょう。

合掌

さりげなく飾られた牡丹、いいですね

 

 

出口近くのこのお堂、秋葉大明神でした。

火防は、切なる願いですものね。

こちらは、2礼2拍1礼です。

 

 

駐車場の入り口の牡丹も確認です。

無事カエルとコラボですね

いい風景です。

グラデーションの牡丹、とってもきれいです

 

花びらの少ない牡丹もあります。

それなりにいいものです

 

 

駐車場には、十二支別の守護仏がおいでです。

 

おじさんは、手がいっぱいの千手観音が気に入ったみたいです。

アタチはどなたでもいいよ

 

平日の午前中なのに、駐車場がいっぱいになってきました

みんなお花見大好きなんだね

さあ、ひめちゃんたちが待ってるから帰りましょう

 

 

 

 

 

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白柴タバサちゃんのぼたん寺・龍真寺参拝記

2021-04-27 14:42:59 | 群馬県・旧勢多郡

ちょっと寒い朝でした。

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出て、天神田(字天神の田んぼ)を歩いてきました。

浅間山の頂には、雪が見えます

今朝は寒かったの納得です

 

 

 

最近、龍真寺(桐生市新里町新川)の前を通ると、何人も境内に入っていく人影を見ます。

牡丹祭りとも、牡丹が咲いていますとも、看板はでませんけれど、牡丹の花咲く季節です。

昨日(4月26日)に、タバサねーちゃんと出かけてみました。

 

お出掛け大好きのタバサねーちゃんは、笑顔です

山門前には、鶏亀地蔵(けいきじぞう)です。

桐生市HPによると、

地蔵菩薩を建立したとき、悪疫が退散し付近の鶏が大声で鳴き、亀が象の側にきたとの説もあります。

少し東に早川が流れます。

亀は早川から上ってきたかな?

 

鶏亀地蔵の脇が本来の山門ですね。

今回はこちらから入ってみます。

 

右手に鐘楼堂です。

もしかしたら、かやぶき屋根をトタンで覆って保護してる?

牡丹が咲いてます

きれいだね、タバちゃん

あれ、タバちゃんは情報収集中です。

さすが牡丹寺、花が大きいです

 

早くいこうよ

タバちゃんは、順路→に随って東の方に行きます。

 

わあ、きれい

 

笠の下の箱入り娘も、少し恥じらいを残した風情で、きれいです

 

さりげなく、鶏。

鶏亀地蔵とのコラボかな?

 

また、笠の下の箱入り娘です。

ちょっと変わった種類です。

きれいです

笠の外の黒牡丹も、いい雰囲気です

 

みんな、きれいだね

 

白牡丹だけど、花びら多そうです

 

ちょっと和ではなく、洋の雰囲気です。

 

いわゆる赤です。

この色は最近余り見ることがなくなりました。

懐かしい赤です。

 

絞りの花です。

絞りがはっきり出てます

 

黄色い牡丹です。

優しそうな雰囲気です

 

さりげなく牡丹に囲まれた灯籠です

いい雰囲気です。

牡丹もあじわい深そうな色合いです

 

青紅葉(あおもみじ)もきれいです

紅葉の季節もいいかな?

 

こちらも、さりげなく灯籠と牡丹のコラボです

 

あれ、何だろう

小鳥の水飲み場かな?

 

 

 

(つづく)

 

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花盛りの白井城・後編

2021-04-26 15:18:45 | 北毛紀行

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ます。

やっぱり道草のきょうだいです

アブラナが本当に好きなきょうだいです

 

岩神沼に到着です。

おや、向こうの芦原にシラサギがいます

突然飛び立ちます。

シラサギって、こんなのもクチバシが長いんだ

沼西のおうちの屋根に、上手に停まってます

 

 

 

白井宿の案内図で、場所を確認です。

神明宮は、グリーンベルトの左3分の1くらいの所にあります、

斜め後ろの方に、城山不動尊があります。

帰りは、城山不動尊の所を、白井宿に下ります。

 

 

(4月9日)静かな神明宮です。

2礼2拍1礼で参拝です。

 

白井宿方面を望みます。

八重桜が見えます。

万葉歌碑の辺りから上ると、ここに来るようです。

 

境内の散策です。

まだ、椿の季節です

 

