黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

初めての箱島湧水(木部姫伝説 1 )

2021-09-03 21:05:27 | 木部姫伝説

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出ます。

あれ、黄色い帽子の集団だ

以前よりバラバラですけど、小学生が黄色い帽子をかぶって同じ時間に登校です。

急遽、天神田(字天神の田んぼ)に避難です。

早く行っちゃってくんないかな

 

今日は天神田を歩きましょう。

あれ、白い頭が見えます

サギさん、今朝はこっちにいたんだ

彼(?)は、まもなく山上城の方に飛び去っていきました。

サギさんに逢えてよかったね

 

 

 

 

木部姫の伝説が、箱島湧水(はこしまゆうすい、吾妻郡東吾妻町)にもあるということです。

箱島湧水は、吾妻川の南を走る県道35号線に、入口の大きな表示があります。

実はこの県道35号線は、よく通る道です。

昔々、ひめちゃんちのおとうさんは、吾妻川北の中之条町民だったことがあるのです。

そんな関係で、時たま吾妻方面は出かけます。

箱島湧水の表示も何度も見ていますけど、矢印の方向に行こうとは思いませんでした。

でも、今回は行ってみよう

 

矢印方向に折れると、古い古い「名水認定書」です。

昭和46年に「名水百選」に認定されたんですか

知りませんでした

 

「日本名水百選 箱島不動尊入口」の表示です

心細い道を進みます。

「行き止まりかな?」と悩んでいると、草刈りをしていたおじさんが手招きして駐車場を教えてくれます。

ありがとうございます。

無事湧水の駐車場に到着できました。

 

何台か車があります

案内板もあります

箱島不動尊のお堂脇にある、樹齢400年ないし500年とも言われる町の天然記念物「箱島不動の大杉」。その根元からこんこんと湧き出る湧水は、日量約3万トンもの豊富な湧出量を誇り、榛名湖の水が湧出するものと伝えられています。

これにまつわる伝説として、湖より流れ着いたという、木製の位牌が不動堂の中に納められています。

 

では、行ってみましょう。

矢印に従って進んではみたけれど、なかなか辿り着きません。

やっと見えてきました。

湧水を利用して、箱島水力発電所ができて、初めてこの辺りに電灯がともったんですね

 

わあー、こんこんと流れてる

 

ンスの向こうの水源に辿り着きました。

あそこが水源です

ここで湧水が汲めます

ペットボトルを持ってきて汲んでいる人もいます。

ひめちゃんちも、もちろん大きなペットボトル2本持ってきました

 

この杉の根元から、こんこんと湧水が湧き出ているのです

石仏の皆さんに、合掌

 

「湧水の怪」の説明板、石段脇にありました

木部官内少輔の北の方が、原町の善導寺にいる息子に会いに来て満足し、榛名湖に入水して果て、大蛇になったんですね

その供養の為に、榛名湖に投げ入れた位牌がこの湧水から出たんですね

 

さあ、階段を登って、不動堂に参拝です

 

(つづく)

 

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木部氏館跡の心洞寺(木部姫伝説)

2021-08-31 20:26:44 | 木部姫伝説

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ます。

獅子くん、ハンターに変身です。

猫はスタコラサッサ、去りました。

無念じゃ、おかあさんがリードを放してくれないからだよ

 

獅子丸は、新沼&童沢貯水池まで行きたかったようです。

でも、ひめちゃんが、どうしても高縄の集会所を廻って帰ると主張します。

集会所の脇を帰ります。

ここらへんの田んぼは、種籾の採種ほの住所は「山上久留美田(くるみだ)」です。

画面左の木々の中に、蕨沢川最初の橋、久留美田橋があります。

 

おや、田んぼの中に、白い頭が見えます

静かに進みます。

ご飯見つかったかな?

アタチの勘、冴えてたでしょ

サギさんに逢えてよかったね

 

 

 

8月18日、金井沢碑からの帰り、高崎市木部町を通ります。

木部町には、木部城址&木部氏館跡(心洞寺)があります。

寄ってみましょう

 

この堀之内の表示が木部城址だそうです。

確かに、お城の中心は堀之内です。

ひめちゃんちも、葛塚城堀之内です

 

 

ほどなく、木部城主之廟所という心洞寺に到着です。

曹洞宗なのですね。

 

 

山門があり、その奥にも朱色の楼門があります。

 

 

山門をくぐるとすぐに、木部城主之廟入口→です。

説明板もあります。

寺の境内は木部氏の館跡で、山門を中心に東西に石垣と土居の一部が残っています。左手奥の大ケヤキの根本に廟所が建立されており、五輪塔は範虎の墓といわれます。~(中略)~範虎の内室は箕輪城主長野業政の娘で、武田氏に攻め込まれた際に榛名湖で入水し龍に化身となった「木部姫伝説」の主人公(戒名龍體院殿天性證真大姉)です。

 

箕輪(みのわ)城主の娘が奥方だったのですね

奥方は榛名湖に入水して龍になったんですか

実名は伝わらず、木部姫とよばれているんですね。

 

大きなケヤキの下に、廟所です。

 

合掌

 

 

さて、楼門を通過しましょう。

あれ、天井絵です

龍です

木部姫が榛名湖に入水して龍になった話と関係ありそうです

古い説明板もあります。

文正元乙酉年(1465)木部駿河守範虎が菩提寺として建立したと伝えられている。その後正徳五年(1715)全院焼失、その際に山門は幸いにして災害を免れる。

やはり焼けたことがあるのですね

 

 

かなり古い六地蔵です

御利益ありそうです。

合掌

 

鐘楼堂もクラシックです。

 

 

落ち着いた本堂です。

合掌

赤いオガケをした水子を初めて見ました。

合掌

 

 

手水舎もいい雰囲気です。

 

 

境内どこからも、新幹線が見えそうです。

ここは、すぐ側を上越新幹線が通っているのです。

 

 

木部氏館跡の石垣と土居の一部を確認しながら帰ります。

榛名湖に入水して龍になったのは、箕輪城主長野業政の娘・木部姫だったのです

初めて知りました

 

 

 

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