さて、本丸の方に戻りましょう。

 

うっそうとした三日月堀の空間を抜けます。

 

出口の土塁上に咲いている桜です。

白井城の一番人目に触れる桜かもしれません

 

本丸址の南に石造物が見えます。

手すりはありがたい

土塁の向こうは、笹郭とあります。

 

さて、帰りましょう

さっきは通過してしまいましたけど、北郭です。

榛名山が雄大です

 

北側に石段があります。

白井宿の案内図だと、城山不動尊です。

桜の季節は過ぎ去ろうとしていますけど、椿はまだ残っています

ドラをならさずに、合掌

 

境内の散策です

 

如意輪観音と何様?

お首が変です

 

こちらもお首が変です

 

宝篋印塔があります。

まだまだ、椿が咲きそうです

 

見下ろすと、葉桜の晩春の風景です

 

ここは、こんなに榛名山に近い所だったのですね

ジャアーマンアイリスが成長しています。

季節が移ろうとしています

 

本丸址の歌碑に詠まれていた冬牡丹(関東管領上杉顕正の兄・上杉定昌)は、長享元年(1487)閏11月、古河公方方の足利勘農城を攻撃しました。

長享の乱の勃発です。

 

軍勢が行進していった道は、もしかしたら、これから帰る道と重なるかも知れません

葛塚城堀之内の、ひめちゃんちに帰ります。

葛塚城のあたりは、白井城と足利勘農城のちょうど中間になります

軍勢が一休みしていったかも知れません

 

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花盛りの白井城・前編

2021-04-24 15:10:08 | 北毛紀行

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出て、諏訪神社の向こうの高台を歩いてきました。

さっき首を突っ込んだ、アブラナの花びら付きの獅子くんです。

月田の小学校は、右上に見えますけど(白い建物)、浅間山は見えません。

 

赤城山は、やさしくその姿を見せています

行く手の大きな木は、桑です。

花芽がいっぱいです。

ドドメ、採れるかな?

 

帰りに、神社の前で、矢車草・獅子くんです。

今朝は、獅子くんが主役になっちゃいました

こういう日もあります。

 

 

 

(4月9日)白井宿の北向き地蔵尊石堂裏を、上ってきました。

白井宿は、一方通行ですけど、車も通行できます。

白井城に到着です

何年ぶりだろう?

 

振り返って見えるのは、子持山かな?

かつては、そこの前の畑も城内だったようです。

 

このシンボルツリーは、何の木かな?

説明板があります。

白井城は利根川と吾妻川の合流地点に突きだした台地の先端に自然の要害を利用して築かれた城である。全体が三角形に近い構造で、城の中心である本丸は吾妻川沿いにあって西側は断崖絶壁に面しおり、それ以外の方向は高さ3~4mの土塁に囲まれている。北側には枡形門があり、太田道灌が指導したとの伝承が残る石垣が現存する。

 

さっき、入ってきたところが枡形門、石垣も残ってました

 

 

ここが本丸です。

あるのは万里集九の漢詩です。

戦国時代には、外交手腕を持った旅する僧侶が結構いたのですね。

白井宿にも、堯恵の歌碑がありました。

文学的才能をもった旅する僧は、歓迎されたのでしょう

 

 

桜は期待していませんでしたけど、まだまだきれいです

まだ花盛りの白井城です

 

桜に誘われて、本丸の土塁を歩きます

枡形門の近くまで、戻りました。

 

白井城の桜は、真っ盛りはちょっと過ぎていますけど、まだまだ花盛りです

 

 

三日月堀を通って、神明宮の方に行きます。

かなり鬱蒼とした空間です。

その空間を抜けると、明るくなってきました。

 

三日月堀を抜けると、帯郭です。

郭(曲輪)と郭(曲輪)をつなぐ役割をしていた、大事な所ですね。

この間、初めて山上城の帯曲輪を歩いて、やっと認識したました

 

 

案内表示もあります。

帯郭を北の方・神明宮の方に歩きます。

道ばたに、さりげなくミニ地蔵です

帯郭が続きます。

山上城なんぞより、ずーっと長い帯郭です

前回来た時は、ここら辺で木を切っているおじさんがいました。

通りやすく整備してくれたようです。

 

 

神明宮に到着です

 

(つづく)

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